旅行記
2014/07 木曽駒ケ岳
暑いので標高2800mのテント場で1泊避暑する計画だ。
埼玉からは車で駒ヶ根を目指す。
朝9時くらいに駒ヶ根の駐車場に到着し、バスでロープウェイ駅へ。
約1時間程度の待ち時間となる。
ロープウェイで千畳敷駅まで上がると一気に2600mオーバー。
1/25,000地形図読みではホテル千畳敷のGLで2630mくらいありそうだが、
公式には2,612mということになっている。理由は不明。
そこから千畳敷カールを乗越浄土まで200mも登れば、
平坦な木曽駒の頂上台地になる。
人がかなり多い。
今回は行程が短いので、荷物も超大荷物である。
寝袋は寝心地を重視してモンベル#0を持参したが、
12℃の予報のため#3でも大丈夫そうだな。
頂上山荘のテント場に到着して早速設営する。
ヤマテンでは朝方の風は12m/sの予報のため、ガチガチに設営する。
メスナーのカタログ値では30m/s(@1気圧)までOKだが、
実際には風の息吹が1.5倍はあるため20m/sが限度である。
12m/sならその36%、ここでは気圧も7割のため、
25%程度の負荷率ということになる。
なお、僕はいつも1国1城スタイルだが、
そういう人が多くてテン場が不足しているのだとか。
とはいえ、各自がテントを持参する場合、非常時の安全性は高まる。
で、テント設営後は頂上へ。
いい天気。
やや雲が多い。
テントは50張り以上が設営されている。
なお、はるか下の登山道もない沢沿いにツエルトが設営されており、
沢屋のものであると思われた。
当然幕営禁止であるがビバークであるという理屈でOKであるとか。
頂上も広くて快適だ。
テント場へ戻る。
夕暮れを狙い再度頂上へ。
夕日。
なかなか綺麗な夕日だな。
南アルプスも赤く染まる。
三角点。
日没だ。
御嶽が雲海の上に見える。
なお、この奥に白山があるが御嶽に完全に隠され見えない。
御嶽もかなり遠いため今まで2回しか行ったことがない。
その後は、20時くらいに就寝。
下界の花火大会の音がかすかに響いてきた。
2日目
翌朝はガス+強風のため速やかに撤収する。
とっとと千畳敷に戻る。
千畳敷カールの底には池もあるんだな。
千畳敷。
ホテル千畳敷でお茶にする。
標高2600mでこれが食べられるんだから豪華だな。
まあ、北穂とかでもいけるけど。
帰りはこぶしの湯に寄っていく。
10時のオープン直後では無人であるが、
これから人がなだれ込んできて大盛況。
温泉後に重量計測をするが53kg程度でもうなんとかならんのかという感じだ。
帰りも車で帰る。
上信越道を経由して埼玉に帰還。
走行距離は約700km、燃料消費量は約36Lとなった(燃費19km/L)。
高速代も休日は3割引に縮小されたためコストは高くなった。
しかしそれでも3人ならレンタカー代込みでもトントンかやや高で済む。
お疲れ様でした・ありがとうございました。撮影機材D7000ほか。
以上、無事に帰還、総費用21k。