旅行記



2013/09 長崎

夏休みシーズンも終了し、航空券が安くなったので、
早速、長崎まで1泊2日で往復してきたもの。


第1ターミナル展望デッキでしばらく時間をつぶす。暑い。
しかし冬は冬で海風が超寒いのが難点。



B・D滑走路に着陸機が進入してくる。
今日は南風好天時モードだな。

なお、C滑走路は3000m→3360mへの延伸工事が始まっており、
いまは2700m前後に短縮運用中となっていた。



実は条件付運行になっている。
アメダスで確認すると南風15m/s(29kt)となっており、
東西の滑走路に対して完全に横風だ。
B737の横風制限値30ktへはギリギリだが、風の息吹もあるしどうか?

いったん中部にダイバートならぶらり途中下車の旅となり、
羽田空港へ引き返しなら神戸までの遊覧飛行となる。
無事に神戸に着陸できてもプロの横風着陸テクを体験できる。
どっちにしてもお得な展開だ。
急いでいる人には気の毒だが・・・。



で、早速搭乗だ。



今回はいつもと逆の南側の座席をチョイス。
夕方近い便ならば逆光も気にならない。


三浦半島を通り西へ。



箱根が近づくと雲が多くなってくる。



富士山直上を通過。
高度9000mにも達しているが、明らかに富士山が周囲より高いのがわかる。
いままで富士山近傍を通過したことはあったが、直上は初めて。
これには感激だ。


よく見ると頂上の山小屋が確認できる。
拡大しても人の姿は確認できないが、ヤマレコで検索してみると、
これは強風のためにとても頂上までは行けなかったためとのこと。



富士山を過ぎ、南アルプス南部方面へ。
しかし光岳より南へは行ったことがないため地理がよくわからん。


夏で偏西風も弱いしこんなもんだな。
しかし富士山頂上が暴風だったという報告のわりに、
高度9000m以上でおそらく向かい風は10〜15m/sしかない。


どんどん東へ。



名古屋。



奈良・京都と通過し近畿へ。



30ktの超横風のなかを何とか着陸。
かなりの進行方向に対して斜め向きを維持して進入後、
着陸直前の高度10mくらいでぐいっとラダーを踏んだ感触が。
そのまま水平となり接地。
すぐに姿勢が安定せずエンジンを絞らないためゴーアラか?と思いきや、
逆噴射により横風でゆれつつ制動・停止。
こりゃうまい。さすがプロだな。

「着陸できない場合は中部に向かいます」とのことだったから、
周りも着陸に際しては難しいことは理解していたものと思うが、
ゆれは少なかったので飛行機が怖い客でも全く大丈夫だな。
しかしフライトシミュレータヲタなどなら冷や汗もんだろう。

神戸空港に到着。




いったん降機して休憩。
南風で荒れすぎてて波浪が正面の防波堤を乗り越えてきててわろた。


再度、離陸。



高松を過ぎると雲のうえへ。




長崎に到着だ。


SKYのブランケットも結構いい感じだな。
夜は遮光フード代わりになるし?


長崎も結構、東京からの便が多いのでたいしたもんだ。



バスで市内へ。バスは毎時6〜12本出ており凄い。
ただし乗ったバスは僕を含め2名しか乗ってなかったが。



快適だ。


長崎駅の手前1つの停留所でバスを降り、ホテルにINNする。




そのあとは駅などで時間をつぶす。
長崎駅はそれほど発着が多くなく、まあこんなもんだな。




翌朝は再び長崎空港へ。



曇ってるな。



神戸へ。結局姫路くらいまでずっと雲の上だった。



神戸空港に到着。



次は羽田へ向けて出発だ。



名古屋のあたりで晴れてくる。



静岡。



しかしずいぶん視程がいいな。
富士山は雲の中だ。


伊豆半島を通過する。



大島を通過し羽田空港の進入ルートへ。



房総半島を通る。
房総半島の山も、意外と地形が複雑で面白そうだ。
標高の割に結構山深く、熊が居るのでは?という説もあったくらいで納得。
そのあとは最近開通した千葉県内の圏央道が見えた。
対面2車線の割に結構車が通っている感じがしたな。



南風好天時モードでD滑走路へ進入。
反対側の窓からは同時並行着陸でB滑走路へ進入するJAL機があった。
そんで着陸。



帰りは新幹線で実家に戻る。
途中、走行中にゲリラ豪雨に遭遇してすごいことになっていた。

以上、無事に帰還、総費用36k。