旅行記



2016/02 谷川岳

谷川岳は群馬県と新潟県の上越国境にある1977mの山である。
厳冬期は冬型気圧配置の出現率が高く、ほとんど晴れない。

しかし、ちょうど天気が悪くなる前日に晴れそうな状況だったので、
GPV天気予報を注視しつつ準備を整えた。
当日朝0530発表のGPV天気予報を確認したところ、
13時まで雲量40%、14時以降雲量100%との予報であったため決行。
厳冬期の谷川岳に行ってきたものである。


高崎駅から上越線電車に乗る。
国鉄型電車の天国だな、ここは。


そこそこ山屋がいる。



普段なら土合駅まで行きそこから歩くところだが、
今回はGPV天気予報で天候悪化が予想されているため、
水上駅からバスで谷川岳ロープウェイまで。(300円で10分早く到着可能)


ロープウェイで上がるとなかなかの青空となっている。



まぶしいので当然サングラスが必要だ。
ISO100、1/2000sec、F5くらいになる。


途中、熊穴沢の頭のあたりで切れ落ちているところがあり要注意。
気温が高いためかあちこち雪崩ており、ときおり音もする。


熊穴沢避難小屋は屋根まで埋まっているが、
誰かが玄関を掘り出していた。
体積的には1トンくらいの雪を掻きだす必要があり重労働だな。


登っていくと西風が強い。
といっても厳冬期としてはかなり穏やかなほうだろう。
長袖1枚で登っていく。
肩の小屋手前の急斜面は雪が締まっていて、
ピッケルがあるほうが安心だな。(使っていない人も多いが)


肩の小屋。
いつのまにか先頭になっていた。
前日のトレースが残っていて特にラッセルは必要なかった。


かっこいい。



トマの耳。



赤城山の裾野を避けて利根川沿いに市街地が出来ている。
関越道が右岸側を通っていてかっこいい。
JR上越線はわかりにくいが左岸側にある。
理論上だが自宅も見える。


では山頂にいこう。
マチガ沢本谷には3本の正弦波のシュプールが残っている。
崖にダイブするときにはかなり勇気が必要だそうだ。
当然、スノーボードで空中を滑空するような状態になる。


で、厳冬期の谷川岳の頂上に到着。



もちろん、こいつも持参だ。



かっこいい。
東尾根から登ってきているエキスパートパーティが居て凄い。
(写真には写っていない。)
東尾根は無雪期でこそバリルート入門だが、積雪期は超難しい。


360度の展望写真。
あちこちの山が見える。


越後側に落ちないように注意。
四阿山〜草津白根山〜苗場の稜線が見えている。
(四阿山の山頂は雲の中になっているが。)


他の登山者が追いついてきたので撮影をお願いする。



徒歩5分の奥の院へ。
雪が一部硬く、ピッケルがないと越後側に落ちる恐れがあるため、
ザックを置いてピッケルのみで歩く。


トマ〜オキ間の稜線は、何故かトレースが普段よりも上州側についている。
このため写真のように、雪庇崩壊ラインからギリギリで要注意。
トレースの中でもできるだけ越後側を歩くのがよい。


だいぶ長時間、山頂でゆっくりした(2時間半以上)。
肩の小屋で準備を整え、下山開始。


帰りはどんどん下ることができる。
帰りは熊穴沢の頭を巻くようなトレースがついていたが、
巻き道に入ったところ上部からブロック雪崩の形跡があった。
非常に危険のため、巻かずに尾根筋を忠実に通行すべし。


あっというまにロープウェイ駅へ。
スキーヤーで賑わっている。


下山後30分以内にプロテインを補給するのが良いのだそうだ。
といっても僅か(蛋白質10g)では効果は知れず。
天神平では5℃、積雪185cmだったのか。普段よりは少ないな。


帰りは土合駅まで歩いていく。



土合駅からは電車に乗り、帰還する。

2月の谷川岳に登れて大満足。

登り 0917天神平駅 → 1050オキの耳 所要1:33 CT2:30(62%)
下り 1340肩の小屋 → 1435天神平駅 所要0:55 CT1:30(61%)

以上、無事に帰還。総費用 8k。


おまけ

宝登山

宝登山は、埼玉県にある497mの山である。
今日は午前中に予定があったことから、
午後から登れる山である宝登山に行ったものだ。


野上駅からスタート。



2月としては猛烈に気温が高く、半袖1枚でも汗だくになる。



そろそろスギ花粉を感じる。
スギ花粉のシーズンは屋外作業に支障を感じるレベルなので、
2月後半〜4月頭はどこかに避難したいところだ(沖縄とか)。


山頂に到着。



蝋梅が満開でなかなか綺麗だ。
このためかなり賑わっている。


秩父の山々もよく見える。



下りは長瀞駅に降りる。
ロープウェイ山頂駅→山麓駅間では徒歩18分だったので、
待ち時間等を考慮するとロープウェイ使用は微妙だな。
山頂→長瀞駅では40分ほどだ。

以上、無事に帰還。総費用3k。(本稿の合計では11k)