旅行記


2011/10 尾瀬


というわけで秋の尾瀬でまったりキャンプです。
この時期は紅葉のピークということもあり大変混雑するが、
テントなら混雑とは無縁である。



いつものように電車とバスで鳩待峠まで向かう。
相変わらず沼田⇔鳩待峠で往復6000円とめちゃくちゃ高いのが難点。
マイカー規制区間だけで1800円し、人数の9割が鳩待峠から入山するため、
これが実質的に入山料のようになっている。
マイカー規制区間は12kmなので、バス運賃としてみればかなり高い。
とはいえ、このマイカー規制区間料金は、
トイレを始め、環境整備には膨大な金がかかるのでやむをえない面もある。




鳩待峠からスタートだ。




1時間ほどで幕営地の山ノ鼻に到着。
ここでテントを設営し、昼食にする。
さすがに浅い場所にあるベースキャンプだけあって、なかなか大型テントが多い。
僕の3人用テントでも小さく見えるくらいだ。
北アルプスの稜線とかだと僕のテントでも大型の部類に入るのだが。




昼飯にして、その後は尾瀬ヶ原に手ぶらで繰り出す。
20kg近い荷物を降ろして極めて快適。
太っている人が痩せるとこんな感触なんだろうな。




草紅葉が綺麗。でも単に枯れているだけにしか見えないのが難。




竜宮小屋はこの前の豪雨で床上浸水したらしい。
このときは尾瀬ヶ原が尾瀬湖になったそうだ。
当然、木道は各地で分断されたが、おおむね修復された。




(ダイナミックレンジ16倍)


(ダイナミックレンジ16倍)



ときおり花も咲いている。なんだろう。



最近うわさの東電小屋。



見晴。



ここのキャンプ場は広くて静かで良い感じの雰囲気。泊まってみたい。
来年度はトイレ設置工事をするためにキャンプ場は使用禁止になる。
お役所仕事なのはわかるが、こんな巨大なキャンプ場を工事で使うのかといった感じ。



山ノ鼻のテントに戻ってくる。
幕営料は800円/人と結構高いが、トイレ使用料という意味合いが高いそうだ。
そのため、どんな巨大テントでも1人で使えば800円である。




ここには自炊場などもあり、なかなか快適な環境。
もちろん尾瀬なので水場もあり便利。




フロに入る(500円)。
尾瀬では風呂に入れるのが非常にうれしいところだ。
ただし石鹸は使用禁止である。
商用電力が曳かれている関係から、水は全て電力で沸かしている。
ヒートポンプで湯を沸かし、3000Lの給湯タンクに貯めるらしい。
燃料は輸送が大変なのでコスト的には電力のほうが安いであろう。












小屋の夕食。結構美味しそう。
鮮度が良い食料が多いのに安いのは、人力ボッカに頼っているため。
人力ボッカでも往復3時間で80kg輸送でき、費用は6000円くらいのため、
1トンあたり10万円以下とかなり安い。
1トンあたり50万円掛かるヘリよりも格段に安い。
尾瀬は基本的に平坦なので人力ボッカでも十分というわけだ。
ボッカの中の人は、富士山のガイドのように、20代前半くらいの人が多いか。
やはり体力のピークもそのへんだしな。





夕暮れ。
日が沈むとテント場も静かになってくる。
今日は20張りほど。




翌朝。
日の出前に尾瀬ヶ原まで繰り出すが、朝日は見えなかった。残念。
気温は3℃ほどで結構寒いが、モンベル#0の寝袋なら全く問題ない。
着替え中などに寒いのは、ガスコンロ暖房で解決(酸欠注意)。
テント場に戻り、もう一眠りして8時に起床する。
山での8時起きは相当な寝坊もいいところだが、これでいいのだ。
なんとも優雅な時間。




再び尾瀬ヶ原に。
で、山ノ鼻に戻り、テントを撤収し、戻ることにする。
テントを撤収していると、
ビジターセンターの職員と間違えられて(しかも2回も)話しかけられる。




鳩待峠に戻り、その後は無事に帰還する。
総費用15k、尾瀬は近いこともあり費用は安い。
朝発で手軽に行け、行程も緩やかだし、巨大な湿原は日本唯一だ。
もっとも、その意味では尾瀬沼よりも尾瀬ヶ原のほうが価値があることになる。
山岳地域にある池は、白馬大池や白駒池など、
更に高標高の場所に池があるのは、他にも事例があるからだ。