旅行記
2010/06 燕山荘
燕山荘は、日本第5位の規模の山小屋である。
| 参考 1位 1,200人 北アルプス白馬岳 白馬山荘 2位 1,000人 北アルプス白馬岳 村営白馬頂上小屋 3位 750人 白山 室堂センター 4位 650人 北アルプス槍ヶ岳 槍ヶ岳山荘 5位 600人 北アルプス燕岳 燕山荘 |
1位〜4位のところは、
泊まったことがあるかどうかはともかく、
行ったことはあるので、5位の燕山荘に行ってみた。
大規模なところは人が多く、
従って通常は良い所というのが普通なので期待できそうである。
それにしても、大規模なホテルでも500〜1000人規模になるのは珍しく、
ましてや2500m以上の高所にこんな大規模な宿泊施設があること、
それそのものが凄いことである。
山の頂上付近ということでどんな高級ホテルよりも良いロケーション。
これは泊まらないわけにはいかないだろう。
今回は3人での山行である。
まだまだ雪が残ることから山はオフシーズンであり、
3人なのでおそらく個室状態で4人用スペースを使えるはずだ。

いつものように夜発で登山口まで行き、車中泊とする。
登山口の駐車場は標高1400m、
燕山荘が2700mなので1300m差となり、それなりに苦しい行程である。

ゆっくりと寝て朝8時半スタート。

途中にはほどよい間隔で休憩ポイントがあるため、それほどきつくはない。

途中にある合戦小屋。
この辺からずっと雪を踏むような状態になるためアイゼンを装着。

眺めが良い。

雪が腐っていることもあり、
軽アイゼンはあったほうが良いが、ピッケルは不要であった。

燕山荘に到着

小屋の前のテラスからは大展望だ。

とりあえずチェックインする。
1泊2食付で9500円。
3人で4畳ほどのスペースに割当てられる。

とりあえず昼食にして、
そのあとに山頂を往復してくるか。

昼食。

今回持参の魔理沙の衣装。
結構かわいいでしょ。(中身が見えなければ)
服だけだと(肌が全く見えてないと)なかなか萌えるぞ。
でもちょっと肩幅が広いのがすいません。
まぁ中身は男だろうが女だろうが猫だろうが石だろうが、
形が同じで服しか見えてないのであれば、同じだ。
でも(キャラの)身長は低めの設定なので、
もうちょっとモコモコした格好のほうが相対的に身長が低くみえて良い気がする。

何故か小屋の前のテラスにダースベイダーが居る。
(※コスプレにおいては燕山荘スタッフの御理解御協力を得ています)
このダースベイダー、細かく作りこまれていて、有明でも普通に使えそうなレベル。
ブーツやヘルメットなど重そうなものも多い。
これをもってくるのは大変だ。
実は有名人のようだ。
ベイダー卿は、老若男女誰でも分かるネタだし、なかなか秀逸だと思う。
ちなみにこの人は日帰りで下山したようだ。
この格好のまま歩くのは、(真っ黒なので)熊と間違われる危険も。
あとマントは汚れるだろうし大変だろう。

で、このまま山頂まで往復してくる。
なんかRPGっぽくてわろた。
スカートは涼しくてなかなかいい感じ。
裾の引っ掛けさえ気をつければ、岩場以外では汚れなさそうだし。
山ヤ御用達のサポートタイツも装着しているので、生足で醜いことにならないのが安心。
生足だと中身(おいおい)をどうするという問題も生じるし。
魔術を使用し自力で空を飛ぶことはできないが、
160PSを発揮するセスナ172スカイホークがあれば僕でも空を飛べる。
(隣に教官がいて、かつ航空管制官の許可の範囲内で)

すれ違った人から、
「今日は何か(イベントが)あるんですか?」とか言われてわろた。
あとなぜか記念撮影をしてくれと頼まれる。

これは帽子が日差しを防げて快適。
ちょっと風があると厳しいので、紐か何かで繋ぐ必要があるだろう。
帽子の後ろに黒いタオルがぶら下がっているのは、シルエットを調整するため。
要するに、ぱっと見で短い髪だと後姿が醜いので、隠すためである。
これだと後姿は肌の露出部分が全くない。

山頂にある三角点。

ポートレートは50mm〜85mmくらいのレンズで撮影するのが定番だが、
こちらも換算105mm相当なので、やや望遠だがポートレート用にはなかなか適する。
なんつっても背景のボケが美しいし。
こんなことをやってるうちに誰かが登ったきたが、山頂手前からこっそり撮られた罠。

記念撮影。
まさに俺の嫁。でも俺が俺の嫁で嫁は俺で俺の嫁?
ということは俺=俺?そりゃそうだわな。

360度の大展望であるが、標高2763mとやや低く、周りの山が結構高い。
(槍ヶ岳よりも400m以上低いのであるからな。)

やることがないのでグダグダ昼寝でもするか。
このあと帽子を脱いだせいで紫外線にやられることになる。

山荘を撮影するとこんな感じ。
なんかミニチュアチックである。
ヘリポートも装備されているようだ。
とはいえ、荷揚げ用ロープウェイが直下まであるため、
ヘリの使用頻度はそれほど高くなさそう。

山荘から山頂を600mmで撮影するとこんな感じでわろた。

下界もよく見える。

槍ヶ岳は相変わらず美しい。

というわけで小屋まで戻る。
途中にあるイルカ岩。誰かが目を彫ったらしい。(おいおい)

山荘に戻る。
で、小屋の人の御理解ご協力を頂いているため、
このままの格好で小屋に入って着替えてくる。
となりの人から「かわいい格好ですね」とか言われてわろた。
元の服に戻ると、小屋の人から「元に戻ったんですね」と言われる。
いえいえ、お騒がせしました。
それにしても、このテント場は雪庇のすぐ横で恐ろしい感じがする。
あと雪の上での幕営は寒そうだな。

いい感じにパノラマだ。
その後夕食と日没まで時間があるので少し昼寝をする。

夕食。

評判がよいこともあり、なかなか豪華なメニューである。

その後は夕日。
夏なので日没は7時くらいになり、睡眠時間が厳しくなる。

HDR撮影
微速度撮影をしていると、
毎秒1枚程度で連写することになるので、不思議がられて声を掛けられる。
(特にデジイチユーザーから)
今回は微速度撮影で7000枚の撮影枚数となっている。
これはカメラのシャッターユニットの寿命の7%である。
写真はある一瞬を切り取るものであるから、
特に高速の被写体以外は、見たままの写りとなる。
動画は、連続写真であるから、やはり見たままの動画となる。
しかし高速動画や低速動画は、
時間の流れが変わるので見たままとは大きく変わる映像になる。
仮に10倍速や0.1倍速であっても、
時間の関数が2乗で効いてくる物理現象は多いので、
大変にダイナミックな映像となる可能性を秘めているのだ。

沈んでいった。

HDR撮影
日が沈むと光線がいっきに綺麗になる。

高空を飛行するJAL機。
肉眼では米粒にしか見えないが600mmだとこのとおり。
あの高空を飛ぶ人がいるのか。
なかなかロマンがあるな。

槍はまだちょっと日が当たっていた。

日が沈むと今度は下界の夜景がきれい。

部屋はこんな感じ。
カーテンで区切れるのでなかなかいい感じに個室感覚。
3人で4畳なので広々。
寝具は封筒型寝袋+毛布2枚+敷布団であるが、
封筒型寝袋は、チャックを広げて掛け布団のように使える。
(人が多いときは寝袋状にしたほうが、隣からの侵食を防げるので良いだろう)

8時くらいに寝て、翌日は4時半起床。
下界の雲海が美しい。

友人のD80のファインダーを覗くとこんな感じ。
戦闘機のHUDではありません。

なんという絶好な場所にある宿であろうか。
山ヤの皆様じゃないと宿泊できないのが大変もったいない。

お、日が上がってきた。

美しい。
HDR撮影

HDR撮影

600mmだとはっきりと太陽の輪郭がわかる。

富士山も綺麗。
まだまだ雪が残ってるな。6月中にまた登りに行きたい。

槍も綺麗。

朝食まで1時間あるのでまた寝ることにする。
6月だと日の出も早くて日の出を見るのがつらい。
朝食。
腹一杯食っておこう。

また山頂を往復してくる。

昨日と違って山頂に人が多い。

笠ヶ岳。
直下に山荘が見える。
こういう絶好なロケーションのような場所には、ぜひ泊まってみたいところである。
これだけ山頂に近ければ、夕日朝日を山頂で見れる。
さぞかし絶景であろう。

600mmで撮影すると月もこのとおり。
理論上は金星の形(実は三日月形なんだぜ?)も判別できるはず。
でも月に比べて非常に明るいために厳しそうな予感。

まだまだ森林限界OVERは冬山だ。

さて戻ることにしよう。

下山後は中房温泉で汗を流す。

源泉温度は93℃というかなり高温の温泉でよい感じ。
地面に卵をいれとくと勝手に蒸しあがるのだとか。
あまりに高温なので源泉かけ流しをする場合、加水して冷却できないので、
水と混ざらないように水冷で温度を下げているんだそうだ。

林道を下って下界へ。

その後は穂高神社(本宮)へ。
穂高神社奥宮は上河内の明神にあり、嶺宮は奥穂高岳山頂3190mにある。
嶺宮は行ったことあるが本宮は行ったことなかったので、
どんな感じか見てみたかったのだが、結構立派で驚いた。

なかなか絵になる。

HDR撮影
もちろん神社での撮影といえばHDRである。(僕の中では)

HDR撮影

HDR撮影

神社の駐車場からは燕山荘が見える。
600mmの望遠はさすがにすごい。

中央道は渋滞するので、上信越・関越道・圏央道周りで戻る。
豊科ICからだと、中央道東京方面は70kmほど遠回りになるが、
渋滞にハマると2時間ロスするので、それでもこっちのほうが速い。
安楽亭で焼肉を食いまくり(250gは結構腹いっぱいになった)、
その後無事に解散。
帰宅は23時。

参考
航空機から見た燕岳周辺。
航空機から見ても山肌が白いのがよくわかる。
その後
ベイダー卿の中の人の記録(ヤマレコの日記)には、
「燕山荘でアニメのコスプレをした人がいた」と報告があった。
まぁアニメじゃないんだけど近いだろう。