レポート
2011/04 長崎
暇だったのでまたフライトである。
羽田長崎はJAL・ANA・SKYMARKの3社が運行しており、
ダントツでSKYMARKが安い。
普通運賃で金土日16,800円、月火水木が14,800円だ。
というわけで今回も普通運賃で往復(29,600円)である。
やや高いように思えるが、変更し放題の普通運賃なら天気が良い日に乗ればいいし、
座席も変な座席しか取れないときには乗らなければ良い。
今回も、翼より前の席の窓際を確保した。
往復3万は高いように思えるが、一回神戸空港で乗継があるため、
4フライト分楽しめて非常にお得。
前日夜から蒲田に入り、宿泊する。
前回ネットカフェで懲りたので、今回はネットルームに宿泊する。
ネットルームはネットカフェと異なり完全個室である。
カプセルホテルよりも広くて安くて完全個室なのはメリットでかいが、
寝具がないため、着の身着のままで寝るのはちょっとしんどい。
そのため、薄手のブランケットを2枚持参した。
本当は、例えばモンベル#7などの、
超薄手&コンパクトなダウンの寝袋があれば良さそうだ。
高いというのであれば、シュラフカバーでもよさそう。
SKYMARKの便でスタート。
D滑走路から離陸、西方面へターン。
南アルプスが綺麗だ。
まだまだ雪は多くバリバリの冬山である。
赤石岳・荒川岳。
南アルプスでも最奥の山々。
聖岳。
避難小屋も確認できる。
去年はあそこに2泊してだいぶお世話になった。
中央アルプス、恵那山だ。
中央道から見ると台形の山が非常にかっこいい。
名古屋上空を通過。
琵琶湖を通過。
下を新幹線が走行している。
この高度で新幹線が走っているのが見えるのもなかなか面白い。
神戸空港に向けて高度を下げ始める。
神戸空港へ。
その後再び離陸。
明石海峡大橋直上を通過し、その後小豆島の付近へ。
岡山。
広島空港。
高台にあってなかなか良さそうだが、広島市内からとおいのが難点。
広島→松山行きの高速船が見える。
航跡が非常に長いので目立つ。
広島。
岡山広島は僅か15分、当然新幹線よりも速い。
広島西飛行場は廃止が決定したようだ。今後はヘリポートとなる。
600mでいいから滑走路残してもらってジェネアビ用に活用してほしいけどな。
宮島だ。
拡大するとこんな感じ。
厳島神社も確認できる。
下関。
小倉へ。
小倉は地上からは行ったことは一度もない。
新北九州空港は安い航空会社が就航していないからな。
航空自衛隊の芦屋基地が見える。
主に練習機の運用に使用されているため滑走路は短め。
その後は佐賀上空を通過し、長崎へ向かって高度を下げ始める。
長崎空港へ。
60Hz地帯はヤシマ作戦とは関係なく非常に平和である。
むしろ室内の蛍光灯が全てついているのが違和感を覚えるほど。
単1電池も売っている。
地方空港としては長い3000mの滑走路を持っている。
そのため安定して大型機の離着陸が可能で、
ANAでは国際線仕様のB747-400が運用されてたりする。
コンコルドも飛来したことがある。
航空自衛隊の飛行機か。
海上自衛隊のヘリも。
もちろんANAの羽田直行便も。
再び離陸だ。
佐賀の上空を通過。
九州新幹線を横断する。
大分空港。
やや曇っているが、雲が非常に高く見晴らしには影響がない。
石鎚山の近く(実際には全然別の山)の山小屋が見える。
中央の赤い点がそれ。
登山道も一緒に見える。
高松。
そして神戸空港へ向かって高度を下げ始める。
再び本日2回目の神戸空港。
また羽田へ離陸だ。
伊丹空港の直上を通過。日本地図を模した公園が。
空が青く美しい。
この高度12kmの高空では、8μSv/hの被曝量となる。
富士山。
東京へ向かって高度を下げ始める。
羽田空港に到着。
帰りは秋葉によってくる。
以上、無事に帰還。
羽田⇔長崎では、乗継ということもあり5時間程度を要する。
しかし、陸路で行く場合には7時間を要するため航空機のほうが速い。
乗継がなければ1時間は短縮するため、国内線で乗継があるのはかなり痛い。
個人的には離着陸が多く体験できお得ではあるが。
今回の飛行緒元
巡航高度 最高速度
羽田→神戸 9300m 756km/h
神戸→長崎 9400m 753km/h
長崎→神戸 7800m 851km/h
神戸→羽田 10900m 983km/h
参考
白地図は(C)CraftMap
飛行ルートを図示したもの。
空港周辺での飛行ルートはGPSが使用できないため、
標準出発到着経路からの推測。
長崎付近を飛行ルートを図示したもの。
写真による判読、および標準経路からの推測。
海上空港ということもあり、低空では海上飛行となるため、
騒音対策ということでは非常に有利。