旅行記
2015/12 那須岳
那須岳は、栃木県/福島県境にある山である。100名山選定。
一般的に那須岳というと、主峰の茶臼岳(1,915m)だが、
最高峰の三本槍岳(1,917m)も那須岳に含まれる。
茶臼岳は年2回くらいは登っているところだが、
三本槍岳は6年前に行ったことがあったのみでそれ以来だったため、
早速行ってみたものだ。
那須岳は通常の強さの冬型では雲に包まれず、晴天率は高いが、
冬型だと強烈な風になるため晴れていても登れない。
このため高気圧に覆われる日を狙って行ってみたものだ。
更にちょうど、帰りは東北線沿いに用事があったため好都合。
那須岳はお手軽なイメージだが、冬の場合は多少行程は長くなる。
茶臼岳のみに登る場合でも、1260mから1915mまで650mほど登るし、
三本槍岳も含めて周回すると累積標高差は1050m程度になる。

早朝の大宮駅。


普通電車を乗り継いで黒磯へ。
新幹線を使えばもう少し速いため、
普通列車が遅れた場合には新幹線に乗り換える。
バスは1日2本のため乗り遅れると登山できない。


黒磯駅からバスに乗る。
2000円で2240円の回数券が売っているため使うと少し安くなる。

大丸温泉。
バス・自家用車は12月〜3月はここまでしか入らない。
バス内で準備を整え、ここから歩き始める。

しばらくは車道沿いの登山道を上がる。
車道には轍だけに雪が残っているが、
これは降雪後、車が通過するとそこだけ圧雪され、
その後圧雪された部分以外の雪が風で飛ばされるとこうなる。

コースタイム40分、標高差200mを歩いて、やっと登山口まで。
登山口の鳥居だけを迂回するトレースが1人分ついていたが理由は不明。

すぐに森林限界を超える。
那須岳は眺めが良いので大変面白い。

峰の茶屋避難小屋。

登っていくとロープウェイ駅や駐車場が見える。

三角点。
茶臼岳頂上から少し離れた場所にあるため注意。

茶臼岳頂上。

気温はマイナス4℃と暖かい。
このためまだ手袋は軍手でOK(もちろんグローブも持参している)。

うむ。

ガスが上がっているが、これは火山ガスだ。

暖かくて余裕だな。
もちろん、防寒装備は、レインウェア・ジャケット・ダウン+ツェルトがあり、
避難小屋の中なら1晩を十分越せそうだ(寝れないだろうが)。

360度パノラマ写真(横1600pix)
いい天気。
関東側は乾いた大地なのに、会津側は完全に雪山になってい。

茶臼岳頂上のお鉢を回る。
完全に冬山だな。

峰の茶屋〜朝日岳のトラバースは要注意。
そろそろトラバース路が雪で埋まり、滑落と雪崩の危険があり、
これ以上増えると尾根沿いの冬道を通らないといけない。

朝日岳から先は特に危険箇所はない。

なだらかな山容だ。
しかし、積雪で登山道が30cmほど高くなっていて、
ブッシュがちょうど上半身の位置に来るため大変歩きにくい。

三本槍岳。

頂上は広くなっているが僕だけ。

会津の山々は真っ白に。
奥に見える平地の街は、会津田島などだ。
あそこまで浅草から直通の快速電車があるんだから凄い。
まあ黒磯から熱海までもあるが・・・。

富士山が見える。
距離は230kmとこれまで見た中では最遠記録。
なお白馬や剣岳からも見たことがあるがこれは180km程度と意外と近い。

北には猪苗代湖が見える。
手前に見えるのは郡山市の風力発電所(出力6万kW)だ。
360度パノラマ写真(横1600pix)
完全に雪山だな。

三角点。

うむ。
時間もないため10分ほどの休憩で戻る。
もう13時だとあと3時間ちょっとで日没で、完全に夕方の雰囲気。

では往路を戻る。
振り返ると三本槍岳が見える。

峰の茶屋避難小屋はなかなか快適そうだが、
想定火口域内にある小屋に泊まる気にはなれないな。

大丸温泉に戻ってきた。
結構ギリギリの10分前に到着。
まあ間に合わなかったら1時間車道を歩いて下ると那須湯元で、
そこなら毎時1本はバスがあるため安心だ。
結局アイゼンは使わなかったがギリギリで、
これ以上はアイゼンピッケルの世界だ。


大丸温泉には野良猫が。
バスで黒磯駅まで下る。

黒磯駅からは一気に快速電車で東京まで行くことができる。


郊外の電車は人も少なく、なかなか快適。

西那須野駅付近では、新幹線と平行していて、
ちょうどE2系やまびこ+E3系つばさに275km/h程度で追い抜かれる。
新幹線は圧倒的な速度だ。
以上、無事に帰還。総費用 9k。