旅行記
2015/01 白馬乗鞍岳 + スキー合宿
例年実施しているスキー合宿である。
スキーのついでに、天気が良いようなので、
スキー場から白馬乗鞍岳まで登ったものである。
なお本当の山スキー(バックカントリースキー)をする場合、
極めて高い滑走技術に加え、
同様に高い、山の積雪期の技術・経験・装備が必要である。
このため素人の僕が出る幕は絶対にないのだが、
単に歩いて往復するだけならば滑走技術は不要である。
なおバックカントリーという言い方はゲレンデスキーヤーからの名称で、
山屋にとってみれば登山でもスキーでも山で行うのは当たり前なので、
旧来からの「山スキー」という言い方になる。
なお、スキー場のリフトで頂上まで行き別のところへ降下するのは、
ただの「コース外滑走」である。
山スキーで、自分の足で登るのが前提の条件である。
今回は自分のスノーボードを持っていったが、
積極的に滑走するというよりは林道の下山の高速化を図る程度で、
「林道下山専用スノーボード」である。

友人の車で早朝出発で栂池高原スキー場を目指す。

北アルプスは奇跡的な快晴だ。

栂池高原スキー場では、まずゲレンデトップまでゴンドラとリフトを乗り継いでいく。

ゲレンデトップからはしばらくは圧雪された林道だ。
林道も雪崩の危険がある部分もあるため要注意。

ロープウェイ駅は休止中のため無人。
ここで圧雪された林道が終わるため、スノーボードをデポして、アイゼンで登る。
なお林道を最後まで進むと栂池自然園方面に入ってしまうため要注意。
また手前で分岐しすぎると別のスキーコースに突入するため要注意。
このあたりは、事前にネットで予習が必要だ。

無人で恐ろしい世界だな。

で、白馬乗鞍岳を目指して登る。
トレースはあるがアイゼンでは10cmほど沈むのが難点。

基本的に尾根どおしだが雪崩にも注意。

天狗原。
標高2200m弱の広い雪原で、視界がないときは要注意。

雪崩に注意。
トレースは尾根状になっている部分についているためおそらく大丈夫だが、
くだりを滑走する場合は、豊富な経験や知識に基づく判断が必要になる。
(僕にはそれがないので往路を戻る予定だ。)

いい天気。

ここまで登ってくるスキーヤーも多い。


白馬乗鞍岳(2,437m)
BCスキーヤーの方々はここまでは来ず、手前で滑降開始してしまう人が多いようだ。
厳冬期にここまで来ることは困難で、
ヤマレコではここを通過する記録は通年で1000件以上あるが、
1月・2月に到達できた記録は5件しない。
さて時間は既に13:35である。
かなり遅くなり危険なため写真だけとってタッチアンドゴーで下山にかかる。
まあ、高い技術のスキーで滑走すればスキー場最下部まで1時間で戻れるが。

広い平坦な頂上のため視界がないときは要注意。
風も強く非常に厳しい環境だ。
誰もおらず、ここで足を怪我したら死ぬな。

帰りは天狗原の祠に寄る。

服装は通常の積雪期登山の格好でOKだ。

乗鞍岳がかっこいい。

帰りも往路を忠実に戻る。
雪崩回避・道迷い防止などの安全優先のためである。
好きなところを滑る場合には、
高度な技術、豊富な経験、十分な装備及び屈強な体力が必要だ。
深い新雪での滑走は、失速速度以下になると再スタートできないため、
滑走し続けながら適切なルートを選択するなど極めて高い技術等が必要である。
(このため僕には不可能なため往路を戻る。)

林道を低速で滑走してゲレンデトップへ戻ってきた。一安心。
斜度の問題で滑走できないときはボードで跨ってストックで推進できる。
それでもダメなときはザックをボードの上に乗せて歩いて引っ張る。
しかしメンテ不足の板は動摩擦係数0.1近くあるためあんまり走らない。

疲れたためいったんゴンドラで下り、山装備を解除する。
ゲレンデトップからはラッセルしながら標高差800m登っているため、
まあ普通の日帰り登山程度には運動したことになる。

スキー場もなかなか広くて楽しそうだ。

で、滑走終了して別荘に移動する。
荷物が満載だ。

風呂は各自が交代で入るが、時間には十分余裕があった。
超混雑する温泉に出かけていくよりもよっぽどよさそうだ。
夕食は前日に予め買出しをしておいたものである。
気温が低いためクーラーボックスに入れておけば肉・野菜もOK。
おまけに別荘内なので車に乗る必要もなくみんな酒が飲める。
おかげで日本酒大雪渓などが次々と消えていくのは困ったもんだ。

部屋も快適。
2人部屋+6人部屋なので、色々事情がある場合は部屋を分けることが可能。
(性別が違う、インフルエンザ中、イビキが超うるさいなどで隔離が想定される。)
寝具もあり、避難小屋の常識からいけば超快適なのはいうまでもない。
なお今回の宿泊は7人だ。

翌朝。
別荘からチェックアウトして再び栂池高原スキー場へ。
かなり降雪しており運転は安全重視が重要だ。

とりあえず記念撮影だ。
なお、この写真のほか、撮影係で1名いる。
今回は2日券を買ったが、技術的にはビギナー券でもよかったかもな。

帰りも荷物を超満載して帰る。

しばらくは雪があるため安全運転だ。

高速道路に入ってしまえばどんどん帰れる。
特段渋滞に巻き込まれることもなくスムーズな帰還だった。
なおアニメはガールフレンド(ベータ)。
次回参考のためタイムテーブルを記載
1日目
05:30 車出発
06:00 自宅出発
09:30 栂池高原スキー場に到着
11:00 ゲレンデトップより歩行開始
15:00 ゲレンデトップへ帰着
17:00 1日目滑走終了
17:45 別荘チェックイン
23:00 就寝
2日目
06:40 起床
08:10 別荘チェックアウト
09:00 滑走開始
13:10 滑走終了
14:00 栂池高原スキー場出発
15:00 白馬駅出発
18:40 自宅帰着
19:10 車帰着
お疲れ様でした&ありがとうございました。
以上、無事に帰還、総費用30k。