旅行記



2015/05 八ヶ岳縦走

八ケ岳連峰の最高峰は赤岳(2,899m)である。
赤岳は東京から公共交通でアクセスする場合、
中央線茅野駅からバスを利用するのが一般的であるなど、
一般的に八ヶ岳は西側からのアクセスに優れる。
西側は茅野駅など中央線が通っており東京からは便利だ。
(ただし東京まで行くのが大変である。)
そこで、行きだけは東側の稲子湯からアクセスし、
西側の美濃戸口まで抜ける縦走を計画したものである。
公共交通機関利用だと縦走できるのが最大のメリットだ。

なお、八ヶ岳はこれで18回目だが、山では慢心は禁物だ。


1日目



高崎から北陸新幹線で佐久平へ。
新幹線が速いため、東京から八ヶ岳への最速ルートである。
このため佐久平から土日にバスでも運行されれば、
結構繁盛すると思うんだけどな。
「あずさ」なんか山屋ばっかりだし。
ちなみに北陸新幹線も(どこに行くかはわからんが)山屋が結構乗っている。


軽井沢でどっと降りると自由席はガラガラに。
新幹線での山行は速くて快適だな。
なお、ザックは水・食料・燃料・ウェア等を搭載した全備重量で15.2kgだ。
最近は暖かいので重量が減ってだいぶ助かる。


佐久平。
先月がんばって碓氷峠を越えたところだが、
安中榛名〜軽井沢間は新幹線だとわずか10分だ。


バスで稲子湯(バス停名はみどり池入口)へ。
一気に標高1560mで、美濃戸口(1500m)よりも高い。


ここからは雨が多少降っているものの頑張って進む。
途中には朽ち果てた森林軌道跡がありマニアにはオススメだな。


みどり池へ。



本沢温泉が近づくと幅員2mのオフロード車道規格になる。



本沢温泉。



夏沢峠まで上がる。
かなりガスっているが雨もやんだし余裕だな。


硫黄岳。
実は最高点(2760m)の場所はここではない。
最高点は立ち入り禁止区画のため、ここが頂上ということになっている。


硫黄岳を降りて赤岳鉱泉へ。
茶色い鉄の川を過ぎればすぐに赤岳鉱泉だ。
雪が残っているため4本くらいのアイゼンが必要だ。


赤岳鉱泉。
2228mのため至仏山の標高と同じである。


内部はかなり快適そうだ。
夕食メニューにはステーキとある。
たんぱく質で栄養補給にはなるものの、
高価な山ウェア(特にダウン)に匂いがつく恐れもあり一長一短だな。


赤岳鉱泉から45分歩いて行者小屋(ぎょうじゃごや)へ。
まだ営業開始前だが、水場・トイレは使用可能だ。
なお、テントの料金徴収員が来て幕営料1000円徴収される。


すでに17時のため急いで飯にする。



夕方になると赤岳がだいぶ赤くなってきた。



夕日が沈む。



2日目



今日はだいぶ冷え込み、水場の水に氷が張っていたので0℃程度だろう。
寝袋はモンベル#0(快適-7℃)だが、ほぼ快適に寝れた。
モンベル#3(快適+6℃)と気温差が大きく、
いつも重い#0を持ち出すことになるので、#2(快適+2℃)あたりを買うのがよいか。


5時半起床で出発準備。
テント内に寝袋等をデポして赤岳へ。6時15分出発。


どんどん登る。



赤岳天望荘。



赤岳頂上山荘。



北方向を見る。
硫黄岳・横岳がかっこいい。
横岳ではこの時期にしか咲かず、日本では白馬岳と八ヶ岳にしかない、
ツクモグサという花が咲いていて大混雑しているとか。


頂上の気温は2.5℃。
だいぶ朝よりも気温が上がってきた。


赤岳頂上。
赤岳神社の祠は阿弥陀岳の方向を向いているため、
いったん裏側に回ってからお参り等をする必要あり。
(参考)
http://www.tateshinakougen.gr.jp/yatu/event/kaizansai.html
http://www.yamareco.com/modules/diary/21844-detail-95904
http://www.yamareco.com/modules/diary/21844-detail-95612


こいつも持参。



360度の展望だ。
写真は380度くらい写っている(富士山が2回写っている)。


上記の写真に山名・地名を入れたもの。横5,000pix。



頂上山荘はほんとうに頂上にあり、なかなかよいロケーションだな。
テント場が八ヶ岳は稜線上にないのが残念。


甲府盆地方面。



厳冬期に比べればだいぶ軽装でOKだ。



1等三角点。2899.2m。
基礎がかなり侵食されており改測されると1m下がる恐れあり。


では、頂上で1時間半ぐだぐだしたので下山にかかる。



行者小屋に戻ってきた。
行者小屋からは横岳が壁のように見えてミニ涸沢のような雰囲気。


テントを撤収して下山。



林道まで出ればもう下界である。



林道を50分歩いてバス停へ。
バスで35分でJR中央線地茅野駅だ。


茅野駅からは特急あずさで新宿まで。



えきねっと予約なら、(諸条件を満たせば)あずさ回数券より360円安くなる。
前日までに予約する必要があるため、
帰りの列車決め打ちになるので、山行では大変使いにくいのが難点。
柔軟性を考えると、あずさ回数券が一番よさそうだ。


「あずさ」はなかなかやる気がない走りなのが残念。
これなら湘南新宿ラインのほうがまだ頑張って走っているか。
なお、茅野から中野まではずっと1分〜2分遅れをキープ。


小淵沢。



途中では八ヶ岳が見える。
今日登った山をみると、なかなかかっこいい。
なお、赤岳は角度的に見えないと思われる。


塩崎駅からは正面右に富士山が見える。
だいぶ雪が少なくなってきた。
塩崎駅付近には、中央道双葉JCTや、日本航空高校の滑走路がある。


新宿には定刻に到着。

1日目 出発1005→到着1650(所要6:45、CT7:40、比率88%)
2日目 出発0615→到着1250(所要5:05、CT6:00、比率85%)

以上、無事に帰還、総費用16k。