旅行記
2012/07 八ヶ岳
八ヶ岳は最高峰赤岳の2899mであるが、
中腹2200mには、「赤岳鉱泉」という温泉がある(法律上は異なる)。
小屋自体は通年営業だが、冬の半年間は温泉は営業していないため、
夏の間に行ってみたいと思っていた。
どうやら、テント泊でも入浴は可能ということで、早速行ってみることとした。
一般的な感覚からは、「徒歩2時間の秘湯」であるが、
登山の常識からすると2時間というと相当浅い場所にあるため、
アクセスの利便性には優れる。テントで楽勝のはずだ。

朝一のスーパーあずさで茅野へ。

やはりあずさ回数券を調達してあるため、これが一番安い。
しかし朝一のSあずさは山屋が多すぎてわろた。

快走だ。

茅野駅からはバスが2台出るほど盛況だったが、2台に全員乗り切れた。
美濃戸口から歩き始める。

途中には温泉が流れている。

歩き始めてすぐ(コースタイム3時間)で赤岳鉱泉に到着だ。
山の上はガスっているため、今日の行動はここでおしまいだ。
まずはテントを設営して、ゆっくり風呂にでも入ろう。

風呂は4人が入ればいっぱいになるくらい小さいので、
すいてる時間帯に行くのがポイントだ。
営業時間は13〜18時である。
13時台にいくか、夕食時の時間帯にいくのがよいだろう。
鉱泉なので源泉は冷たいので、派手にボイラーで沸かしている。

小屋にはベンチなどもあり非常に快適。
屋根があるエリアもあるので、雨天のテント泊でも自炊可能だ。

テントは1人1000円とかなり高い。普通は500円くらいであろう。
おかげで温泉にも入ると1泊2000円くらいになってしまう。
テントも60張りくらいはありそうだ。
テント場はかなり広いので、このくらいなら余裕である。
休めるベンチなどもあり、テント泊派にもかなり快適そうな感じだ。
なお小屋で食事を取ることも可能だ(朝夕で3000円)。
夕食はステーキだそうだ。

小屋の内部は個室主体のつくりで、数人パーティで行くならかなり快適そう。

休憩室などに登山用品が展示してあっておもしろい。
ザックなどより、ハイエンドっぽい感じがする、
たとえばアイゼンピッケルやクライミング用品のほうがかっこいいかも。

今回はノートPCも持参。
ケースに入れるが、耐衝撃性はともかく、耐荷重はどのくらいあるのかな。
20kgくらいはありそうだが、ザックの中に乱暴に入れるのはちょっと不安だ。

翌朝。ガスっていたので回復するまで待つ。そして7時起床で行動開始だ。
行者小屋まで行き、そこに荷物を置いて、
5Lのザックに雨具や地図など必要物を積み込み、頂上往復だ。
行者小屋から頂上は往復2時間かからないので、軽装で行動可能だ。

頂上。

頂上の赤岳神社には、5月においてあった日本酒がまだ置いてあった。
頂上では外国人トレイルランナー(犬連れ)を見かけた。

ガスっていたのだが一気に晴れて南アルプスや富士山が見える。
これには大きな歓声が沸いた。


ガスが掛かっており、雲ったり晴れたり忙しい。
しかしこのほうがダイナミックな感じでかなりかっこいい。
雲の流れはかなり速いが、空気が薄いため、
指示対気速度(IAS)ではそれほどでもないはずだ。

富士山は頂上部にちょっと雲が掛かっている。
これはおそらく強い風が吹いているはずだ。

さて、頂上からバス停までは2時間半の予定なので、
安全をみて3時間前にくだり始める。(13時20分のバス予定なので10時半)

行者小屋に戻る。
赤岳鉱泉と行者小屋は位置的には似ているが、
行者小屋のほうが最高峰の赤岳に近く、頂上アタックには便利だ。
一方、赤岳鉱泉は、風呂に入れるのが大きい。
好みに応じてどちらでもよさそうだが、行者小屋のほうが人が多そうだ。

下山。

茅野からは同じく特急あずさで戻る。
直射日光が当たっている白い壁と建物の影の明るさ差が大きいので、
1段アンダーで撮影して現像時にシャドウだけ1段持ち上げる、
Canonおなじみの「高輝度側階調優先」処理をしてある。
カメラで自動でできれば便利なのになあ(後継機種では可能だ)。

小淵沢あたりからは八ヶ岳が見える。
もう雲が掛かってしまっている。

夏の甲斐路を快走だ。
となりの中央道と国道20号は激しく渋滞していてわろた。

新宿に到着。
その後は無事に帰還。総費用13k。
八ヶ岳は安全・人が多い・アクセスが優れるなど、テント泊に適する。
森林限界以下のテント泊は初心者向けでおすすめだ。
ただしやや交通費が掛かるのが難点であるが・・・。
しかし、今回の赤岳鉱泉は、更に温泉にも入れて大満足。