旅行記



2016/02 武尊山

武尊山は群馬県にある2,158mの山である。100名山選定。
夏はアクセスは不便で、公共交通機関では日帰り不可だが、
川場スキー場が営業中は、
ゲレンデトップからのアクセスが可能で、
夏と比べて大幅に所要時間が短縮される。
加えて、川場スキー場の送迎バスが利用可能なため、
これだけ奥地の冬山にも関わらず、
東京発でも公共交通機関日帰りが可能だ。
このため武尊山は4回目、うち3回が冬季である。

難点は、累積標高差420m、往復3時間と行程が短すぎ、
全然運動した気にならないことだが、
降雪後の平日ならそこそこラッセルが楽しめるだろう。
しかし、あまりラッセルだと頂上まで到達できないから、
なかなかバランスが難しいが、昨夜の降雪30cmとのことで、
まあほどほどにラッセルが楽しめそうだ。
天気予報によると等圧線が東西に寝た形の冬型のため、
あまり雪雲は流れ込まず、9時〜13時の間だけ好天になる。

そんなわけで早速行ってみたものだ。


高崎駅から電車で沼田駅へ。
沼田駅からは谷川岳連峰が見える。
沼田駅からはスキー場の送迎バスに乗る。
若い人が多いため時間遵守感覚が少なく、結局7分遅れの0907に出発。
路線バスなら無慈悲に定刻で出発する(公共交通機関なので当然だ)。
なお、川場スキー場の送迎バスは、近い順に、
田園プラザ川場、沼田駅、上毛高原駅、池袋駅から出ていていずれも無料。
公共交通機関派にはかなり便利。


インフォメーションによると、ゲレンデトップで朝の時点では、
気温マイナス9℃、風速0m/s、積雪2.0mとのこと。
また、今シーズンからカード式のリフト券になった。
保証金500円が必要だがタッチでOKなので便利だ。
また、登山者に便利な4回回数券が設定されている。
といっても、1回あたりの値段は同じ450円だ。
8階の100円コインロッカーに不要な荷物を入れる。


リフト券1800円を買い、
リフトを2本乗り継ぎゲレンデトップを目指す。
左のリフトに乗り、次も左のリフトに乗ればよい。
川場スキー場は若者が多くて賑わっている。
特に平日なので大学生と思われるボーダーパーティや、
地元のハイエンドスキーヤーのオッサンなどが多い。


剣が峰〜沖武尊〜中ノ岳が見える。
途中、戦闘機が轟音をたてて2機飛んでいった。
いつもの米軍F/A-18あたりだな。


では、ゲレンデトップから早速歩き始める。



トレースは意外とある。ラッセル祭りを期待したのに残念。



剣ヶ峰山はナイフリッジになっており要注意だ。
落っこちるとかなり下まで落ちそうだ。
先週末の異常高温による降雨で根雪がかなり硬くなっていて、
その上に新雪が20cmくらい積もっている。
このためアイゼン(10本以上)・ピッケルが必要だ。
スノーシューでは根雪に食い込まない。
雪質はかなり危険な状況なので要注意のこと。
スキー場でも、アイゼンピッケルを持ってますか?
と登山者全員に聞き込みをしていたくらいだ。
もっとも普通は、ピッケル無しで来る人は居ないだろう。


剣ヶ峰へ。
かっこいい。正面には山頂だ。






これから山頂に向かう稜線。
意外とアップダウンがある。


まだブッシュが出ているところがあり、歩きにくい。



山頂へ。
厳冬期の武尊山に登頂!
相変わらず山頂標識に書いてある
「HOTAKASAN SANTYOU」の意味がよくわからんな。
以前来たときよりもたいぶ雪が少ない。
前回は、標識がかなり埋まっていたのだが。


もちろんこいつも持参だ。
雪山+ピッケル+山頂標識でかっこよく撮れた。


ピッケル持参が基本だな。



記念撮影もしておくか。
雪山だと常にレインフェア上下を着ているためどんどんへたる。
とはいえ防水性・透湿性に優れた山ウェアだと高い。


モンスターもモリモリ成長中だな。



谷川連峰がかっこいい。



1等三角点。
近隣の一等三角点は、巻機山や赤城山地蔵岳なので、
これらと併せて一等三角網を形成している。


360度展望写真。




高級品は山に持って行って食べるのがオススメだな。



山頂も広くなっていて休憩に適するな。



山頂から東に100mほどのところに、ヤマトタケル像がある。
トレースもなく深いラッセルをして到着。


では、山頂で1時間くらい休憩し、
最後尾になったので下山する。
結局、今日は頂上到着は9人か。


ゲレンデトップに戻ってきた。
リフトの下りに乗って下山。
相変わらず、すれ違うスキーヤーの視線が痛い。
恥ずかしがり屋の人はサングラスが必要だな。


14時発の川場田園プラザ行きの送迎バスで川場田園プラザへ。
そこからは40分の乗り継ぎで沼田行きの路線バスに乗れる。


沼田駅へ。



沼田駅からは谷川岳も見える。
川場田園プラザはかなり大規模な道の駅だったので、
酒屋もあったのでおみやげに酒を買った。
なお、「谷川岳」や「武尊」など山の名前の日本酒もある。

10:17 ゲレンデトップから出発
11:24 武尊山頂上
12:30 下山開始
13:25 ゲレンデトップに到着

以上、無事に帰還。総費用7k。