旅行記



2012/02 赤城山

赤城山は群馬県中央部にある1828mの山である。
関東平野から直に立ち上がるため、関東からはよく見えるが、
冬型が強いときには雲に覆われることが多い。
今回、冬型がそこそこ弱まるということで、早速行ってみることにした。

赤城山は総称で、この名前の単独の山はなく、最高峰は黒檜山1828mだ。



電車でJR前橋駅まで。
東京からもアクセスがよく楽チン。
東京からは新幹線で来るよりもG車でまったり来るほうが楽しいかも。



前橋からはバスで80分で赤城山まで行くことができる。
運賃は往復3000円を超えるが、雪道を運転してなくていいのでらくだ。
バスは道の駅ふじみに寄るので、冬装備がないマイカー組がそこから沢山乗ってきた。
15人程度の乗車となったが土休日だし、こんなもんか。



で、早速登り始めるが、雲がかかっている。



しばらく経つと雲が徐々に晴れてきた。



ガスっている状態から完全に晴れるまでは30分くらいだったが、
暴風とともに雲が次々に沸き立ち、消え、すごい勢いでこちらに流れてきたり、
短い時間のあいだに非常に幻想的な光景が繰り広げられた。



沼田のあたりの関越道の橋梁が見える。



武尊山は雲がかかっているな。冬型が結構弱くならないと顔を出さないだろう。



なかなかきれい。
大沼が箱庭のように見える。



頂上までは湖畔から1時間もかからず来ることができ、なかなかお手軽な雪山ハイクだ。
駒ケ岳まで縦走しても半日のハイクになって、これでも歩き足らないくらい。



頂上の神社



空が青い。



樹氷もそこそこつき、同標高の北八ヶ岳と条件的には似ているか。



眺めがよい。



男体山や日光白根山も見える。
日光白根山は、この強さの冬型では見えるとは思わなかった。
晴れの日光白根山も行ってみたいところ。
しかし今日の風の強さではしんどいだろうな。



谷川岳方面は完全に雲の中。谷川岳が晴れるのは3月まで待たなきゃ無利だな。



こんな感じ。



さて下山する。



赤城神社に立ち寄る。
白い雪・青い空・赤い社殿の対比が美しい。


黒檜山が見える。



赤城神社入り口。
湖が凍っているのでどっからでも入れるけどな。


きれい。



歩いてビジターセンターまで戻り、そこからバスに乗る。



バスで前橋駅まで戻る。
駅からは赤城山が見え美しい。

以上、無事に帰還。総費用6k。


参考 空から見た赤城山


遠景。
冬型が強いときには赤城山の北まで雲がべったりと張り付き、
赤城山にも雲がかかることが多い。



拡大。
そのため降雪量は奥秩父などよりも多く、はっきりと白くなる。
写真では完全に凍結した大沼が見える。