旅行記



2011/02 茨城・神戸

前線を伴った南岸低気圧が付近を通過し、関東は全面的に雪となった。
その後低気圧は台風並みに発達しながら東へ遠ざかったため、
強い冬型の気圧配置となり、関東は澄んだ青空が広がった。
降雪後ということもあり、更に澄み渡った空となることが予測される。

というわけで絶好のフライト日和だ。
早速、茨城→神戸→羽田と1000km程度だが短いフライトを楽しむこととした。


前日の雪で筑波山が白く冠雪している。
標高は実は1000m近いので当然ではある。



茨城空港へ到着。



いつのまにか定期便の本数も多くなり、以前よりもだいぶ賑わうようになったとか。
ちなみに茨城⇒羽田(直線距離90km)の便も1回だけ飛んだことがある。
このときは、いったん大子まで北上したあと、
北海道方面からの到着便と一緒に並ばされて着陸することになったため、
フライト時間は40分かかったとか。
セスナ172で有視界飛行すれば同じように40分くらいだろうが・・・。
羽田⇔成田(直線距離60km)のフライトも、霧などによるダイバートで稀に発生する。
この場合もかなり遠回りの経路になるためやはり40分程度掛かるとか。
直線距離は短いため、ヘリの場合は25分程度で行くことができ、
実際過去に定期便も存在したことがあるが、
リムジンバスでも3000円2時間で結んでいるため、利用者は少なかったようだ。



スカイマークの便が到着した。
背後には航空自衛隊の基地。
展望デッキは偏光ガラスにより、自衛隊の基地が見えないようになっている。
この程度ではあんまり意味がないような気もする。
空港の敷地外からも撮影し放題だし、上空を通過すれば丸見えだし、
滑走路まで移動する飛行機からも見え放題である。
(この写真は偏光ガラスを突破する特殊な撮影技術によって撮影されています)




よしスタートだ。



宇都宮は真っ白になっている。




平地でも完全に雪だな。



こうなっていると陸上自衛隊の宇都宮駐屯地もわかりやすい。
これだけ市街地に近い滑走路があるんだから、
グライダーや軽飛行機向けに開放してくれたら面白いと思うのになあ。




男体山・赤城山方面だが、冬型によって雲がかかっている。



三国山上空を通過。



八ヶ岳。



まいどのことだが、このルートから見る八ヶ岳は息を呑むほどの美しさだ。
しかも季節に応じて見える姿は違う。




諏訪湖は寒かったせいもあって部分的に凍結している。
寒いときには全面凍結することもあるのだそうだ。




南アルプスを飛び越える。



中央アルプスを横断。




白銀に輝く木曽駒ヶ岳が綺麗だ。




御嶽山。
冬型が弱くなればだいぶ天候がいい日が増えるだろう。


伊吹山。



こりゃあ東海道新幹線は雪による遅れがあるかもしれないな。



神戸空港へ。
これから乗るSKYMARKの便が長崎から到着し、出発準備を整えている。



遠くには明石海峡大橋。
こう見えても距離20kmあり、3度の勾配で降下してくると、
着陸の直前、高度1000mで横断することになる。



もう神戸空港はほんとスカイマーク空港という感じ。



神戸空港ではなぜか出発フロアでライブをやっている。
展望デッキにはなぜかウルトラマンも。
関西は空域が混雑してるんだからちゃんと管制官の指示に従って飛べよな。



神戸空港ではi-MiEVの試乗会をやっていた。
電気自動車はなかなか面白く、加速も俊敏、音は静粛、非常によさげ。
難点は航続距離の短いこと・充電に時間が掛かること・車両価格が高いことだ。
難点も山積みなんだよなあ。


沖縄行きが離陸していった。



そして出発だ。
いったん姫路まで行き、東へ反転する。




大阪伊丹空港の直上をパス。
なにげに滑走路は一部がスレッショルドになってて、実は3000m+αの長さがある。
しかし、国内線専用空港になった大阪国際空港では、2500mもあれば十分な気も。



名古屋。
SKYMARKが名古屋にも就航したらしいので今度乗りに行ってみるか。
茨城⇔名古屋だと、おそらく中部⇔小牧⇔大子⇔茨城となるような航空路となり、
アルプスの直上を通過する大展望が楽しめるはず。
しかも高度が低いため、かなり面白そうだ。




豊橋。



第二東名がかなり目立つようになってきた。
もう土工は完全の完了しているように思える。




富士山が綺麗だ。
まだ2月なので、一応地肌が見えている部分もあり、
うまくこれを繋いで登れば結構上のほうまでいけるようだ。
富士山が一番積雪が多いのが4月〜5月だそうなので、
そのあたりになると完全に雪に覆われるようだ。
冬の積雪が少ない理由は、冬型で降雪量自体が少ないこと、
強風で雪が飛ばされることである。
春になっても気温は十分積雪になるほどの気温であり、
風が弱くなるため積もりやすくなる。



そして千葉上空へ誘導されて羽田空港へ。
千葉上空のゴルフ場は非常にきもい。
まるで山が虫食いのように地肌になっており、環境破壊度ではトップクラスだろう。




羽田空港に新しくできた国際線ターミナルに寄って行く。
雰囲気は、羽田であるという先入観を除いてみてしまえば、
なんだかアジアの新興国際空港のような雰囲気に思える。



ターミナルの展望デッキは一番西側にあるため、
午後は順光になって撮影には大変良い。
でもフェンスが邪魔でレンズがでかいデジイチだと微妙な予感もする。




羽田空港の近くには、有名な大鳥居がある。
以前は羽田空港の敷地の中に「穴守稲荷神社」があったが、
これが敗戦後、羽田空港の拡張に伴って移転することになった。
しかし、この鳥居だけは移設しようとすると
原因不明の死人が出るということが何回もあったため、
神社の呪いということになって長らくそのままになっていたそうだ。
さすがに邪魔になったため、つい10年ほど前に現在の場所に移設されて今に至る。




穴守稲荷神社。




どうやらキツネの神様だそうだ。
主なご利益は航空機の安全運行。特に全日空(ANA守)。



帰りは明治神宮に寄って帰る。
初詣に300万人以上を動員(日本最大)する、名実ともに日本最大の神社だ。
敷地も東京都心に広大な鎮守の杜を構えており、上空から見ても一目瞭然。
いつでも行けると思うとなかなか行かないのだが、せっかくなので行ってみた。
山手線の原宿駅から1kmあるが、走ると10分もかからない。
参道は幅員30mはありジョギングにも最適?
皇居の周りは信号こそないものの幅は狭いからな。


以上、無事に帰還。



直接旅費
 交通費    28k
間接旅費
 食事代    2k
 減価償却   1k
====================
計       31k


東京⇔水戸間の交通について

常磐線経由で茨城空港には行ったことがなかったので、
今回は常磐線経由で行くことにしたわけだ。
普通列車で観察しながら行くが、結構線形が良いのがびっくりである。
これならばスーパーひたちも将来的には高速化も可能っぽい。

いまのところ、スーパーひたちが最速65分で結んでいるが、
停車駅が多いフレッシュひたちは80分程度を要し、
また朝夕のラッシュ時間帯は混雑すること、
及び停車駅の増により更に20分程度の増となっている。

最高速度は130km/hであるが、車体傾斜装置のない車両なので、
スピードアップの余地はありそうだ。
川島令三氏の試算によれば、135km/hで上野水戸間62分だそうなので、
仮に140km/h+アクティブサスペンションによる車体傾斜であれば、
何とか上野水戸間を60分で結べそうな予感もする。

同じような距離(100km強)にあり、
かつ都市規模が似ている高崎・宇都宮は、
各駅停車の新幹線で、それぞれ60分・55分なので、
水戸の65分というのはもうちょっと頑張ってほしい気もする。

    所要 距離 途中停車駅
高崎  60分 105.0 4駅
宇都宮 55分 109.5 3駅
水戸  65分 117.5 0駅
甲府  90分 123.8 2駅


高崎・宇都宮は各駅停車の新幹線の場合で、実際はそれよりも速い列車もある。
水戸・甲府の場合は最速列車の場合で、実際はそれよりも遅い列車が多い。
おかげで、高崎・宇都宮には高速バスで行く人がほとんど居ないのに対し、
水戸・甲府は高速バスのシェアがかなり大きい。
水戸の場合、こんな感じである。

     所要  運賃
特急列車  80分 3,510円
普通列車 120分 2,210円
バス   120分 2,080円


列車の運賃は自由席の場合である。
バスは普通列車よりも安いのがかなり大きい。
これでは確かにバスのシェアが大きいのもわかるな。
バスは毎時3〜4本出ており待ち時間も少ない。