旅行記



2016/05 福島

福島第一原発事故に伴う帰宅困難区域については、
事故以来長らく、一般人が通行することはできなかったが、
国道6号と常磐道については、特別通過制度というものができ、
通行許可証無しで誰でも通行することが先般可能となった。
このため、早速その様子を見に行ってきたものである。


自宅からはひらすた北関東道を東へ、友部JCTからは常磐道に入り、
ひらすら北を目指す。


常磐道が暫定2車線の区間になると、線量表示などが出てくる。
最大4.2μSv/hとのこと(年間換算で36.8mSv/年)。
常磐道を広野ICで降り、ここからは国道6号線を北上する。
やや人気が少ない以外はあまり違和感はない。


交通量はやや少ないか。



地震後そのまま放置されている車もあったり。



人気は少なく、営業している店舗もない。



こちらは富岡駅。
津波により壊滅したあと駅本屋は撤去された。
モニタリングポストがある。


ためしにガイガーカウンターで測ってみると、
モニタリングポストの数字とほぼ同じなので精度は問題なさそうだ。
しかし、水溜りなどは高い数値が出ている。
(写真では、0.14mレム/h≒1.2μSv/h=10.5mSv/年)
なお、私有地には絶対に立ち入らないことは厳守する必要がある。


夜ノ森駅。
東口は帰還困難区域ではないため立入できるが、
駅内および西口は帰還困難区域のため立入できない。
(写真では、0.28mレム/h≒2.4μSv/h=21mSv/年)


いよいよここから帰宅困難区域だ。



交通量は少ない。当たり前だが人はいない。
明らかに異質なヤバイ雰囲気が漂ってくる。


駐停車禁止のため停車して測定もできない。
というかそもそも停車できるような場所もない。
原発へは最大1kmくらいまで近づき、原子炉建屋なども確認できた。


集落に面するところはバリケードに覆われている。
モニタリングポストの線量を表示している。
ちなみに、以前の有志による計測では、
65μSv/h=570mSv/年を記録したものもあったとか。
ただし最近は除染も進み、半減期2年のセシウム134の放射性崩壊も進み、
そんなに酷い線量はでなくなってきたそうだ。
車内に置いた線量計では、4mレム/h≒3.2μSv/h=28mSv/年だった。


脇道はもちろん入れない。



帰還困難区域を抜けた。
帰還困難区域のすぐ近くにあるローソン。
夜間は滞在できない?ためか、7時〜19時の営業で日曜はやっていない。
品数はやや少ない感じもするが、普通に営業しており凄い。
作業員の買い物需要にかなり応えているようだ。


こちらは浪江駅。



場所により、よく水が集まるような場所を探すと、高い線量が出る。
(写真では、16mレム/h≒13μSv/h=114mSv/年)
さて、帰りも帰還困難区域を抜けて南へ。
富岡駅付近の踏切では線路の崩壊が進んでいた。


こちらは竜田駅。
ここより南の常磐線は既に運転を再開している。


さらに北の常磐線との代行バスもあるようだ。
さて、帰りも往路を戻る。

以上、無事に帰還、総費用7k。