旅行記
2015/07 男体山
男体山は、栃木県の西っ端(2484)にある2,486mの山である。
以前は三角点の高さである2,484mが山の高さとされていたが、
三角点よりも標高が高い地点が山頂認定され、2,486mとなった。
開山期間は5月5日〜10月25日である。
今回、草津白根山などと迷ったのであるが、
平日のためまあり人が少ないルートはやめたいと考え、
人が多いであろう男体山に向かったものである。
男体山は二荒山神社から登る場合、標高差1200mの登りとなり、
富士登山の8割くらいであり、軽装の日帰り装備だから、
まあぼちぼちという運動量だ。
東武線などを乗り継いで東武日光駅を目指す。
朝一の東武線快速には間に合わないため、
朝2番目の快速(春日部0653)に乗る。
東武日光駅。
すでにここで標高540mあるんだな。冬は余裕で積雪する。
バスで50分ほどで二荒山神社へ。
途中、中禅寺湖BSで10分ほど停車するため、
ノートPCや本などをコインロッカーに預ける。
9時32分、受付をしてスタート。
標準的には7時間を要するため、
15時帰着が原則の農鳥小屋ルールに従えば、
8時以降の出発は、「山を舐めている」と言われても致し方ない。
どんどん登る。
ときおり心拍数を測る。
機関回転数80%以上はイエローゾーン、90%以上はレッドゾーンだ。
エンジンブロー防止、また脂肪燃焼のため、回転数の調整が必要だ。
車道は2ヶ所、ショートカットできる部分があるようだ。
樹間からは中禅寺湖が見える。
滑りやすいため下りでは要注意だな。
9時半と遅いスタートだったが、2合目で1パーティ、6合目で1パーティを追い抜く。
これで最後尾ではなくなったので一安心。
頂上まで最後尾であった場合、ただちに下山する必要がある。
9合目からは森林限界となる。
頂上近くになると中禅寺湖が雄大だな。
関東平野は高度800mで雲海になっており、筑波山の頭だけが見えていた。
三角点。
タッチ!
頂上からの眺めもかっこいい。
180度のパノラマだとこんな感じ。
見えている範囲だと日光白根山がもっとも高く、なかなか目立つ。
うむ。
F5まで絞ると被写界深度もかなり深くなる。
2/3センサーで12Mのため、理論上はF4より絞ると回折で解像が低下するが、
レンズの描画力等の問題もあり、もう少しだけ絞ったほうが良いだろう。
実際、PモードではF4〜F5くらいを維持しようとする。
気温は11℃と、7月の2400mの昼間にしては寒い。
まあ登るときは長袖1枚でも汗だくだ。
眺めを楽しんだら下山する。
一気に二荒山神社まで下山。
下山中には13時過ぎに5合目くらいで外国人パーティにすれ違ったが、
17時閉門ということを考えれば頂上まで達したかは微妙なところだな。
2分ほど待つとバスがやってきた。なかなか良いタイミングだ。
いったん中禅寺湖BSで5分ほど停車するため、
コインロッカーの荷物を忘れずに回収する。
すぐ近くに男体山が見えておりかっこいい。
帰りは特急スペーシアだ。
各駅停車か特急しかなく、特急はなかなか高いのが難点。
とはいえ、東武の特急は豪華で快適である。
半室ビュッフェもあり、昔の新幹線200系を思い出す(歳がバレる)。
平日の場合、混雑を避けるために、(車でも電車でも、)
朝ラッシュの前に行き、夕ラッシュの前に帰ってくるのが基本だな。
切符はこのように鉄道とバスがセットになった券を使うと便利だ。
登り 出発0932→到着1149(所要2:17、CT3:30、比率65%)
下り 出発1230→到着1359(所要1:29、CT2:20、比率64%)
以上、無事に帰還、総費用8k。
おまけ
鐘撞堂山
土日は天気が悪く、私用もあったためどこにも出かけなかったが、
暇だったので鐘撞堂山まで行ってきたものである。
谷津池から周回するCT1時間のルートはなかなかいい感じだな。
アジサイなども咲いており花の季節だ。
以上、無事に帰還。総費用1k。(上記との合計では9k)