旅行記
2012/12 福岡
というわけで今回も福岡に往復である。
新千歳も検討したところであるが、新千歳は雪で天候が悪く、
おまけにLCCの場合は遅延欠航の可能性も高く不安である。
SKYMARKならかなりオペレーションが安定しているのだが、
新興LCCにとっては初めての千歳の冬なわけだしな。
というわけで安定している福岡に往復だ。
前日のイブニングライナーで成田駅まで。
特急券400円でお得。
スカイライナーもその2倍の800円くらいならいいのにな?
行きはスカイマークの8:40の便なので、
前泊しなくても余裕で間に合うのだが、
空港近くに宿泊している安心感は大きいので何となく前泊である。
ホテルは成田ポートホテル。
3600円だったが、まったく問題ないだろう。
空港近くのホテルは23時までは飛行機の騒音がややあるのが難点か。
送迎バスに乗るのもやや面倒だ。
これが東武ホテルなどなら徒歩15分くらいなので歩きでも良さそうだが、
基本はどこもバスになる。
早朝便利用の場合はバスがあるかどうかも要確認だ。
さてスカイマークの便で福岡へ。
LCCと異なり、安心して乗ることができる。
LCC使うのもいいが、旅程に余裕があるとき以外は片道くらいだな。
乗客は178人乗りのうち163人とほぼ満員。
成田福岡線は、1万円ということもあって、搭乗率はいつも高い。
新幹線で行くのと比較して常に半額くらいで行けるしな。
奥多摩の山々。
この前行った雲取山もみることができる。
諏訪湖。
なかなか綺麗だな。平地ではまだ雪になってない感じだ。
八ヶ岳は冬型が強く、雲が掛かっているな。
しかし円錐形の裾野が美しい。
南アルプスと中央アルプスもダメで、あいだの伊那谷は晴れている。
途中で軍用輸送機(C-17)と交差する。あちらはそんなに速くない。
浜松基地方面に向かっていそうだが、どこ出発なのかは謎だ。
名古屋方面へ。
下界の紅葉がまっさかりの雰囲気。もう12月なのにな。
岐阜駅だ。
東海道新幹線が走っている。速度は270kmhくらいか?
こちらは650kmhくらい出ているがそこそこ追従してくるのが凄い。
岡山。
山口のあたりまで来る。
中国山地も冬型が強いと雲に覆われてしまい面白くないのが難点。
福岡に向かうが、福岡空港への着陸は南側に大きく回りこみ、
福岡市街地上空を延々と低空飛行だったので非常に面白い。
福岡空港に到着。
バスで10分ほどの展望スポットに行ってみる。
役所の建物なので閑散としている。
福岡空港を見渡すことができ、
もしかしたら制限表面の上に出ているのでは?大丈夫か?
バックには福岡の市街地が重なり、結構良い撮影スポットだ。
400mm相当のレンズでも十分飛行機が大きく写る。
ちなみによく見ると滑走路端に空母並みのネットバリアが用意されている。
逸脱すると市街地に突っ込んで大惨事になるからな。
大型旅客機は軍用機よりも重いので厳重なバリアになっている。
背景は福岡タワーだ。
本当にこんな密集してて2500mのB滑走路作れるのか?大丈夫?
地方連絡の100席以下の小型便(ボンQやエンブラエルなど)も多く、
それらが30%以上を占め、1500mで十分離着陸できる。
そのため、伊丹空港みたく長短の滑走路を組み合わせる方法も期待できそう。
具体的にはB滑走路は用地取得が不要な1800mとする案も。
1800mなら140〜180席あるB738やA320が離着陸できるし。
帰りはエアアジアだ。2時間前にチェックインする。
エアアジアのホットシート(+1200円)で横3列独占で快適だ。
大分上空を通過して西へ。
途中で戦闘機の2機編隊と交差する(機種不明、F15orF18か?)。
あちらのほうが低い高度だったが、速そうな雰囲気だった。
1000kmh以上で四国を通過してどんどん西へ。
自機の飛行機雲の影が見える。
地上から飛行機雲の先端を見ると、
手が届かないくらいの場所を飛んでいるように見えるが、
実際には離陸から15分ほどでこの高度になる。
偏西風に乗るために高度は高めを維持だ。
名古屋沖。
富士山が見える。もう完全に真っ白だな。
これでも晴れが続くとほとんど溶けちゃったりするんだが。
伊豆諸島の新島の直上くらいを通過する。
霞の奥には東京の町並みが見え非常に美しい。
夕方のフライトはなかなか幻想的で面白い。
ちょっと遅延すると真っ暗になって全然見えないリスクもあるが。
成田に向かって降下する。
もう完全に夕方だな。夕日がまぶしい。
新島直上までは高度10kmを維持していたのでスピードブレーキ連続使用。
成田空港に着陸。
帰りも京成アクセス特急で帰る。
以上無事に帰還。総費用27k。
飛行ルート。
ピンクが行き、青が帰り。
行きはほぼ最短ルートで文句なし、
帰りは浜松沖の自衛隊訓練空域を迂回する関係でやや南に迂回している。