旅行記


2011/07 富士山

天気が良かったので2日連続で富士山に登ってきました。
2日あるのであれば、頂上で宿泊するなども面白そうで、
頂上にある3,715mの山小屋は間違いなく「日本一高い宿」である。
しかし富士山の山小屋は全体的にあまり快適ではないので、
それをするくらいだったら御殿場口頂上でツェルトビバークをしてもいい。
まあ、最近では往復4時間なので、いったん5合目まで戻ることにした。
1日目は富士宮ルートで、2日目は吉田ルートで行くことにした。
また、本日は富士登山競走が開催されているので、これの観戦もすることとした。




日の出と同時に5合目スタート。



600m/時を目標に一定ペースを維持し登る。



高速ランナー(ハーフマラソン1時間20分台)と富士山で勝負を予定しているのだが、
勝つためには最低でもこのペースが必要だろうという判断だ。
富士登山競走の完走ランナーだと650〜700m/時で登っているようだが、
ロード専門のランナーが登山競走を完走しようとするとフルマラソン3時間アンダーが必要だそう。
ハーフ1時間20分台だとフル3時間半といったところだろうなので、
650〜700m/時はおそらく登れないと推測される。
タイム比でいくと、550〜600m/時といったところと思われるので、
こちらが600m/時を維持できれば勝てると思うのだが、どうだろうか?




で、どんどん登るが、結局頂上までは2時間25分を要し、550m/時であった。
本当に勝てるかは微妙なところだな。



このしろ池。めったに涸れることはなく、
近くのピークの伏流水が僅かであるが染み出しており、蒸発量よりは多いとか。



標高3715mで池があるのもなかなか不思議である。




セスナ208がフライパス。共立航空か?


三角点にはなぜかコインと車のキーが奉納されている?なぜ?
車のキーはちょっと・・・。



吉田口頂上。
そろそろ9時半なので、トップの選手が上がってくるはず。
しかし7時に市役所をスタートして2時間半でここまで来るんだから本当にすごい。



すごいなあ。



爽快な青空。


下をみると選手がどんどん上がってきている。
8合目以上ではもう走るのはほとんど不可能らしく、
完走ギリギリのランナーだと8合目〜頂上の標高差350mで35分位かかることが多い。
これだと僕よりもちょっと速い程度(40分)だ。



がんばれがんばれ。



頂上の山小屋がふとんを干していた。


吉田口に戻る。
平行に3本の飛行機雲の破片が残る。





5合目に戻る。
くだりはゆっくりと下り、1時間35分。


白糸の滝を見物していく。



富士山の伏流水が湧き出しているわけだ。



その後は温泉に入り、再びスバルライン5合目へ。




夕方に到着したので、5合目に駐車することができた。



日の出と同時に5合目をスタート。
徐々に暑くなりますが快適に登る。
7合目付近では日の出後の出発する登山者が多く、やや渋滞気味。



富士登山競走の翌日だというのにトレイルランナーも結構いて、途中で2人追い抜く。
8合目以上ではペース維持のためトレイルランナーの後ろを追走させてもらう(申し訳ない)。



頂上へ。
所要時間3時間05分。渋滞に少々ハマった割にはまともな時間で上がってこれた。



すんごい混雑だ。

普通、3000m級の山であれば午前中か午後のはやいうちに行動を打ち切り、
午後は小屋(かテント場)で快適に過ごすのが普通なのだが、
富士山は24時間営業なので、夕方日没を過ぎても登山者が多くいる。
そこで、夕方までゆっくりとし、夕日が近づいてきたら下山することにした。



昨日に引き続き同じセスナ208が上空をフライパス。
こちらは上昇限度7,000m以上なので、富士山は楽勝で飛び越えられる。
富士山は3800mの高度があれば飛び越えられる(物件の最高地点は3790m)が、
航空法の安全高度(500ft)をとると3940m必要であるが、
自衛隊の制限空域(上限14,000ft)が富士山に隣接しているため4200mをとる必要がある。
現実には山岳波を防ぐため山の高さの2倍(7000m)はとるように推奨されている。
なお高度3000m以上を飛ぶ場合は、
その3000m以上の高度を維持する時間+30分以上の酸素を積む必要がある。
登山と異なり、一気に上昇する場合は頭が痛くなる可能性もありそうだ。
とはいえ経験者なら4000mくらいまでなら問題なさそうに思える。



剣ヶ峰で6時間ほど昼寝や昼食などで過ごしす。
(トイレは富士宮口山頂まで戻るのがちょっとしんどい)



南アルプスの3000m峰が下に見えるのは富士山ならではである。


結局、剣ヶ峰で昼寝したりで、朝8時から夕方4時間まで8時間半もすごした。
(もちろん、発雷の雰囲気がないことを確認)



スカイツリーの旗をもったおじさん。なかなか気合が入った装備。
旗そのものは軽いのだが、棒がかさばるのが難点で、
以前らきすたの旗を持った陸上自衛隊をみたが、やはり棒がしんどそうだったな。



三角点。奉納されたキーはそのまま。



日本最高所の三角点は剣ヶ峰にあるが、
では日本2位の三角点は?というと、富士山の白山岳頂上3756mにある。
(白山岳へは、八峰巡りのための登山道がありますが、お鉢巡りルートとは異なる)
ちなみに3位は北岳・4位は間ノ岳の山頂にそれぞれある三角点です(奥穂にはない)。



お鉢をぼーっと眺めていると、薄い黒い影が3秒ほどでお鉢を横切った。
何事かと思ってうえを見上げると、飛行機が真上を通過した。



そろそろ日が傾いてくる4時半に下り始める。
頂上の山小屋も店じまいの準備を始めて、ほたるのひかりが流れてきそうな雰囲気。
このまま頂上の「日本一高い宿」に泊まりたくなる。

さて、4時半から下る始めると日没を過ぎるのに、これから下山する人も多い。
吉田ルートの下山道は非常に快適で、1歩で1m進める、砂走りならぬ砂利走り。
快適なランが楽しめ、下り始めが遅いと気温も下がり快適。
雷やにわか雨さえなければ、下山は遅いほうがいいな。
結局1時間10分で5合目まで到着。
追い抜いたときに「なんじゃありゃ速すぎわろた」みたいな反応が何件かあった。



以上、無事に帰還。総費用26k(減価償却費を含む)。