旅行記
2011/02 横手山・渋峠
閉鎖された国道をスノーボードで爆走してきた。

高速道路で長野へ。
浅間が綺麗。

長野側からの国道292号は路面凍結等がある。
スタッドレスタイヤでも慎重に。
バスはチェーンを巻いているので、スタッドレス+チェーンが無難。

リフトを2基乗り継いで横手山山頂を目指す。

横手山山頂直下(2,300m)まではリフトで行くことができる。
交通機関を利用して到達できる場所としては、冬季では2番目に高い。
(1番目はホテル千畳敷の2,610m)

下のほうはすごい霞だ。上空のクリアな視界とはまったく違う。


2,307mの横手山山頂はマイナス11℃。
風もそこそこあり防寒対策は万全に。

横手山山頂には横手山頂ヒュッテがある。

基本的に通年営業の山小屋だが、冬は完全にスキー場のレストランの雰囲気。
大展望なのでここに宿泊するのも面白そう。

ちなみにパンが名物だそうだ。

リフト降り場から徒歩5分で横手山神社と山頂標識。

絞りをMAXまで絞るとこの被写界深度だ。すごいでしょ。

完全に埋没した山頂標識。

冬季は積雪のため360度の大展望になる。
さて滑走開始だ。以下コース状況
■横手山山頂(2,307m)→渋峠ヒュッテ(2,150m)
ここの部分は国道ではないが、渋峠スキー場のゲレンデとなっている。
■渋峠ヒュッテ(2,150m)⇔国道最高地点(2,172m) 距離0.8km 平均斜度2%
この区間は勾配がかなり緩く、滑走することはできない。
トレースは十分にあり、ツボ足であってももぐることはない。
積雪は2mほど。
国道最高地点から草津方面も雪上車のトレースがあるため、
草津まで抜けることは不可能ではなさそうな感じ。
(実際に11月末に徒歩で草津→志賀まで徒歩で行ったことがある)
■渋峠ヒュッテ(2,150m)→のぞきバス停(2,040m) 距離1.8km 平均斜度6%
この区間は山岳道路の標準的な勾配で、
一部区間は漕がないと進まない部分もあるものの、
10%の勾配部分はかなりスピードを出すことができる。
といっても30km/hくらいがやっとだったが、自動車では不可能な急旋回も可能。
ただし積雪が1m以上ありガードレールより高いため、コースアウトには要注意。
実際、一般スキーヤーが誤進入しないように「滑走禁止」の看板がある。
たしかにこれは危険なので納得だ。
スノーシェッドもあるが、シェッド内も30cmほど積雪があり、快適に滑走可能。
■のぞきバス停(2,040m)→陽坂バス停(1,830m) 距離3.3km 平均斜度4.5%
この区間は横手山スキー場のゲレンデの一部(道路廻りコース)となっている。
勾配は上の区間より緩く、漕がないと進まないところも多い。
そのためスキー場の一部とはいえ、人は非常に少ない。
この区間は道路標識類はほとんど撤去されているが、
僅かに出ているガードレールなどで道路であることがわかる。
■(参考)陽坂バス停(1,830m)→熊の湯バス停
冬季閉鎖ではなく、国道として一般供用されている区間。
積雪は数cmだが雪が続いているため、一応滑走可能なものと思われる。
しかし自動車が通るため非常に危険で、さすがにここの滑走は自粛した。
仮に滑走した場合、カーブの通過速度は自動車よりも速いものと思われる。
制動力も自動車より優れるため問題なさそうだが、
すれ違う自動車へのプレッシャーを考えるとさすがに滑走は大顰蹙の予感。

標高が高く積雪も多いこともあり樹氷がすごい。
こういう景色をスキー場で見れるのはなかなか。
普通であれば雪山登山でないとだめであろう。



国道最高地点。
積雪は2mほどはありそうだ。

草津方面へも十分に行くことができそう。
山スキー初級・冬山登山初級といったところであろう。


渋峠のあたりは勾配が緩くて滑走するには適さない。

一時的に勾配が緩くなる箇所もあるが、
十分にスピードを出して突っ込めば問題ない。

ガードレールよりも積雪が高いのでコースアウトには要注意。

スノーシェッド内も豊富に積雪があり快適に滑走できる。



整備されたゲレンデ内の道路になる。

滑走するのには6%くらいの勾配は必要で、
自転車などでは2%くらいで自走を始めるのに対して、抵抗が大きい感じがする。
鉄道車両なんか0.2%くらいあれば動いてしまうらしいが。

勾配が緩くて漕がないと進まない。

なお、規制標識類は全て撤去されているため、
道路法や道路交通法などの法律などには抵触しないと考えられる。
(要は道路の形をしているが道路ではないということになる)
このことについて道路管理者に問い合わせたところ、
「道路は通ってよし!冬山だから気をつけて行ってこい!」というアドバイス。
なのでスキーで100km/h出してもOK(の筈)。
しかし管理者がいないため、100%自己責任。
(これは登山そのものにも通用することだ)

自分の後ろに航跡が残るのが飛行機雲みたいで面白い。

帰りは同じように国道292号で戻る。
途中でスキーヤーの車がガードレールに突っ込んでいる事故があった。
スタッドレスタイヤだが、凍結路面で滑ったらしい。
ESP(横滑り防止装置)があればたぶん防げた事故であっただろう。
途中、湯田中温泉に入ってから帰還。
閉鎖中の国道を滑走できて満足。

参考:11月の冬季閉鎖直後の国道最高地点付近の状況。
まだ積雪が少ないことがわかる。
交通費 5k
リフト券 5k
スキーレンタル 3k
スノボレンタル 2k
食費 2k
減価償却費 1k
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計 18k
日帰りスキーにしてはかなりかかってしまった。