旅行記



2015/08 富士山(その1)

富士山は、山梨県/静岡県にある3,776mの山である。日本最高峰。
あまりに暑いため、今年2回目の富士山に行ったものである。
今回は避暑を重視し、頂上で7時間程度過ごす計画だ。



新宿。
新宿から高速バスで一気に5合目を目指す。
休前日は夕方のバスが運休となるため、最終便は1710新宿発だ。
何日も前から満席であったため、早めの予約が肝心だ。
なお、何回かチェックしていると偶然キャンセルで空席が出て、
すかさず予約したところだ。
なお、実際のバスは、2人ドロンが居たため空席ありで運行。
補助席も使わせないし、営業上、少しもったいないもんである。


富士スバルライン5合目。
1940と少し遅れて到着。
持参した夕食を食べて、明日の天気予報をチェック、宿に入る。


朝4時15分起床、4時55分スタート。


5.2合目付近。
すぐに日の出となる。
下界は曇っていて一面の雲海となっている。


7合目付近。
どんどん登るが、標高が低い部分(それでも2000m台後半)は、
直射日光が当たるとなかなか暑い。
富士山に慣れると盛夏は低い山には行けないな。


8合目付近。
雲海に八ヶ岳や遠く北アルプスが見えている。
まあ、うちからだと富士山より北アのほうが近いかもわからん。。


8.5合目付近。
3500m程度になると空気が薄くなり出力が低下してくるが、
観光客は大変つらそうである。
くたばっている観光客を尻目に登る。


頂上の神社。



あとは頂上のお鉢を巡る。
長袖1枚でちょうどいい気候だ。


気温は11℃。
下界の猛暑が嘘のようだが、富士山にしては暖かい。
通常、下界はこれの+25℃あるため、下界は36℃か。


天気もよく、人も多いな。



空が青いのが凄い。



あとは日本最高地点の剣ヶ峰へ。



山頂標識。




こいつも持参。
山にもっていきまくってるためだんだんボロボロに。


水1.8Lを持参したが予想外に暑かったため微妙に不足。
食料も計2000kcalでは微妙に不足だったな。
というのも、単純に山頂往復するだけなら問題ないが、
今日は山頂で7時間ぐだぐだする計画であるからだ。


風もなく、11℃で夏の日差しだと、昼寝には最適だな。



長袖1枚+レインウェアでちょうどいいくらいだ。



三角点。タッチ。
なお、三角点の横にある丸い石と砂は静岡県の海岸にあったものだとか。
(海抜0mから登山した際には、海岸の石を山頂に持ってくる伝統がある。)


高度17,000ft(5,200m)を旅客機が通過。
岩国基地から横田基地への部内便(アメリカ国内線扱い)だ。
羽田から離陸した西行きの便は富士山上空では
30,000ft(9,000m)くらいまで上昇しているため、
この高度を飛行機が通過するのはなかなか珍しい。



3700mの稜線歩きが富士登山のなかで一番楽しいな。
だいぶ雲がわいてきた。
剣ヶ峰で4時間半過ごして高所順応ができた。


3時半にもなり、吉田口頂上も人が減ってきた。
頂上の山小屋も店じまいの雰囲気となってくる。
遠くでは雷鳴が聞こえる。
気象庁のレーダー降水ナウキャストでは、
降水と雷の1時間先までのかなり正確な予報が出るため、
頻繁にウォッチし、1時間先までは雨にならないことを確認。
すぐ北には巨大なかなとこ雲が出来ている。


雷鳴がありさすがに不安なため、下山に掛かる。



1時間35分で5合目へ。
予報どおり、雨には降られなかった。


5合目からはバスに乗る。
誰かの忘れ物があったりで出発が12分遅れ、1812出発。
中央道では小仏トンネルの渋滞に捕まってしまったが、
延長11km、所要30分であった。


30分も渋滞につかまった割には、10分遅れの2035新宿着。
やはり高速バスは速く、多少渋滞していても途中で離脱しないほうが良いな。
まあ、電車だと新宿〜河口湖駅間で2時間40分くらい掛かるが、
高速バスだと新宿〜富士山5合目間で2時間25分とかなり速いからな。
その後はSSライン等で自宅まで帰る。

登り 0458→0849(3:51 CT5:55 65%)
下り 1535→1711(1:36 CT3:20 48%)

以上、無事に帰還、総費用11k。


2015/08 富士山(その2)

暑いため再度富士山である。
とはいえ、8月下旬にもなってくると下界の暑さも峠を越し、
3000m級では秋の雰囲気となってくる。
富士山にまともに公共交通機関で行けるのは8月一杯のため、
早速行ってみたものである。


新宿駅。
新宿から5合目直行の高速バスに乗る。
1710発→1935着の予定だ。
バスは15分ほど遅れてスバルライン5合目へ。
夕食をとり、早速宿に入る。


翌日。
朝3時起床、3時55分スタートで歩き始める。
夜寝ている間は風が強そうで木々が揺れる音があった。
この時期ではだいぶ日の出が遅くなり、まだほとんどまっくらだ。
とはいえ、真っ暗でも森林限界以上だと全然怖くない。



気温も下がってきて秋の気配。
6合目の登山指導センターは、昔は砂払い5合5勺と言われていた。
昔は5.5合目だったが切り上げられて6合目になったというわけだ。


7合目花小屋。
7合目くらいで明るくなってくる。
3時起きは寝不足でパワーがあがらない。小屋のベンチで10分ほど寝る。


日の出。
日の出を過ぎると、登山者が山小屋から次々に出発してくる。
たしかに、7合目くらいの小屋で寝て高所順応し、
日出後出発するのが妥当なスケジュールだな。


朝陽に照らされてだいぶ明るくなってきた。



風が強い。上部には傘雲が掛かっている。
ヤマテンでは、朝のうちだけという予報である。
ちなみにトイレは蓬莱館が和式でオススメである。
(洋式は便座での接触が衛生的に不安である。)


どんどん登る。
視程がよく、高山は完全に秋の雰囲気だな。


吉田口頂上に到着したので剣が峰を目指す。
いつの間にか傘雲はなくなっていた。
久々(3週間ぶり)の3000m台後半ということもあり、
睡眠不足もあって少し頭痛がしたので鎮痛薬イブプロフェンを投入。
薬が効いてきたあとは頭痛はなし。
高山病に鎮痛薬を使うと、高山病が進んだときに、
肺水腫などの重篤な症状がいきなり出てしまうため要注意だが、
4000m以下ならばそこまでいく事はないため基本的には問題ない。


気温は7℃と盛夏よりは低いな。
これからの時期はどんどん下がる予定だ。


剣が峰。
遠くからは戦車の砲撃音がする。
人によっては雷鳴に間違える。
富士総合火力演習のリハーサルだな。
今年は米軍のオスプレイがゲスト参加するんだそうだ。


三角点。
誰かの手により、なぜかオンダテが添えられているが、
国立公園内で勝手に伐採するのはなかなか重罪のため要注意だな。


もちろんこいつも持参。



7度で8月の日差しで無風だと、
長袖1枚+レインウェア1枚で十分だな。


頂上では1時間半ほど過ごす。



下山にかかる。
ブルドーザーがいる。
毎年200人位が人員輸送用ブルドーザー改造型(通称闇バス)で登頂してるとか。


富士山の下りは、どんどん下っていけて楽しいな。
砂利が厚い部分に狙って足を着地させ、またストックで制動をし、
位置エネルギーを吸収させるのがポイントだ。


あっというま(1時間半)に5合目に到着。
しばらく待ってバスに乗る。
水は1.7L持参で1.5L消費。
暑い時期でフルパワーだと2L以上消費するが涼しくなったな。


13時発のバスに乗る。
もちろん最前列を指定して見物だ。
寝ようと思ったらウェーイ系大学生がうるさくて眠れず。
帰りも早い時間ならば中央道の渋滞に捕まることもなく快適だ。
小仏トンネル、国立府中も渋滞なしで通過。
ちなみに小仏トンネルは新トンネルの掘削が国に認可されて着工された。
定刻よりも早く、1510新宿到着。


このあとは電車で秋葉へ。



ハンバーガー屋で友人と合流して夕飯に。
ハンバーガーは友人におごってもらう。ありがとうございました。
登山中は素早くエネルギーに転換される糖質(炭水化物)、
登山中の宿泊など大休憩時には膨大なエネルギー消費を補うための脂質、
登山後は筋肉を補修し増強するための蛋白質を摂るのが基本だな。

その後は友人の車で帰宅する。

登り 0355→0811(4:16 CT5:55 72%)
下り 1050→1224(1:34 CT3:20 47%)

以上無事に帰還。総費用11k(本稿の合計では22k)。