旅行記
2010/11 木曽駒ヶ岳
木曽駒ヶ岳は中央アルプスの最高峰で、2,956mの山である。
これまでに2回行ったことはあったが、
冬(11月後半)に日帰りしたのと、夏(9月前半)にテント泊をした。
ぜひ冬に宿泊したいと思ったが、冬は山小屋が閉鎖してしまい、テント泊しかなくなる。
しかしさすがにマイナス15℃以下の環境でテント泊の勇気もない。
が、積雪10cmになったがまだ小屋はやっているらしい。
ということで早速行ってみた。

深夜の新宿、HDR撮影だと怪しく輝くネオン。

電車と高速バスで駒ヶ根まで移動。
東京からのアクセスの場合でも高速バスは乗換がないのでおすすめ。

途中の双葉SAで休憩。

駒ヶ根のホテルは5000円程度で宿泊できる。

これで混雑するロープウェイには始発で乗れ、待ち時間がなくなるはず。

始発のバスでロープウェイへ。
なお駒ヶ根駅から乗ったのは私だけだったが菅の台バスセンターでどんどん乗ってくる。
みんなマイカーなのねえ。
始発のロープウェイはバス2台分の客、約50名を乗せて出発。
なお、ロープウェイは20分ヘッドの運転だが日中は10分間隔の運行だった模様。
こういう風にどんどん臨時便を出してくれるのはかなり好印象。

千畳敷に着くと一面の銀世界、というわけでもなく雪が多少ある程度で晩秋の雰囲気。
しかし雪はツルツルに凍結しており、軽アイゼンがあったほうが良い。
乗越浄土までの急斜面も滑落や雪崩の心配はない。

頂上台地に着くとさすがに一面の銀世界になっており美しい。
コース状況
■ホテル千畳敷周辺
雪が凍結しており滑りやすい。転んでいる観光客も目撃。
この日ではないが転んで腕を骨折した観光客もいたとか。
■千畳敷〜乗越浄土
雪が凍結しているが岩が露出している部分も多く、
登りは軽アイゼン不要だが、下りはあったほうが良さそう。
4本刃でも大丈夫だと思う。
■宝剣岳の北側ルート
岩場が凍結しており軽アイゼンがないと危険。
本アイゼンがあれば安心だと思う。
乗越浄土までは結構観光客も来るが、宝剣はおすすめできない。
■乗越浄土〜木曽駒ヶ岳
通行可能箇所に特に危険箇所はないが、
中岳の巻き道は凍結危険のため通行禁止となっていた。

宝剣山荘にチェックインし、木曽駒と宝剣岳を往復してくる。

9月にテント泊したところだ。

真っ白である。

御岳。

山頂の神社。

360度の大展望である。

北アルプスはもう真っ白になっており完全に冬山といった感じ。
現時点では北アの稜線上で営業しているのは、西穂山荘と燕山荘だけか。

あんまり海老の尻尾は発達してないかな。

三角点。

結構人が多い。大半は日帰りのようだ。

下界はまだ紅葉のシーズンといった色。

昼食。

その後は宝剣岳まで行く。
宝剣岳の北側ルートは、岩場が凍結しており軽アイゼンがないと危険。
宝剣岳の南側ルートは、マーカーが雪に隠されやや不明瞭だが通行者はいる模様。

宝剣岳から見る千畳敷は箱庭のように見える。

宝剣山荘は素泊まり5500円、食事は食べてないので状況は不明。
小屋に戻り夕食にする。

今回の宝剣山荘宿泊者は12名(+テント2組)だった模様。

久々に地平線に沈む夕日を見ることができた。
夏の間は夕方はガスが出てくることも多く、
なかなか地平線まで数100kmがクリアというのもないからだ。

南アルプスは雪はそれほどでもないが、もう小屋はやっておらずエキスパート専用か。

すぐに反対側には「地球の影」があがってくるのがわかり、明らかに地球が丸いことが分かる。

夕日。

こんなダイナミックな現象が朝夕の1日2回も起きているなんて信じられないくらいだ。

沈んでしまった。

部屋は4畳半程度だったが1パーティ1部屋だったので非常に快適。
閑散期では特定の部屋に詰め込む小屋もあるが、
ゆったり使わせてくれたので非常に好印象だった。おすすめ。

夜に起きて夜景を撮影すると、駒ヶ根や伊那の街の光が。

日の出。しかし雲が濃く、太陽は確認できず。残念。

日の出を見たあとは頂上を往復してくる。

千畳敷には池もあって小川が流れている。池は凍結しているが川は流れていた。
その後は早めに下山。
ロープウェイは20分ヘッド、バスは30分ヘッドなので
タイミングによっては待ち時間があるのな難点。

下山後の駒ヶ根から見る駒ヶ岳は標高差2000m以上を以って立ち上がり非常に美しい。
バスで駒ヶ根へ戻るが、JR駒ヶ根駅で2時間の待ち時間になる。
ところが、時刻表を検索してみると、
ちょうど8分後に駒ヶ根ICを飯田⇒松本行きの高速バスが通過するらしい。
予約はしていないものの、たぶん乗車できるであろうから、
駒ヶ根ICでバスを降りて、高速バスに乗り換えてしまうことにした。
華麗な乗継には成功し、無事に松本まで移動。

松本駅HDR撮影。

松本駅HDR撮影。

そのあとは特急しなの⇒あさまと乗り換えて埼玉まで帰還。
参考

航空機から見た中央アルプス。
1本の稜線が南北に連なる。

駒ヶ根上空から見た駒ケ岳。

ロープウェイ空撮。
結構長い距離を結んでいて、千畳敷はほんの頂上部分だけなんだな。

木曽駒ヶ岳付近拡大。
山小屋も確認できる。