旅行記



2010/10 関西


茨城空港を利用したいと思っていたのだが、
国内線は、茨城⇔神戸便しかないため、これを利用して関西に行ってきました。
(あとは大阪現地集合でオフ会)



いつものように前の日に蒲田に入りビジホに宿泊(5000円)、
朝になってから羽田空港を目指す。

本当は羽田空港に宿泊できればいいのだが、安宿がないのだ。
関東各地から、始発電車より早い時間に出発する空港リムジンバスが
大挙して押し寄せている状況である。
(常磐線日立駅⇒羽田だと早朝2時45分に出発するリムジンバスもある。
 それって夜行バスじゃないの?)
なので、羽田空港に前泊したいという需要は多いはずなので、
例えば2畳・風呂トイレ共用でも構わないのでシングル3000円、
くらいの宿泊施設はできないものかねえ。
これから国際化&深夜運行で尚更その需要は増えそうだし。
(だって深夜2時とかに羽田に到着してもタクシー以外でどうやって東京に出るんだよ)



今回は伊丹まで行きたいため、JALの利用。



曇り空で天気はイマイチだ。
巡航中もずっと雲中飛行で面白くない。



やっと雲を突き抜けたと思ったら、
この後すぐに着陸態勢となり電子機器使用禁止。



そのあと、新大阪駅直上を高度300m前後でパスし、伊丹空港に着陸する。



伊丹空港からはリムジンバスで新大阪駅を目指す。
全部一般道利用なのかよ。
たしかに高速道路を使うにはちょっと遠回りな経路ではあるが・・・。
実は伊丹空港からは阪急の蛍池まで徒歩10分ほどなので、
そこから阪急で大阪に出ることも可能だ。
こうすれば乗換はないし、バスより安いが、雨の中を歩くのはだるい。



新大阪駅も3連休ということもあり大混雑。
そのあとは南海電鉄の特急「こうや」で高野山を目指す。
全車指定席の有料特急だが、線形も悪く、遅いのはしょうがない。
特急料金は立派に760円取られるが、JRのB特急料金でも900円だしそんなもんだろう。



その後はケーブルカーで高野山へ。



ケーブルカーなので当然なんだが、500‰以上の超絶な勾配標識があるのはわろた。



高野山。
高野山という山があるわけではない。
標高800m程度だが、冬はギリギリ積雪になる気温らしく、それなりに積雪を見る。
道路は冬季閉鎖はされない。



いくつか観光する。
写真はSONY NEX-5による。
APS-Cサイズの撮影素子を搭載したコンパクトなデジイチである。
単焦点レンズは換算24mm相当と、広がりがあってなかなか良い絵になる。
ただし手振れ補正がないため、暗い所では相応に感度を上げる必要がある。



寺院はHDR撮影に非常に適する。



HDR




HDR


その後は往路を戻り、大阪道頓堀へ。



梅田駅。


夜景はそれなりにHDR撮影に適する。



どちらかというとカメラのダイナミックレンジが広がったのみの設定で
合成するほうが見栄えが良い感じになる気もするな。




夕食後は大阪の東横インに転がり込む(4300円)。
22時には熟睡。
東横インは朝食付き(しかも食い放題)なので非常に助かる。



翌日は「関西版ホリデーパス」で。


翌日は新快速で山科へ行き、そこからは京阪電鉄で浜大津へ。


新快速はきっちり130kmhまで出すので見ていて非常に面白い。


途中で阪急電鉄を追い抜く。
なかなか良い併走バトルだ。
すぐ奥の高架は東海道新幹線。
こちらは併走にはならず、仮に通っても高速でぶち抜くだけだろう。



そこからは琵琶湖の遊覧船だ。

琵琶湖には隣接して比叡山と、比良山地がある。左にあるのがそれ。
比良山地も標高1200m程度の低山だが、
冬は日本海側気候の影響を強く受け、かなりの積雪となるようだ。
それの風下側になる京都も、冬は多少曇りが多い感じの気候になる。



琵琶湖には純粋なフェリーもあるが、
こちらは同じ港に戻ってくる単なる観光船だ。



900トンもある割には、主機が800kWと、非常に非力である。
そのため最高速度は8ktしかないが、遊覧船なのでこんなもんだろう。
というか、30ノットとか出されたら風が強くてデッキに居たくないからな。



雲があるがなかなか奥行き感があって良い。
24mm相当の広角は面白い。

24mm相当はデフォJPEGだとすこーし歪曲があるかなあ、といった感じ。
もちろんRAWで撮れば補正できるから問題ないはず。
(JPEG画像しか貰ってないけど)


船橋も面白い。


京阪電鉄浜大津駅。
駅前の交差点は、鉄道と交錯しておりカオスな状況。
広島電鉄とかの路面電車と異なり、列車は16m×4連の立派な車両であり、
接触したらひとたまりもなさそう。



京阪電鉄も専用区間では普通の私鉄といった趣。


昼食。
名物の蕎麦なんだって。



日吉大社。



なかなか良い感じの神社だ。



ちなみに巫女さんを募集中。
15〜25歳の女性(ただし未婚に限る)が要件だそうだ。



HDR


次は比叡山へケーブルカーで。



車両が到着。


ケーブルカーの駅からは琵琶湖の南部が一望できる。
冬ならかなり展望がよさそう。
でも案内盤にあるように本当に御嶽山(長野県)まで見えるとは思えないなあ。



HDR



京都駅へ戻る。
いつものように超近代的な京都駅。


こういうのも悪くない。




そこからは新快速で神戸駅へ。所要約60分。速い。
神戸では3500円の安い旅館に宿泊する。
風呂トイレ共用で4畳の部屋だったが、8時間寝るだけなので全然OKだ。
でも、5000+4300+3500=12,800円は結構痛い。



翌日はバスで神戸駅へ出て、JRで三宮へ、ポートライナーで神戸空港へ。
はるか遠くには明石海峡大橋が見えるが、東京行きの便であっても、
あれを超えて姫路くらいまで行ってから東へ旋回するんだよな。
これじゃあ飛行距離は岡山からとあまり変わらず、ちょっともったいない。



SKYMARKで茨城空港へ。
1日1往復の茨城空港唯一の国内線である。
運賃は大混雑の連休ということもあり12,000円。
まあこれでも新幹線より安いからいいか。



やはり西向きに離陸し、さきほどはるか遠くに見えた明石海峡大橋を軽々と飛び越え、
その後姫路近くまで行き、東へ180度旋回する。
これじゃ岡山空港かが上がってくるほうが近いような。



ブロッケン現象。
遠いため中心に自分の影は見えない。


その後は琵琶湖の北端を掠めるように飛ぶ。



御嶽山が見える。



中央アルプスの南駒ヶ岳直上あたりをフライパス。



機窓からは山小屋が目視で確認できるほどはっきりと見える。
ホテル千畳敷、宝剣山荘などが確認でき、また山の稜線を縫うように登山道がある。



駒ヶ根の市街。



ロープウェイでお手軽なイメージばっかりの木曾駒ケ岳も、
伊那谷からは標高差2300mを以って立ち上がり、飛行機から見ると結構立派だよな。



そのあとは南アルプスの鋸岳直上をパスする。
パノラマ写真にすると、まさに日本地図の上を飛んでいる感じ。


高遠城址公園が見える。
もし桜の時期なら、この一帯が桜色になっているのだろうか。


諏訪湖も見える。
空気が澄んでおり非常に綺麗。



次は八ヶ岳の南、小淵沢直上をパス。
八ヶ岳がはっきりとわかり、裾野が広がっているのが模型的で面白い。



その後は、埼玉県・群馬県・長野県の境界となる三国山の直上をパス。
この三国山の少し北にある御巣鷹山も確認できる。
飛行機から見るには、少し複雑な心境だ。



関越道と上信越道の交差する藤岡JCTと、背後には高崎市街&前橋市街。



利根川はやっぱりでかい。


航空自衛隊に設置されている熊谷NDB(航空無線標識所)の直上を通過。
上越新幹線の本庄早稲田駅、関越道の本庄児玉ICが確認できる。



熊谷NDBを通過後、進路をやや北向きに変える。
宇都宮駅をパス。



茨城の丘陵地帯は谷と山がはっきりとわかり面白い。



パノラマ写真で飛行機の翼がズレているのは、撮影中に景色が動くため。



次は大子VORを通過。
温泉で有名な場所だ。あとはこのすぐ近くには袋田の滝もある。
飛行機で上空を通過することは多いが、地上から行ったことは一度もない。
大子VORを通過後、右旋回し、進路を南向き210度にとる。



茨城空港に向かって降下する。
水戸市上空をパス、その後北関東自動車道を横断し、涸沼の脇を通過。
電子機器使用禁止となる。



フライト・シミュレータX (C)Microsoft

デジカメが使用できないため、今度はフライト・シミュレータの画像で。
茨城空港の西側を滑走路と平行に通過する。



フライト・シミュレータX (C)Microsoft

霞ヶ浦の上で旋回し、滑走路03Lにアプローチ。
滑走路長は十分に長い2700mあるため、
国内線仕様の軽いB737-800ではフラップアップでも余裕で着陸できる。
(実際にはフラップ10くらいまで降ろしていた。速度は不明。)


フライト・シミュレータX (C)Microsoft

滑走路03Lに着陸する。
FSXではまだ百里基地のままで、滑走路は1本しかない状況だが、
実際にはこの西側に03L/21Rが建設されている。
これで首都防空の砦となる百里基地も滑走路2本体制となって、非常に頼もしくなった。
敵軍に滑走路が破壊されたときは誘導路から離着陸を行うこともあるが、
百里は未買収の土地が残っているため誘導路が「く」の字型に曲がっており、
仮に滑走路が破壊されたり、事故機などに滑走路がふさがれた場合に、
戦闘機が離陸できなくなる危険があるのだが、新滑走路の建設でこの心配がなくなった。

民間機のみの、茨城空港としての利用であれば、2700mの滑走路に対し、
長い過走帯(しかもネットバリアまで設置されている)は不要なわけだ。
あえて設置されているのは、やっぱり「百里飛行場B滑走路」というわけなんだな。


茨城空港はボーディングブリッジがなく、徒歩による乗降になる。
雨だと結構しんどそうだが、マニア的には航空機を間近で見れてお得。
このあと航空機は自力でプッシュバックして滑走路に戻ることになる。



航空自衛隊。


茨城空港は非常にアクセスが不便なのであるが、最近はバス路線も充実してきている。
一番ナイスなのは、空港から東京駅直行のバス。
1日3往復で、料金はなんと500円(航空機利用者の場合)。
これは茨城県の補助金が投入されているからだそうである。
ほぼ同じ所要時間と距離の高速バス東京⇔水戸線は、
運賃が2040円するので、1/4の値段ということになる。
しかも激安なのに利用者は少なく、
今回のように混雑期の、しかも唯一の国内線に接続する便なのに利用者は17人。
普段は閑古鳥を輸送しまくっているとか。
これ、朝一の茨城⇒神戸便にも接続できるやつがあればいいのになあ。



途中はもちろん高速道路を通る。



利根川を渡るところではつくばエクスプレスと併走する区間。
TXに乗っているとさすがの常磐道でもTXのほうが速い。



首都高に入ると渋滞気味となる。
東京スカイツリーが見える。



その後、両国JCTを先頭とする3kmの渋滞で20分ロスするが、
定刻より50分早着の11時50分に東京駅に到着する。
茨城空港からの所要時間は1時間40分。
石岡経由のフレッシュひたち、つくば経由のTXで来るよりも早く到着した。
これで500円なんだから最高だ。

その後、秋葉に寄り、無事に帰還。




参考


伊丹→羽田の航空機から撮影した琵琶湖。


千歳→羽田の航空機から撮影した霞ヶ浦と茨城空港。


航空機から撮影した比叡山。


千歳⇒羽田の航空機より撮影した茨城空港。
やたらとノイジーなのは夕闇の中の飛行で暗く、ISO800での撮影のため。
民間用の区画は、新たに用地を取得などして設置されており、
また滑走路・誘導路も自衛隊区域と民間区域で完全に分かれている。
(民間機は03L/21Rを使用し、自衛隊機は03R/21Lを使うようだ)
実態は「百里飛行場共用化」ではなく、
「百里飛行場に隣接して茨城空港を建設した」という感じ。

撮影機材
 SONY NEX-5(単焦点24mm換算)
 PowershotS90(28-105mm換算)
 等