旅行記



2014/05 尾瀬

GWに尾瀬(および至仏山、燧ケ岳)が登山シーズンになった。
至仏山は4月26日〜5月6日の11日間のみしか
雪山登山が認められていないことから、GWには大賑わいする。
そこで、至仏山登山のベースキャンプとなる山ノ鼻テント指定地で、
3泊幕営し、至仏山と燧ケ岳に登ってきたものである。

1日目 鳩待峠→至仏山→鳩待峠→山ノ鼻
2日目 山ノ鼻→燧ケ→山ノ鼻
3日目 山ノ鼻→至仏山→山ノ鼻
4日目 山ノ鼻→尾瀬ヶ原→山ノ鼻→鳩待峠



1日目


電車で高崎駅からスタート。



鳩待峠に到着。
荷物を山荘に預け(200円)、まずは至仏山に登る。



標高差は700mほどのお手軽な雪山ハイキングだが、
行程の半分は森林限界を超えているため油断厳禁だ。
なお、山滑走が盛んで、このように案内されている。
ルート取りに失敗すると崖の上などに出て進退窮まるようだ。





ガスが掛かっており幻想的な様相。



どんどん進む。


頂上。
展望も無いのでさっさと折り返す。



鳩待峠に戻る。
ここからは25kgの物資を背負い、山ノ鼻のテント指定地まで。
いったんテントを設営してしまえば、
あとはテントからの日帰り往復の行程だけなので、
ここは頑張りどころである。



テントを設営。
上空をF-15戦闘機が轟音を轟かせて急旋回していったが、
これは自衛隊の訓練空域になっているためである。


今回搬入食料。
3泊4日の予定だが予備分を含め4泊分である。
去年寒かったのでエアマットを持参。ダウンの上着と併せて快適に熟睡だ。


暗くなってきた。



月が出ている。



2日目


翌日。



日の出。
5時半スタートで燧ケ岳へ往復である。
コースタイムは往復10時間半のため、まあ早めに出発したい。



ラジコンヘリを操作しているおっさんが居た。
ヤマレコでも「環境省がラジコンヘリで融雪具合を観測中」
とのレポートがあった。


4ローターなので安定性はかなり良さそうだ。
カメラも無線操縦でアングルなどを変更できる。
よくみると赤と緑のLEDがついており航法灯になっている。
ローター回転数はシャッター速度から逆算で5000rpm前後。
PC用の12cmファンで6000rpmでも離陸できないのに、
20cm前後のローターで5000rpmはギリギリといったところ。
しかし、電動のため航続時間はかなり短そうだ。



湿原には誰もおらず幻想的。



風もなく快晴である。



水面に朝陽が映りかっこいい。



逆さ至仏山。



見晴の山小屋群へ到着。
営業しているのは桧枝岐小屋と弥四郎小屋くらいか。
なお、桧枝岐小屋の1人用個室が俺らに最適だ、
と2chの登山板尾瀬スレで絶賛されていてわろた。



そこから1000m登り、燧ケ岳の頂上へ。
登る途中の斜面は斜度60〜70%ほどで雪崩が怖い。
雪は腐っており滑落の心配はなさそうで、実際にシリセードの跡多数。
総合的には6本アイゼン+ストックでギリギリといったところ。




この時間ではまだ人もおらず頂上を独占。



至仏山。
頂上から下山する際にはカラ沢(左下方向)をトラバースする高度に注意。
そのままカラ沢へ入り込み進退窮まるケースが多いようだ。



では頂上で2時間半もぐだぐだしたのでテントへ戻ろう。



テントへ戻る。
途中、尾瀬ヶ原のあまりの暑さに水がなくなり竜宮小屋で500mlを購入。
なお、雪が腐っている湿原は非常にあるきにくいが、
歩幅を大きくとれば、歩数が少なくなり多少マシということが判明。



今日はかなりのテントが設営されている。
50張りくらいはあるのでは。
なかには10人用テント×2が設営され、
焼肉の大宴会が開催されているところも。

なお、山岳部・山岳会やかなり山慣れしているパーティでない限りは、
人数が多くても3〜4人用テントを必要数だけ使うのが良さそうだ。
というのも、大型テントになると、
構造部材が多くなり、重量がかさんでくる。
大きな床面積を確保しようとすると天井が高くなりがちで
(天井を低いままにすると壁が寝て使い勝手が悪くなるため)、
高さが高くなると耐風性を確保しなければいけない山岳テントでは、
構造部材が増え(=ポールの本数や太さが増え)、重くなる。
そのため、8人用テントは4人用テントの2倍以上の重さになる。

このあと、山荘のスノーモービル部隊が出動。
山スキーヤーのパーティが滑走コースを誤り道迷いしたとの通報があったとか。
結局、数十分後に無事到着したが、大事にならなくてよかったな。


3日目


翌日。



今日は至仏山まで往復するだけなのでお手軽な1日だ。



すぐに森林限界となり眺めがよくなる。
なお、森林限界以上ではドコモの電波が捕捉可能だ。
雪崩危険領域は斜度60〜100%程度だが、こちらは最大でも50%程度で、
登山道を横切るような雪崩の報告は聞く限りではない。


途中からは夏道が出ている。


頂上。


三角点。


いい天気。


山頂標識。


大混雑で、常時100人くらいは頂上に居た。
スニーカーの若者なども来ておりすごいが、後述の県警に怒られそうだ。


群馬県警が2名、山頂に常駐して、滑走ルートなどについてアドバイスしていた。
今朝、景鶴山で遭難救助を行ったあと、至仏山へ哨戒に来たんだとか。
話を聞いているとプロ中のプロで大変心強い。


で、山頂で4時間ほどぐだぐだして下山。


山ノ鼻の施設群も快適だ。


燧ケ岳。
はるか遠くに見えるあそこまで日帰りで行けたんだから人間の足はたいしたもんだ。


水芭蕉も咲いている。


4日目


今日は天気が悪いため尾瀬ヶ原の散策だ。


定番の撮影スポット。


その後はテントを撤収して鳩待峠へ。


バスで戻る。


その後はすぐに帰り、16時半に帰宅。
以上、無事に帰還、総費用25k。