旅行記



2010/04 奈良


天気が良かったので飛行機で往復してきました。
こういう突発的な計画でも、
SKYMARKの普通運賃がそれなりに安いので助かる。
(往復21,600円)



蒲田に前泊する。4800円。
早朝のバスに乗っていくのは結構つらいので、
前泊するのはどうだろうと思ったが、値段が高いのは難点。
蒲田駅前にあるネットルーム(ネットカフェの個室版、12時間1800円)
でも良いかと思ったので、今度試してみたい。




というわけで早朝の羽田空港。
朝イチのSKYMARKの神戸行きに乗る。
まだ結構雲が残っていて、それほど見通しが良いわけではなかった。




標高1600mくらいの丹沢でもこんなに真っ白になっているのは、
4月ではなかなかないだろうなぁ。




甲府。
朝は空気が澄んでいてよいな。




南アルプスがかなりよく見える。
まだまだ雪がたくさん残ってそう。
GWくらいだとどうなんだろうか。




今回はエンジンより前の席だったので、ジェット噴射の影響を受けず視界良好。



椹島ロッジが見えた!
まだ営業開始前なので、静岡駅から車3時間、
その後徒歩5時間(20km)を要する。
こんな山奥にこれだけ巨大なものがあるのもびっくりである。




中央アルプスと伊那谷が綺麗。
中央道も通っているのがはっきり分かり、
先週に車で走ったことを思うとなかなか感慨深いものもある。




小牧上空をパス。
羽田から20分。
先週に車で行ったときは5時間以上掛かったのにな。はえーぞ。




そして長良川



その後、姫路近くまで飛び、明石海峡大橋直上をパス、
神戸空港のサークリングアプローチに入り、結局1周して西向きに着陸。
いやー飛行機は速いですな。




ここから先は鉄道で奈良県の橿原まで行く。
神戸からポートライナー、三宮から新快速、鶴橋から近鉄の急行で。
新快速はかなり速くて気持ちよい。




橿原神宮。

HDRでダイナミックレンジ16倍(±2EV)



奈良県では初詣人数1位の神社である。

空の明暗が強調されてなかなか良い感じ。
曇り空はHDR撮影が一番。

HDRでダイナミックレンジ16倍(±2EV)



境内もかなり広くてよい感じ。これなら数十万人を収容できそう。

HDRでダイナミックレンジ16倍(±2EV)



空が曇っているせいで普通に撮影するとイマイチなので、
HDRでダイナミックレンジ16倍(±2EV)




その後は大台ケ原まで行くことにする。
大台ケ原は標高1600mの台地状の高原である。
山頂直下まで道路が通っているため、アクセスは極めて容易。
ただし道路は11月〜4月まで冬季閉鎖なので、
冬季閉鎖中のアクセスは非常に困難である。


吉野の桜が満開だぁーと思ったが、樹氷だった。
ほのかにピンク色なのは、桜がつぼみであるためか。

このドライブウェイは延長20kmあるがかなりの悪路で、
(地図の緑色=主要地方道のつもりで行くと痛い目にあう)
通過に40分〜1時間を要する。


大台ケ原の駐車場。




さて、大台ケ原は一般には駐車場〜頂上を1周で周回する、
3〜4時間程度のハイキングコースが一般的。
せいぜい2時間くらいだろうと思って進むが、
ガスっていて展望が得られない。




しょうがないので頂上まで行くのみで引き返すことにする。
周回コースを1周する気合いで走っていたので、頂上までは18分であった。
(ちなみに空身である)


頂上直下70mからはなんと川が流れ出している。
普通、頂上から200〜300mくらい下らないと川にはならないので、
かなり珍しいといえる。
槍ヶ岳でたとえれば、穂先のまんなか位から水が湧き出てるイメージ。




頂上には展望台があるのみで無人。
なんにも見えず残念。
写真は1等三角点。







大台教会。
てっきりキリスト教みたいなのを期待してたのだが違った。




駐車場。絵画調の仕上がりに。

HDRでダイナミックレンジ16倍(±2EV)


さて下界まで戻り、温泉にでも入るか。




かなり絵画調の仕上がりに。

HDRでダイナミックレンジ16倍(±2EV)


これは道の駅に併設の温泉。500円。




そのあとは国道309号を通り、
大峰山のふもとの登山口である行者還トンネル西口へ。
ちなみに「ぎょうしゃがえり」と読む。
ところが、登山口がある西口はかなり落石危険地帯で、
上には危険そうな地盤もあり落石が心配。
「落盤注意」(落石注意ではない)という看板もあり、
明らかに危険な雰囲気。




大台ケ原が見える。
見る感じだと、もうガスが取れてるみたいだった。
運が悪いぞ。

まぁ年間降水量4,500mmの大台ケ原で雨にならなかっただけ、良かったとしよう。
ちなみに屋久島の平地部よりも降水量は多い。
屋久島も山間部だと8,000〜10,000mmだけどな。



今回は軽自動車にしたが、これが大正解であった。
軽自動車はフルフラットになる車種が多いので、
コンパクトカーよりも車中泊に適する。
サイズが小さいので狭い酷道でも快速。
狭い登山口の駐車スペースにも滑り込める。

HDRでダイナミックレンジ16倍(±2EV)



というわけでトンネルの反対側の東口で車中泊とする。
こちらはなだらかなで見晴らしが良いキャンプ適地もある。


寝るときは今回試験運用のシュラフを使うことにする。
モンベルの#0(使用限界温度-31℃、快適使用温度-16℃)である。
ちょっとオーバースペックかと思ったが、
今回のマイナス3℃くらいの環境では、下着姿でも熟睡であった。
というか上着まで着ると暑くて寝苦しい。
深夜になると上着まで着るとちょうど良いくらいでヌクヌク。
これなら冬の雲取山頂避難小屋(-15℃)でも安心だな。
しかし超巨大(ザックのうち20L分くらいを占有する)なのは問題。
重さも2.1kgあるし・・・。
車中泊や登山口でのテント泊には最強であろうが。
あとは冬コ○ケの徹夜にも活躍(徹夜は禁止です)!?

しかし冷え性なせいで1段階くらい重い寝袋を使わなければいけないのは辛い。
友人なんかホームセンターの安い寝袋でどこでも爆睡なのに。




で、日の出と同時の早朝5時10分スタート。
標高はそれほどでもないが、複雑な地形で道迷い遭難者は多い。
GPS装備でもしものロストにも安心。




すぐに登ると稜線に出る。
稜線までは標高差400m、コースタイム50分の設定はかなり厳しく、
普通では1時間程度は掛かるのでは。

稜線からは世界遺産となっている大峰奥駆道となる。
道が世界遺産になっているのはかなり珍しいんだそう。
これは吉野から熊野本宮大社までずっと続いている。
全線を踏破するには1週間を要するとか。



これから登る八経ヶ岳(はちきょうがたけ)が良く見える。
まだまだ登りだ。




弥山の頂上には250人収容のかなり大規模な山小屋が。



営業期間外も冬季小屋(20人)が開放されており、寝具までありかなり快適そう。
眺めもそこそこあるし、できれば1泊できてみたかった。




八経ヶ岳は近畿地方の最高峰である。
360度の眺めが楽しめる。
大学のワンダーフォーゲル部っぽい学生が10人単位で居たが、
すぐに下山してしまった。
軽装だったので泊まりではないだろう。
朝7時に山頂に居るなんて、一体どっからきたんだ。




三角点。
丁重に祀られている。




若干樹林に阻まれるが展望は良い。




弥山の頂上にある神社。
こんな山奥にあるのにかなり立派な印象。
眺めもよくて、夕日も見えそうでなかなかよさげだな。

HDRでダイナミックレンジ6倍(±
4/3EV)
単にカメラのダイナミックレンジが広がったのと同じ条件で合成したため、
言われなければHDRとは分からない。


さて戻ることにする。
国道309号からも弥山が見える。
崩落が進んでいる。




橿原に帰還。
ここからは神戸空港へ。
近鉄のアーバンライナーが通るこの路線であるが、
なかなか線形は良く、しかも標準軌ということもあり、
少しカントの向上を行えばかなり高速走行ができそうな雰囲気。
緩和曲線が足りるのかはよくわからないが。
「はくたか」並みの高速走行で、
アーバンライナーが名古屋大阪を1時間半とかで結んだら面白そう。
はくたかだって私鉄特急で160km/h出してるんだし(しかも狭軌)。




新快速は普通に120〜130km/h出してくれるので面白い。
関東圏でもこのくらい頑張って欲しいんだけどなぁ。




複々線は楽しい。



海上保安庁の巡視船が。



SKYMARKで羽田に戻る。
全機種737-800なのでシートの指定で悩まなくてもよいのは便利。




神戸空港のデッキは天気もよくてなかなか気持ちよい。
でも1日30便しかないせいもあって、
離着陸を見るためにはかなり待たないといけないのは難点。




一旦明石海峡大橋を飛び越えて、
姫路くらいまで行ってから東向きに方向転換。
これじゃぁ岡山空港から羽田と距離がほとんど変わらないんじゃないか。




京都。




琵琶湖



第二東名がかなり出来上がっている印象。
まさに地図に残る仕事。



新幹線を追い抜く。写真を解析する限り700系だろう。
ちなみに東京駅へはこの新幹線よりも早く到着することとなる。



浜松基地



その後千葉上空をとおり、羽田に着陸。
滑走路16Lに着陸したが、ずっとPAPIが赤3つだったぞ。
ちょっと低いんじゃないの。
まぁ迎角を取っているので、
操縦席からは正規の角度として見えているのかもしれないが。

神戸空港からは飛行時間63分。
これで10,800円なんて、
やっぱり200人で割り勘になる定期航空便は安くてよいなぁ。

以降、無事に帰還。



参考
航空機から撮影した台高・大峰山系。




近畿地方はかなり山深い地域である。