旅行記


2011/09 八ヶ岳(テント)

天気が良かったのでテントで八ヶ岳に行ってきました。
テントだと荷物が重いということもあって、まったり定着型のキャンプだ。
ところで、八ヶ岳でキャンプしたいと考えている場合、
意外と小屋の数に比べてキャンプ指定地が少ないのが難点で、
しかも森林限界以上となる場所には1つもない。
徒歩でしか行けないキャンプ指定地は、北から順に以下のとおり。
・双子池キャンプ指定地
・白駒池キャンプ指定地
・高見石小屋キャンプ指定地
・黒百合平キャンプ指定地
・オーレン小屋キャンプ指定地
・赤岳鉱泉キャンプ指定地
・行者小屋キャンプ指定地
・キレット小屋キャンプ指定地
・青年小屋キャンプ指定地
特に標高が高いのがキレット小屋と青年小屋と黒百合平だが、
いずれも2400m前後で森林限界よりギリギリ下になる。
硫黄岳とか根石岳あたりの平坦な稜線上にないのが大変残念だ。
で、キレット小屋と青年小屋は公共交通では行きにくいので、
今回は黒百合平キャンプ指定地にまったりと2連泊することにした。



今回も長野新幹線に乗っていく。



佐久平まで行き、ここから小海線で八千穂駅までの予定。



新幹線が爆音をたてて通過する。
縦断線形の都合で、ここは新幹線が下を通過するという珍しい構造になっているためだ。



八ヶ岳は雲がかかっている。



その後はバスに乗り、麦草峠まで行く。
ちなみにこの方法が始発で首都圏を出て最速で行く方法である。
中央線経由で茅野駅から行くよりも速い。



麦草峠からスタート。
いきなり2120mのかなり高い場所からスタートできて非常に楽チン。



中山山頂を経由して、高見石へ。



前回は1月に来たのだが、なかなか雰囲気の良い小屋だった。



樹林帯にあるため冬山でも静穏だし、
その割に小屋の裏手2分にある高見石に登れば夕日も朝日も拝める。
テント場は小屋の前に公称10張だが整地が良く水平なのは3張分までか。




こちらは中山展望台。
なかなか良い感じだ。


黒百合ヒュッテに到着。
既にいくつもテントが設営されていて非常ににぎやかだ。
テント場は30張りくらいはいけそうでそれなりに広い。
みてみるとやはり、
1〜2人用のテントについては1人で利用している場合が多く、
2〜3人用では2人程度で利用している場合が多い。
他にも6人用テントを5人で利用しているなど、色々なパターンがあるが、
全体的には最大利用人数-1くらいが妥当なようだ。
僕はいつも3人用テントを1人で広々利用である。
友人と行くときでも、テント1つはそれほど重くないので、
それぞれが各自テントを利用する1国1城スタイルである。

幕営料は1人1000円と高いが、
その代わりスノコを使えるので、地面からの冷えを防げて快適。
また雨のときの浸水防止や、フラットで快適な睡眠も実現。
しかし到着時間が遅いとスノコがなくなるので注意。



今回持参の食料など。
難易度が低いこともあり物資を大量搬入である。
水4L(どうみても持ちすぎ)、コーヒーを800mlも持参。
カフェイン依存症でもこれなら満足だ。



小屋の前には小川が流れ、なかなか水が豊富そうな雰囲気。
しかし、飲用可能な水場は秋口には涸れるらしく、
小屋で配布(宿泊・テント泊は無料)している飲料水は天水だとか。



夕日が暮れてしまう。
ガスが多く夕日が拝めなかった。

夜のテント場は静まり返りなかなか良い雰囲気。
眠いのでとっとと寝てしまう。
ときおり上空を航空機が通過する音を聞きながら寝入る。

ちなみに夜中は大声で歌をうたっていたグループがいたらしく、
うるせー!と怒鳴られてたとかでワロタ。
僕は完全に寝入っていたのでわからなかった。




深夜の小屋は静まり返っている。



翌日の朝はかなり晴れていて、朝日が拝めた。
とはいえ、朝日を拝むには小屋のすぐ隣にある岩場を
5〜10分ほど登らなくてはならず、これが朝一だと結構しんどい。
しかし今朝はマイナス1℃とかなり寒かった。
モンベル#0の寝袋は問題ない(でもマットは欲しかった)が、
薄い寝袋しかなく想定外の寒さにやられた人が多そうな雰囲気。

テントの中で着替えるときには、
あまりに寒いのでテント内でコンロを使うと速攻で気温が上がる。
しかし酸欠と火災には要注意だ。



朝飯を食べ、その後は天狗岳へ。









天狗岳の頂上は非常に人が多い。




ここでヤマレコで有名な外国人トレイルランナーに遭遇する。
いつも犬を連れているので非常に目立つ。
前回は富士山で2010年7月に会ったことがある。
このときは僕の服にめちゃくちゃ驚いていたのが印象的だった。



三角点がある。





こちらは根石岳。
頂上には小屋もあり、何故か水場もある。




正面には車山。
グライダー滑走路も確認できる。
今日も多くの飛行機が運航されていることだろう。
ツワモノだと八ヶ岳の上3000mを飛び越えたりするのもいるとか。

奥に見える穂槍も綺麗だ。
大キレットの落ち込みがすごい。



むかし行った本沢温泉が見える。
あんな森のどまんなかにあるんだな。











しらびそ小屋。



小屋へ向かう。


さて小屋に戻り昼飯へ。




まだ小屋の中には人が少ない。


快適な我が家だ。


だんだん人が増えてきた。


八ヶ岳上は東京大阪間の主要な航空路になっていることもあり、
上空を航空機が頻繁に通過する。




ぐだぐだしているとあっという間に夕日だ。
夕日はちょっと拝めないかな。



また夕暮れのテント場。
昨日よりはやや人が少ないかな。
いろいろなテントが設置しており面白い。

寝ようとすると、隣のテントのいびきが超絶にうるさかった。
これには近隣のテントも激怒な感じだったが、
さすがにイビキは注意してもどうにもならないので我慢だ。
僕は、というとテントの引越しを敢行した。
普通はテントの移設はめちゃくちゃ面倒なのだが、
今回はスノコ上に設置してあるので、
スノコごと引っ張って移動すれば簡単に移設できる。



翌朝。
やはり快晴だ。






御嶽と、その手前には諏訪湖と茅野・諏訪の市街地が。


こちらは乗鞍岳。



日が一気に高くなる。



ヒュッテには太陽光と風力発電設備がある。
これのコンパネがこんな感じ。
まだ朝だというのにこの発電量。恐るべし。


さてテントを撤収して戻ることにする。
時間に余裕があるので少しテントの清掃などをする。
13泊しか使っていないが結構くたびれている部分もある。
しかし4季用ということもあり造りはかなり頑丈だ。




やはり大展望だ。



白駒池によっていく。
標高2000m以上の湖としては日本で最も大きい。
水深は8mと浅いので11月には速攻で凍結する。



青苔荘の隣にはキャンプ場となっており、
段々畑のように木製のスノコが設置してある。
森の中で展望はなし。



麦草峠まで戻る。



帰りも同様にバス→小海線→新幹線と乗り継いで帰還。



以上、無事に帰還。総費用20k(減価償却費含む)