旅行記



2010/11 富士山


注意
この記録は閉山期間のものです。
観光での登山ではありませんので、
検索などで辿り着いた方は安易に登山をしないようお願いします。
雪の富士山は、十分な装備の登山者でも注意が必要で、観光客には不可能です。


2日前に飛行機から富士山を見たときには非常に美しく見え、
更に南面には雪はほとんどないように見えたので、早速登ってきました。




富士宮口5合目に深夜2時に到着。
眼下には富士宮の市街地の夜景が広がり非常に美しい。
深夜というのに写真に飛行機が写りこんだ。



夏の間の混雑とは無縁なので、日が上がり暖かくなってからスタート。
夏と違って夕立も無いので時間にも余裕がある。
(夏は13時には下山していたいが、今なら15時くらいまではOKだ)



なお往復+お鉢を含めるとコースタイムは9時間程度になり、
普通の足の速さの場合は日が短いこの時期は早出が必須。
とはいえ、この時期は普通の人は登らないのか、みんな速い速い。



9合目。


9.8合目程度までは凍結箇所や雪はなく、秋と同じ感覚で登れる。
9.8合目〜頂上はやや凍結箇所があるがアイゼンは不要。
ブル道のほうが凍結箇所が多いように感じた。
この時期にしてはかなり状況が良く、雪がないのが非常に不思議に思える。



登りは2時間50分で登れ、過去の最高記録(2時間45分)とあまり変わらないことから、
本格的な登山は1ヶ月ぶりだが体力は一応落ちてないことがわかった。



頂上の雪はガチガチに凍結している。
「このしろ池」も完全凍結で、
試しに池を歩いてみるとアイゼンの刃が食い込まないほど硬い。
私のアイゼンは10本刃で少し刃先が丸いのと、体重が軽いのもあるが・・・。




心配していた剣ヶ峰への登りはたいしたことなく、
アイゼンがあれば特に滑ることもなく大丈夫であった。


三角点。



雪の日本最高地点。大満足だ。


ANA機が通過。
結構距離が近い。


こっちは珍しいスカイネットアジアだ。
スカイネットというとどうしても映画ターミネーターを思い出すのは自分だけ?


お鉢はやはり全面的に積雪・凍結あり。
アイゼンがないと転倒するなどの危険があるが、ピッケルは不要な感じ。
特に風が強い場合は要注意。



吉田ルートを見下ろすと、本8合目から上はガチガチに凍りついた雪になっている。



本8合目から上は全面的に凍結し、ステップを埋めているため、滑落の危険大。
須走ルートから上がっても本8合目から上は吉田ルートと合流するため危険度は同じ。
富士宮ルートに比べて非常に危険度が高いように思えた。
アイゼン・ピッケル必須。
しかしガチガチに凍りついた雪であり滑落を停めるのは至難の業に思える。
実際に既に今月、滑落により死者1名が出ているとのニュースあり。



前述のようにアイゼンが食い込まないほど氷化しているなら、
滑落したらピッケルがあっても停止は困難に思える。
だから登攀用アイスアックスを持ってる人も居るのね。なるほど。



無人の吉田ルート頂上。



氷に閉ざされた頂上浅間大社はほとんど人が居なくて、
夏の間の大混雑が嘘のようだ。
夏と違い雪の白が際立ち、澄んだ空は夏より青い。
したがって写真で見るとかなり濃い青空になり美しい。



とにかく寒いのと、久々の高所登山で高山病で頭痛のため、とっとと下山する。


頭痛が酷くて走るのはちょっと厳しい状況。
仕方が無いので歩いてゆっくりと下山する。
高山病に弱いのはかなり悩みどころなのだが、
やはり登山口で十分に高所順応するなどの対策が必要であるように思えた。



帰りは紅富士の湯(700円)に入るが、なかなか良い湯で満足。
山中湖ICから至近でアクセスも良い。
同じく河口湖IC至近の「ふじやま温泉」もあるが、
少し高い(2000円)のと混雑してるのが難(温泉自体は良いと思う)。



夕食を食べ、以降、無事に帰還。