旅行記



2013/10 槍ヶ岳

秋もかなり深まってきて、3000m級の山では紅葉は終了し、
そろそろ冠雪といったシーズンになっている。
そこで、今期最後と思われる3000m級のテント泊に行ってきたものである。


1日目 (自宅→長野→)上高地→横尾→槍沢ロッジ
2日目 槍沢ロッジ→槍ヶ岳山荘→槍ヶ岳→槍ヶ岳山荘
3日目 槍ヶ岳山荘→槍ヶ岳→槍ヶ岳山荘→上高地(→長野→自宅)


1日目



長野新幹線で30‰の勾配を爆走。
とはいえ速度を保てずどんどん遅くなる。
右の車窓には妙義山。こちらは紅葉はまだだな。
家から近いので紅葉シーズンにロッククライム(もどき)に行ってくるか。



浅間山。紅葉のピークといった感じ。



長野からは高速バスで上高地へ。



上高地では西高東低の冬型気圧配置となっており雨が降っている。
今日は槍沢ロッジのテント場までの行程だ。



徳沢のテント場はすごいテントの数だ。
こんなところでみんなでテント泊したら楽しそうだな。



槍沢ロッジへ。



ババ平のテント場は既に張りきれず、槍沢の河原に幕営するよう指示される。



念のため少しでも高いところに幕営する。



飯を食って今日は早めに就寝。



2日目



朝はだいぶ冷えたが、3000mでの幕営を想定していたため(ここは2010m)、
この程度ならぬくぬく熟睡だった。



では槍ヶ岳を目指して登る。



昨晩は雪になったようで、積雪3cmほど。
今日が初冠雪だったようだ。



槍ヶ岳山荘に到着。昼飯にする。
なお、山荘で水を調達可能(雨水200円/L、ペットボトル300円/500ml)。
僕は下界から南アルプスの天然水(2L)を担ぎ上げている。



山荘で注文した超豪華昼飯。



で、しばらく待っていると東邦航空のSA315Bが飛来。



超かっこいいな。
標高3000mへ800kgのペイロードで搬入できるようだ。
ローター回転数が高く、ヘリとしては独特の音がするほか、
むき出しになったターボシャフトエンジンからはタービン音が響く。



次便ではトイレのカートリッジを回収していった。



西鎌尾根では、岐阜県警のJA110Gが負傷者を救助中。
ホイストではなく登山道に着陸しているのが凄い。



で、山頂へ。



いい感じだ。
なお、奥に見える立山は真っ白になっている。
こりゃ紅葉狩りのつもりで来たら遭難するな。


東邦航空の次便が到着していた。影がかっこいい。
しかし、ずいぶん雪が残っているな。




山荘に戻る。



風も防げる超一等地に幕営する。



穂先はかなり混んでいるな。
こう見ると怖そうだが実際には怖くない(雪が凍っていると超怖いが)。


だいぶテントが増えてきた。
30張り分しかないので、
これを超えると下の殺生ヒュッテに移動するよう指示されるようだ。
なお、今日は14時の時点で超えたようだ。


夕日が沈む。
手前は笠ヶ岳、その奥は白山だ。


安曇野の夜景と、下の殺生ヒュッテの明かりが見える。

その後は寝るが、マイナス2度はそこそこ寒く、防寒対策が必要なことが判明。
とりあえず、ガスは豊富にあるため、湯を沸かし、
プラティパスに熱湯を入れて湯たんぽにすると快適に寝ることができた。
(全行程で、ガスは250缶のうち半分程度を使用した。)
しかしモンベル#0使用で寒いのは明らかに問題がある。
3人用テントを1人利用なのと、エアマットの断熱性が良くないが原因か。


3日目


翌朝。
風は強いが岩のくぼみのためテントがゆすられることもなく快適だった。



しかしずごい場所にあるテント場だな。



日の出。



高空の別荘にも朝陽が当たり、これで暖かくなるだろう。



で、時間があるので槍の穂先まで往復だ。



昨日とは光の角度が違うので面白い。
右には、槍ヶ岳の陰が三角形になっているのがわかる。



こんな立派な看板ができていた。



山荘で撤収準備をし、下り始める。



一気に上高地へ。所要4時間半。



バスターミナルでシャワーを浴びる。
森林限界以上でテント泊しているなら、水の大切さがよくわかっているはず。
そのため3分で十分体を洗うことができる。


帰りは高速道路で帰還する。常念岳が見える。
槍から見ると常念は結構低いのに、安曇野の平地から見るとずいぶん高い。


途中で渋滞にハマってしまう。
渋滞予報を確認してから高速バスを利用すべし。
ヒマなので小説「高熱隧道」をほぼ読みきる。


長野からは新幹線で帰る。

以上、無事に帰還。総費用28k(うち減価償却費等5k)。