旅行記
2011/10 九州新幹線
九州新幹線は2011年3月12日に全線開業したところなのだが、
前日に発生した震災の影響でいろいろとあって、
なかなか乗りに行けなかった。
今回、そろそろ10月とあって空気が澄んできて飛行機に最適な季節になったので、
往復スカイマークで行くことにした。
行きは熊本空港まで、帰りは福岡空港からとした。

朝一で羽田空港まで行く。
前泊などが必要でないため楽ちんである。
しかし色々とあって羽田空港到着は便出発30分前。
まあ20分前までチェックイン可能なので問題ないが、
小心者なので1時間前には空港に到着していたい。

いつものスカイマークのB737-800に搭乗。
前日までの雨の影響でやや曇っているが、西の空は青空なので期待できそう。

離陸してどんどん西へ。

河口湖のあたり。

八ヶ岳は雲がかかっている。
風が強いのだろうな。

南アルプスを通過。
前日雨だった割には、冠雪してないな。

しかし黒い空がきれいである。

名古屋のあたりを通過。

右上に岐阜羽島。
川にかかるのは東海道新幹線と名神高速。日本の大動脈である。

下を東海道新幹線が走っているのがわかる。
結構速く、こちらの630km/hに対してあちらは270km/hのトップスピードであろう。
京都〜米原間だが、この区間は距離も長くスピードも乗りやすい。

琵琶湖へ。

姫路のあたりで瀬戸内海へ出る。
こちらで再び新幹線と交差することとなる。
地上を見ると新幹線が低速で走っていて、おそらく姫路駅停車であろう。
姫路市街は姫路城があるのでかなりはっきりわかる。
姫路城の外堀の内側に大きな建物群があるがこれは市役所ではなくて高校である。
なお姫路城本体は現在改修工事中で、白い建屋ですっぽり覆われている。

岡山。
市中心部の新幹線線路が大きく90度カーブしているのですぐにわかる。
奥(写真中央上)には岡山空港も見えるがそれほど遠くなさそうな雰囲気。

福山。
川と運河がかなり奥まで切れ込んでいる。

しまなみ海道の来島海峡大橋だ。
大きなつり橋は上空から見ても一目瞭然である。

大分空港が見えてきた。

大分上空を通過し九州に上陸。
ちょうと国東半島の北側にある宇佐市のあたりである。

九重連山が奇麗。

ここの南斜面には久住滑空場というグライダー用滑走路がある。
上昇気流の多い場所で良さそうだ。
真中に道路が1本とおっているのは、
グライダーを自動車で引っ張って離陸させるため。

その後は熊本空港まで到着。
背後をスカイネットの飛行機が通過していった。

熊本空港からは、肥後大津駅まで無料のシャトルバスに乗る。
そこからは鉄道で熊本駅まで行く。
距離は22kmほどだが40分くらいかかって意外と遅いのが難点。

熊本からは新幹線で福岡へ。
ホームドアもあり、なかなか現代風の新幹線駅の雰囲気。
まあ、熊本駅通過列車はないだろうけど。

新大阪行きの「さくら」に乗る。
N700系とあって非常に快適。
九州山陽新幹線用のN700系は車体傾斜がついていないようだが、
相変わらずの加速力は東海道と同様。
N700系は少し窓が小さくなったのが残念。
それ以外は、快適なインテリア・モバイル用コンセントなど、
メリットが多いだけになおさら残念である。

快晴の中を快走。
しかしフルに260kmh出すというわけでもなさそうな感じだ。
速達タイプ以外はダイヤに余裕がありそう。

グリーン車はさらに快適そうな感じ。
普通車よりはやや窓が大きい感じがする。

とりあえず、13時ちょうど福岡発の東京行きのぞみを見送ってから空港へ。
この「のぞみ」を名古屋あたりで追い越し、
最終的には東京には早く到着した。

福岡空港。
離発着が多く、見ているだけで楽しいが、写真撮影は逆光のためNGか。
しかし地下鉄で2駅の近さは便利でいいな。
ま、福岡駅から福岡空港はめちゃくちゃ遠いけど。

博多とんこつラーメンを食べる。

再びスカイマークでスタート。
ほぼ満員の乗客をのせている。
機材到着遅れにより30分ほど延発でのスタートだ。

霞がかかっていて見通しは悪い。
まだ10月だと午後はどうしても霞があがってきてしまうな。

松山のあたりを通過。

天竜川からかなりにごった水が流れてくる。
前日の大雨のせいだな。
しかし東名道を走ると静岡県の広さ(というか長さ)にウンザリ&
18切符で東京大阪移動をすると静岡県内だけが各駅停車なので、
実際の距離以上に長く感じる。
飛行機だとこのときは1000km/h出ているだけあってあっというま。
それよりもこの後の300km/hくらいでの低空低速飛行となる千葉県のほうが広く感じる。

夕暮れが近づく富士山。
今日もなかなか登山日和っぽいが、寒冷前線通過後の強風のためダメ。

伊豆大島上空を通過。三原山が夕日で赤く染まっている。

夕暮れの相模灘。
このときで高度5000m、速度はまだ800km/hだ。

エンジンが絞られ、静かな飛行だ。

東京湾を背景に富士山と夕日。
夕方のフライトは非常に美しい。
この時間のフライトにしてよかったところだ。
高度2700m、速度600km/h。このあとすぐに電子機器使用禁止となる。
D滑走路の飛行機(会社不明)と同時並行着陸になってかっこいい。
D滑走路に進入するための航法灯火が見えてこちらもかっこいい。

羽田空港のB滑走路に着陸。
B滑走路使用中は、
途中で交差しているA滑走路の有効長が2500mになるのが難点だな。
富士山もはっきりと見える。そろそろ冬が近いなといった感じ。

ブリッジに横付けはできず、バスでターミナルまで輸送される。
夕方の羽田空港もなかなか鮮やかできれいだな。
以上、無事に帰還。総費用31k。
参考

今回の飛行ルート概略。
空港周辺の飛行ルートは推定。

行きの高度と速度。
空港周辺のデータは推定(電子機器使用禁止)。
やや高め12kmの高度だが、偏西風に押し返されて600km/hちょっとの鈍足。
高度10km〜12kmへの上昇は約4分(1700ft/min)とかなりのパワー。恐るべし。
離陸時間はGPSの記録にはないため正確には不明だが、
高度10,000mへの上昇は約16分となっており、ゼロ戦の32分の半分である。

帰りの高度と速度。
空港周辺のデータは推定。
羽田空港周辺の低空飛行が痛いが、巡航中は高度12km・速度1000km/h前後と快速。
もちろんB737ではこんなに出るわけもなく、単に追い風に乗っているだけである。

九州新幹線内のGPSログ。
九州新幹線は最高速度260km/hだが、
実際にはそこまで出していない雰囲気だった。
特に新鳥栖〜博多間は線形が悪いのか?というくらい低速である。
博多南駅を通過してからは低速運転が続くが、
博多南線の回送列車でも120km/h出すんだからもうちょっとがんばってもいいのでは?
標高差は筑後平野を疾走するため、そんなにない。