旅行記



2010/08 御嶽山


御嶽山は、長野県の北アルプス付近にある3,067mの山である。
山の行程自体は日帰りで余裕であるが、
登山口までが極めて遠く、埼玉から6〜7時間を要するため、しんどい行程になる。
今回も、いつものように前夜に出発し、深夜に登山口に到着、
その後日の出と同時に登り始め、昼過ぎに下山、深夜までに自宅帰還。

さて問題は、今回は珍しく4人パーティであることである。
人数が多いほど楽しくて良いのだが、R2の乗車定員が4人なので、
4人+山装備4人分+幕営用具2セットを積載するとかなり狭く、
スペヤタイヤを降ろすなど対応をしても、足元まで荷物が満載になる。
でも、これでも電車よりも広いからまぁいいか。
大抵は2人なので、2人+山装備2人分+幕営用具1セットなら、
かなり広くて快適なのであるが。



深夜の高速道路を安全速度で爆走し、諏訪湖SAで休憩。
南アルプス最南端の諏訪湖SAの夜景は美しい。



登山口で幕営し、朝になる。
今日もピーカンの良い天気だ。
日の出と同時に法螺貝の音があちこちから鳴ってかなりわろた。



早速登り始める。
既に山頂で日の出を見た信者達が下ってくるが、
御嶽教の総本山だけあってすごいことになっている。
ほかの山とは明らかに毛色が違う。
ほかにも霊山と言われる、富士山・立山・白山など、
こんなんは全然見ないため、初見だとかなりびっくりする。



少し登るとすぐに森林限界となり、眺めが良い。
北アルプスの最南端ということもあり、
どちらかというと日本海側より太平洋側の気候の影響を受けるため、
それほど積雪量は多くないらしい。
そのため森林限界は2500m程度と、それなりに高い。



最終水場だが、滴る程度である。


王滝口頂上。
これは3067mの頂上手前にある小ピークのようなものだが、
なぜか頂上扱いとなっている。
ここまでしか登ってこない信者も多く、この先は信者の数は多少減る。




雲が上がってきた。



謎の像も多い。



広くて眺めがよい。



頂上には神社がある。



頂上標識。



1の池。



1等三角点。



水色の二の池が非常に美しい。
池の水色、万年雪の白、空の紺、地面の茶色、雲の白、ハイマツの緑、
たいへんコントラストが高く非常に美しい。
こんなに色鮮やかな世界があるのかと驚くくらいである。
これがもし秋ならば、紅葉の黄色と赤色が加わり、
更に色鮮やかな世界になること請け合い。




綺麗だな。



お鉢をめぐり、二の池に達する。
頂上より先に行く信者は少ない。




万年雪が残る。




二の池では小休憩。
飯を出して宴会モードになる。



食卓からは最高の眺めだ。




カップめんも追加して派手な宴会だ。酒はないけどな。



なんでこんなに美しい。






高山植物もそれなりに咲いている。



さて下山にかかるか。

さすがに下りは御嶽教の信者も少なくなってくる。
なお、信者数は公式には50万人とのことである。
富士山の登山者数が、登山ブームでフィーバーした平成21年で29万人なので、
信者が1年1回(信者なら最低でも年1回は登るよなあ?)の登山をすると、
富士山の登山者数をはるかに超えてしまう。
しかし、御嶽の登山道は上下線に分離されておらず、
登山道の交通容量は、富士山よりかなり少ないと見られる。



無事に下山する。
しかしここから頑張って7時間掛けて戻らなくては。




登山口までの道路はスキー場のなかを通過している。
ここでスキーをするのもなかなか面白そう。
御嶽は冬でもそれなりに晴れるはずなので、
そんな場所で標高2200mで滑走できるのはなかなかないはず。
これは日本で2番目に標高が高いスキー場である。




とりあえず至近の温泉に入り、汗を流す。
しかし温泉のキャパを超えて人が押し寄せており芋洗い状態。
ちなみに源泉温度10℃なので一応は鉱泉扱い。
炭酸泉+鉄分なので、飲んでみると炭酸飲料のあの炭酸の感触と、
古い水道水のあの鉄分の感触が混ざっており、最高にまずい。
飲泉を推奨していたが、ちょっとどうかな・・・という感じ。
でも鉄分が強烈なので吸血鬼な人にはおすすめ(?)。




帰りは高速道路で甲府まで出て、
その後中央道で渋滞により所要4時間が予想されるため、
国道140号雁坂トンネルに迂回運行する。
八王子方面の友人はここで分離する。
深夜の国道140号を安全速度で爆走し、埼玉まで入り、結局帰宅したのは11時となった。
以上、無事に帰還。




この記事を作成には、
往復700kmを安全に運行してくれた機長と、
すばらしい写真を撮影してくれた友人の協力を得ています。