旅行記
2015/04 碓氷峠
碓氷峠は、横川駅〜軽井沢駅間にある峠である。
横川駅は標高390mに対して軽井沢駅は標高940mとなり、
標高の差が大きい日本でも屈指の片峠である。
このため鉄道でもかなりの難所となっていたが、
同じように以前の中山道でもかなりの難所となっていた。
中山道は東京京都間を連絡する街道で、
東海道53次と比較して中山道69次あるが、
このあたりでは国道17号・国道18号が中山道に該当する。
どこも近代化によって市街地となってしまったが、
横川・軽井沢間だけは登山道規格で中山道が残っている。
このため、アクセスが便利(駅から歩行可能)ということもあり、
早速、横川駅から軽井沢駅まで中山道を歩いてきたものである。

高崎駅から横川駅まで信越線で行く。

横川駅。標高390mだ。ここから歩き始める。

最初は信越本線跡を活用した遊歩道を歩いていく。
6.7%の登り勾配であるが、
登山道としてみれば勾配がゆるいためなかなか標高が稼げない。
おまけに標高が低いためかなり暑い。

途中からは信越本線の遊歩道と分かれて中仙道の入り口へ。

史跡が多くて面白い。

遠くには国道18号と上信越道が見える。

登山道規格だが、人が少ない割りによく整備されている。

どんどん進む。

道幅も1mくらいあり、MTBで通った記録もあるが納得だな。

途中からはオフロード車道規格になる。
新しい(1ヶ月以内と思われる)4輪車の轍がある。
オフロードマニアのものか。

なぜか廃バスがこんなところに。
ぎりぎり車が通行できそうな感じだが、なぜここに。

峠近くまで上がると完全に車道になる。
標高1200m、横川駅からは800m以上登ってきたことに。

旧碓氷峠。
県境にある熊野神社。長野県と群馬県の国境が書かれている。
なお、固定資産税等は玄関のあるほうに属するものとして課税されるはず。

遠くには妙義の山々が。

旧碓氷峠は公園になっている。

そこからは遊歩道で降りるが、
やたらと緩勾配の遊歩道は、もともと何かだったんだろうな。

中山道は旧軽井沢のメインストリートになる。ちょうど中山道の軽井沢宿だ。
これまでの無人の街道から一気に雰囲気が変わる。

軽井沢駅に到着。

軽井沢駅に到着。
所要3時間40分(馬車鉄道には所要時間はかなわず)。
なお、最初に馬車鉄道が敷設された 際には所要2時間30分だった。
その後、本格的な蒸気鉄道により80分、電化により40分、
新線の開通により17分、北陸新幹線により7分(安中榛名〜軽井沢間)など、
新たな技術の導入により倍々ゲームで高速化しているのがすごい。
中仙道69次は東京〜京都間で距離530kmであったが、
当時は15日程度を要していたようだ。
今はこういった技術によりいつも高速移動しているが、
実は徒歩前提だと恐ろしく広い国土だと思うと、なかなか感慨深い。

あとはJRバスに乗り一気に横川駅まで戻る。所要34分。

途中は上信越道をくぐる。いつも上を通過するだけだったのでなかなか新鮮。

横川駅からはJR線等を乗り継ぎ帰る。
以上、無事に帰還、総費用5k。