旅行記



2014/11 奥秩父縦走(東区間)

奥秩父縦走路は、東京都雲取山〜甲武信ヶ岳〜長野県金峰山に至たる、
秩父山塊の主稜線を東西に縦走するルートである。

アルプス縦走や飯豊山縦走などと違い、首都圏から近くアクセスも便利。
またエスケープルートも多いため初心者でも大丈夫である。

以前、雁坂峠よりも西半分の区間については踏破したので、
残っていた東半分の区間を行ってみることにしたものである。

塩山駅から西沢渓谷入口までバスで行き、
そこから歩き始め、雁坂峠に登り縦走路に出る。
雲取山まで歩いたあと、三峰神社へ降りる計画だ。
コースタイムは22時間あるため、2泊3日が必要だと思われるが、
山小屋泊まりとすることで荷物を軽量化すれば、
1泊2日(初日は電車利用のため実質0.5日)で可能だと思われた。
登山は自己完結が大原則であり、
宿泊の際にはテントを持参するのが望ましいが、
今回はやむを得ず山小屋を利用することとしたものである。
なお、平日の山小屋は空いているものと思われたのも理由の1つだ。



中央線で塩山を目指す。
山装備で東京の電車に乗るのはなかなかしんどい。


下界は紅葉の雰囲気だ。



塩山駅からはバスに乗り、道の駅みとみへ。
甲武信ヶ岳の手前の木賊山が見える。
雪はまったくなさそうな雰囲気だ。


ここから雁坂峠を目指して歩き始める。



快適な峠道だ。



そろそろ雁坂峠。



雁坂峠。
暗い埼玉側とは雰囲気がなかなか異なる。



笹原になっていて明るい。



水晶山。
今回の山行での最高地点。2158m。


東へ縦走。



なかなかいい雰囲気のトレイルだな。



雁峠。
ここから埼玉側に下ると、埼玉県ヘリが墜落したブドウ沢だ。


小さな分水嶺。
この小さな丘が3河川の分水嶺になっている。


笠取小屋。
意外と早く到着し、まだ2時過ぎのため、
この小屋で予約していたがキャンセルして次の将監小屋を目指す。
小屋には軽トラやジムニーが3台駐車してあり、
簡易林道を使って車で物資を搬入できるようだ。

なお、うちの爺さんが1946年に今回同様、
雁坂峠から雲取山まで縦走した際には、
途中には小屋はなかったとのことであった。


またも東へ。
幅員1mと広い登山道の理由はなんだろう。


だんだん陽が傾いてきた。



将監峠。
すっかり陽が暮れてしまったが、目は補正されるためそうでもない。


将監小屋に到着。
コースタイム10時間だったが、1015→1635の6:20で到着(63%)。
テント泊だったら無理だったな(この程度で情けない)。
さっそく受付する。
今日は70人収容の小屋で僅か8人とのこと。
ホームページでは素泊まり3500円とあったが4500円になっていた。


完全に夕暮れに。
テントのほうが人数が多いというのもすごい小屋だ。


飯などを食べる。



小屋は奥秩父によくあるような簡素な造りである。
薪ストーブが盛大に焚かれており大変暖かい。
同宿の2人組みは奥秩父のベテランという雰囲気で錬度は高そう。
5人パーティは20時まで酒盛りしていたが、その後は静かになったため寝る。


2日目

翌朝は5時半起床で準備して出発。



まずは飛龍山を目指す。



飛龍山は奥秩父縦走路からは少し外れており往復40分。



その後は雲取山を目指す。



東へ。
右上に見えるのは雲取山だ。


天気がよくなってきた。



三条の湯もテント泊で泊まってみたいところだな。
アクセスは面倒だが・・・。



雲取山。



ココまで来ると急に人が多くなる。
一安心といったところで油断しがちだがまだ山奥のため要注意だな。


頂上標識。



うむ。


遠くは霞んでいるがいい展望だ。



いつもの三角点など。



三峰神社方面へ向かう。
雲取山荘は閑散としていた。



途中で60代とみられる爺さんに追い抜かれる。
こっちは山小屋装備で軽いし、ちょっと信じられないレベル。



三峰神社へ下山する。
ここまで西沢渓谷からは50km近くありなかなか遠かった。
コースタイム10時間40分だったが、0635→1430の7:55で到着(74%)。



三峰神社はアド街で紹介されたためかかなり賑わっているとのこと。
バスは西武秩父→三峰神社間で5時間を要したとか。
(西武観光バス公式サイトによる)



秩父鉄道等を乗継ぎ帰宅する。
以上無事に帰還。
総費用14k。