旅行記
2015/05 谷川岳主脈縦走
谷川岳は群馬県と新潟県の上越国境にある1977mの山である。
谷川連峰はそこから国境沿いに東西へ延びており、
東に行くと谷川岳馬蹄形縦走コース(天神平からCT14:50)、
西に行くと谷川岳主脈縦走コース(天神平からCT12:50)となる。
ヤマレコでは7割が日帰りであるが、
その場合はマイカー利用か、土合ステーションホテルに前泊になる。
谷川岳主脈縦走コースは最初と最後を除けば全て森林限界以上で、
標高1,600〜2,000m程度の縦走とは思えない景色が広がる。
アルプスの2,600〜3,000mと遜色ないレベルだ。
谷川岳馬蹄形縦走コースは昨年9月に歩いたことがあったため、
今回、雪が消え、十分安全になったとのことで、暑くなる前にと、
1泊で谷川岳主脈縦走コースにチャレンジしたものである。

高崎から電車で水上へ。
今回のコースは水場が基本的にはないため、水4Lを持参。
このため、ザックの重量は16.6kgと、この時期としては非常に重い。

乗車券。

水上駅。
ここからバスに乗りロープウェイ駅へ。
ちなみに土合ステーションホテルには20人泊まったようだ。
ここに前泊すれば余裕で本コースの日帰りにチャレンジできる。

ロープウェイに乗ると一気に1300m。
涼しいといいたところだが非常に暑い。

歩き始める。奥には谷川岳が見える。
虫が多く、虫除けスプレーが必須だ。

暑いのでゆっくりと。

熊穴沢避難小屋を越えると森林限界となり更に暑くなってくる。

肩の小屋へ。

西方面を見る。目指す平標山ははるか先だ。

と、ここで戦闘機2機(米軍のF/A-18か?)が轟音とともに登場。
音が後ろから聞こえる感触がないため、音速の半分も出ていないか。
M0.5だと300kt(IAS)くらいか。

稜線ぎりぎりを掠めて通過していった。
民家がないため派手にやっていて、さながら航空ショーだな。
自衛隊に苦情の電話が入ってそうだ。

谷川岳の頂上。

こいつも持参。

360度の展望だ。

トマの耳がかっこいい。

長袖1枚で汗だくに。
なお、虫が多いため半袖はよろしくない。

肩の小屋がかっこいい。
泊まるにも良いロケーションだが、
コースタイム的に泊まるほどでもないんだよなあ。

で、谷川岳の主脈へ。
平標山へは12kmだ。

谷川岳がまだ近くに見える。(写真右上)

かっこいい。

オジカ沢の頭避難小屋。小さいが頑丈で心強い。
宿泊定員は3人といったところか。
テント・ツェルトは小屋の前に1張りといったところ。

笹原の稜線。まるで日本ではないようだ。

こちらは大障子避難小屋。
水場が往復25分かかるが、水場があるのが大きいため一番人気。
宿泊定員は7人くらいか。
テント・ツェルトは小屋の前に3〜4張りといったところ。

どんどん進む。

越路(こしじ)避難小屋。
テント・ツェルトは小屋の前に2張りといったところ。

宿泊定員は4人といったところ。
内部は水平のためオジカ沢よりも快適。

更に進む。夕方になってくるとガスってきた。

やっと本日の宿のエビス避難小屋に到着。
内部はかなり小さく、宿泊定員は2人。しかし頑丈で心強い。
190cm×190cmほどで3人用テントと同じ大きさだな。
テント・ツェルトは小屋の前に2張りといったところ。
なお、満員で小屋に入れない恐れもあるため、
ツェルトやテントが絶対に持参のこと。
僕もテントを持参しているがこのため2.2kg重くなっている。
特に土曜日の夜は混雑してトラブルが絶えないんだとか。

18時くらいにトレランナーの夫婦2名が来たものの走っていってしまった。
結局誰も来なかったため小屋に1人で夜を越す。
夜になると雨になってきた。
雨だとこの小屋に限らず雨漏りするためシュラフをぬらさないように要注意だな。
ツェルトをシュラフカバー代わりにするか、写真のビバークシートが良さそうだ。
天気予報では最低気温10℃とのことだったが小屋内は暖かく、
モンベル#3で汗ばむくらいに。とはいえ、朝はちょうどぬくぬく快眠だった。
しかし小屋で1人だとなかなか怖い。
深夜に変なやつが現れたらどうしようとか、
深夜に小屋内にヘビや虫(ムカデとか)が現れたらどうしようとか考えてしまう。
ちなみに茂倉岳避難小屋では小屋内にヘビが住みついて大騒ぎになったらしい。
なお、あまり関係ないが携帯の電波が通るのが心強い。
2日目

20時就寝、6時半起床。
朝起きるとガス・暴風雨(降水量2mmくらい)。
このためしばらく停滞し、8時15分、意を決してスタート。

仙ノ倉山。谷川連峰の最高峰。200名山指定。2026m。

平標山。

平標山からは階段が多い。
群馬県が設置しているだけあって至仏山のと同じ規格だな。

階段なのでどんどん下ることができる。
正面にかすかに平標山ノ家が。

平標山ノ家。

1泊2食付7500円、素泊まり4000円、避難小屋2000円、幕営500円など、
多様なニーズに応えられる、なかなか良い山小屋だな。

避難小屋でしばし休憩する。
水場もあり補給可能だ。このため今回は持参が4Lで済んだ。

平標山ノ家から下るが、数十人が登ってきていた。なかなか人気の山だな。

途中からは林道になる。

バス停まで下山。
バス停名は「平標登山口」だ。

バスで越後湯沢駅へ。
途中、かぐらスキー場の横を通過するが、スキー場がまだ営業していて驚く。

ちょうど在来線の電車があったので在来線で帰る。

上越国境を通る越後湯沢〜水上間もなかなか面白い路線だな。
1日目 0920→1620(所要7:00 CT9:15 76%)
2日目 0815→1105(所要3:50 CT3:35 107%)
以上、無事に帰還。総費用 11k。