旅行記



2015/12 両神山

両神山は埼玉県にある1,723mの山である。百名山選定。
これまでメインとなる日向大谷(ひなたおおや)ルート、
鎖場ばかりの八丁峠ルートから登ったことがあったが、
白井差(しろいさす)ルートからは登ったことがなかったため、
早速行ってみたものである。

今回は、自家用車の間合い運用で、昼までに帰宅するため、
早めに登って早めに降りてくる午前中のお手軽登山とした。

なお、白井差ルートは往復4時間20分と最速コースで、
標高差も少なく安全で、もっとも初心者向けなのだが、
バス便がないため自家用車のみのアクセスになるほか、
地主により入山料の徴収と事前予約の定員制となっている。
なお、地主は小鹿野町の元議員であり、大地主だそうだ。

基本的な注意点は、
・事前予約が必要(可能なら3〜7日くらい前までに)
・予約の電話は夜21時くらいまで
・事情によりキャンセルの場合は当日でも電話すること
・環境保護の観点から定員制
・日帰りピストンのみ
・環境整備料1000円が必要
・登山道に積雪があった場合は入山不可
・このため営業期間は4月〜12月前半くらいまで

なお、登山道は地主が大変よく整備してくれているらしく、
頭が下がる思いで、尊敬かつ非常に感謝するところ。
だが、登山道を整備・管理し、かつ料金を徴収すると、
管理責任が発生することになる。
下手すればコケた登山者を原告として、
数千万単位の損害賠償の訴訟を提起されかねず、
非常に危険な予感もする。
注意書きには「危険な場所と認識し自己責任で」とあり、
例えば気象が原因で遭難した場合には免責になるが、
登山道施設の管理に瑕疵があった場合に、
これの記述を以って民事裁判で免責になるとは思えない。
このため例えば他の登山道のように埼玉県に管理させ、
入山料1000円は駐車料金1000円とすれば、
責任は発生しないためオススメの方法だろう(??)。
詳細は弁護士と相談だな。
もしくは、施設所有管理者賠償責任保険が加入可能か。
スキー場や遊園地などでも加入しているので、
山そのものでも可能だと思うが、
規模が大きいうえに危険度が高く、保険料は高そうだ。
よって、このような管理責任の観点から、
積雪期の入山は受け付けていないものと思われる。


手前4kmにはバス停がある。本数は少ない。
狭い県道を走行していく。
車載カメラのため水平が取れておらず斜めになっているのは仕様。


登山口。
登山口までの道路に雪や凍結はなく、ノーマルタイヤFFでOK。
受付をしてから登る。


日向大谷側と違って植林が少なく、落葉広葉樹が多いため冬は見晴しが良い。



かなり良く整備されているが、トラバースでは落ちないように注意。



どんどん登ると稜線が近づいてくる。



稜線に出た。
頂上まで0.2kmとあるためもう少しの場所に出る。


頂上。
結局登山道に雪はなかった。当然アイゼンも使わず。


三角点。タッチ!



もちろんこいつも持参だ。



意外と寒くないため余裕だな。



受付時にはこんな地図を渡される。



360度の展望だ。
冬型が強いため八ヶ岳は雲の中になっている。


武甲山〜大持山の稜線の先には、東京の摩天楼とスカイツリーが見える。



高崎方面の見晴しもよい。
赤城山は冬型が強くて雲の中になっている。


では1時間半ほど休憩したので下る。
往復4時間強のコースでは25Lザックで余裕だな。
水500mlだが出発前にちゃんと飲んでいけば余裕で足りる。


安全なルートのためすいすい下れて快適だ。



帰りも慎重に運転して帰る。
下山報告した際には、山バッチを貰える。
これだけで500円するし、日向大谷では駐車料金500円するため、
環境整備料1000円は極めて良心的だな。
また日向大谷ルートに比べて1時間以上(コースタイムでは1h40m)の短縮で、
車で行く際に利用するであろう寄居皆野バイパスの往復料金(620円)で
往復20分短縮と比べても、なかなか効果が大きい。
総合的には、事前に予約できるのであれば、非常にオススメルートだ。

昼過ぎには自宅に帰還し、自宅で昼飯をたべる。
午前中だけ時間が空いている際には大満足のプランだ。

登り 0712→0835 1h23m(CT2h30m 55%)
下り 1010→1107 0h57m(CT1h45m 54%)

以上、無事に帰還。総費用 5k。