旅行記



2010/04 名古屋空撮・花見


友人が名古屋に転勤になったので、
花見や飛行機に乗るために行ってきました。





高速道路で名古屋まで。
距離は約400km、前後の一般道も含めて6時間の行程であるが、
そのまま行くのは辛すぎるので寄り道もしていくことにする。




季節はずれの寒波により、上信越道はチェーン規制が実施された。

今回、降雪が予想されるということで、
3月にスタッドレスタイヤからノーマルタイヤに履き替えてしまったが、
急遽朝5時半にスタッドレスタイヤに履き替えることに。
早朝に車をジャッキアップしてタイヤを付け替える作業はなかなかしんどかった。
(2人掛かりでも、収納・点検等を含めると30分を要する)



で、寄り道する臥竜公園。
かなり有名な桜の名所である。
標高1000mに位置するので今頃で桜が満開〜散り始めくらいの感じだ。




都合三種類のデジカメがあるので、撮影画像を比較してみると面白い。
僕のデジカメ(1/1.7型で開放F2)だと、
被写界深度は4/3機のF10に相当、かなり深い深度となる。

1/1.7型 F4.9 105mm相当 1/400s ISO80



4/3型 F8 140mm相当 1/640s ISO160

さきほどよりだいぶボケが多い。




青とピンクのコントラストがなかなか美しい。




マクロ撮影も楽しい。
クローブアップレンズを使うと近接撮影が可能になるが、
めちゃくちゃ被写界深度が浅くてかなり難しい。
風がある状況下だと大変だ。




なかなか満開。




雪と桜が満開なのはなかなか不思議な組み合わせである。




その後は高速道路で一路名古屋を目指す。
途中で駒ケ岳SA、恵那峡SAで休憩を適度に取っていく。
恵那峡SAでは、R2に常備されている関東圏の地図の範囲外となるので、
名古屋市の地図(900円)を買っていく。




で、到着したらすっかり夕方だ。

名古屋高速は普通車750円とかなり高いが、土日は25%OFFなので少しはマシ。
ま、このくらい高いほうが空いていて良い。
首都高も1000円均一にして、その分で中央環状線とかをガンガン建設してほしい。



飯は名古屋名物の味噌カツ。




大須にも寄っていく。



翌日。

引続き朝食は名古屋名物のモーニングをいただく。
むかし「ムーンライトながら」で名古屋についたときに、
モーニングを食おうとしたらどこもやってなかった記憶が。
MLながらは朝6時名古屋到着だしなぁ。




その後は小牧空港までいく。




ハンガーには大量のヘリが格納してある。
(制限区域内なので許可が必要である)



セスナ172で名古屋上空を飛んでみたい。
ちなみにセスナ172はチャーター料は8.2万円/時間。
ロビンソンR44ヘリコプターは18万円/時間である。
高くて涙目。
(グアムなら2割くらいの値段なのになぁ・・・)
前にBell206やAS355Bに乗ったときは20万円/時間であったが、
これはガスタービンエンジンのヘリとしてはかなり格安であった。
普通は40万くらいしそうな雰囲気。

ちなみに8万円/hのセスナではあるが、
200km/hで飛べるので1kmあたりだと400円となり、
タクシーよりもちょっと高い程度だったりする。


機長席にパイロット、副操縦士席に僕、後席に友人が座る。



滑走路で先に離陸していくロビンソンR44ヘリコプター。




滑走路を1000mほど滑走して離陸。
やや滑走距離が長いのは、フラップを上げているため。




テイクオフ



自衛隊の航空機が。



後ろを眺めるとなかなかよい感じ。



すみっこにF-15がこっそりと駐機してある。




三菱重工の航空機関連の工場だ。



大量の輸送機が並んでいる。



さっきのR44を追い抜く。
R44もセスナ172も巡航速度は変わらないが、
離陸直後は速度を稼ぐよりももっぱら高度を稼ぐことに注力され、
上昇中の対気速度は50kt程度と遅いので、
80ktで上昇しているこちらのほうが速く、追い付くことになる。
更にあっちはヘリなので上昇力は劣り、
こちらのほうが後に離陸しているのにも関わらずこちらのほうが高度が高い。
基本的に空中の運動性能は固定翼機のほうが優れる。




JALの旅客機が進入する。
大型機は進入中でも速く、するすると飛んでいってしまう。




名古屋高速の車をどんどん追い抜く。
こっちは170km/hだからな。




そして名古屋の都心まで。



官庁街。




都心を囲むように都心環状線があるのがよくわかる。



なかなか計画的な街である。



テレビ塔。




高い建築物なのに赤白の模様ではないのが違和感がある。
この100mの道路はすごいな。
まぁ東京でも、湾岸線のお台場のあたりは幅員100mあるけどな。
車線数も高速道路+国道で12車線である。




貨物列車を追い抜く。




新幹線を追い抜く。
N700系なんか地上を走ってるのに140ノット以上出るので
セスナ172よりも高速であるが、名古屋駅停車で徐行している。



名古屋駅のセントラルタワー。
航空法の規定により地上物件より1000ftの距離を開けなければいけないので、
あまり近寄ることはできない。
近寄ると航空法違反、というか今の御時世だととんでもない勘違いもされそうである。




名古屋城。
あとで地上から行ってみたい。




小牧に戻る。




引き続き小牧へ



高層マンションの直上を通過。



地下鉄(の地上区間)と交差。



R/W34に着陸することとなる。
でかいランウェイは余裕だな。初心者にもお勧めだ。
僕でも着陸できたしな(実機で)。




管制より、誘導路W2に入れとのこと。
おいおい、滑走路端から600mくらいしかないんですけど。
しょうがないのでフラップ20にダウンして、速度を60ktまで減速して進入する。
高度は低めを維持、PAPIは都合4つ赤になる。
隣に教官が乗ってたら「パワー!」と言われてスロットルを上げられるレベル。





まもなく着陸。
後ろで大型機が待ってるわけじゃないんだから、
もっと余裕を持って着陸させてほしいぞ。




で、20ktでタクシングしてスポットへ戻る。



なかなか広くて、こういうチャーター便や近距離便の拠点にかなりよさそう。



お疲れ様でした



こんな感じで離発着した。



ヘリが着陸。結構トラフィックは多い。




名古屋高速都心環状線。
しかし「都心環状線」というのはなんか違和感あるな・・・。
略号は[R]。「Ring」の頭文字。
ちなみに首都高は[C]で「Circular」の頭文字。
中央環状線のC2はちょっと語呂が悪いので、R2のほうがかっこいいかも?
ちなみに首都高と異なり全線一方通行である。

さて戻ることにしよう。



途中の恵那山トンネル。
関越トンネルと比べると、最高速度は70km/hは同じだが、
車線変更禁止のせいもあって関越トンネルよりも長く感じる。




恵那山は登ったときはイマイチな感じがしたが下から見るとかなり立派である。
標高差1500mあってかなりよい感じにそびえている。



途中でランボルギーニ2台に追い越された。
値段はロビンソンR22ヘリコプターと同じだが、
ランボルギーニは5L・500psとハイパワー、最高速度も320kmhを超える。
R22はせいぜい200km/hが限界だが(出力も130psくらいだし・・・同じ5Lの排気量なのに)、
東京名古屋間で比較するなら、R22のほうが速そう。
なんたって空を飛んでいけるんだし。
金持ちの皆様は3000万の車だったら同じ3000万のヘリのほうがいいのでは。




中央道からホテル千畳敷が見えた!

実はこの日、千畳敷カールで雪崩があったらしく、
10人ほどが巻き込まれたとのこと。
周りには数十人がいたため、全員無事に掘り出され、死傷者はゼロ。
もし死傷者が居たらニュースになっているところであった。
雪崩跡の写真と、この写真を照合するとこのへんだと思われる。
かなり広範囲に(ただし薄く)新雪表層雪崩になったため、目立つ。
とはいえ、雪の量そのものは少なかったために、
深く埋没した人は居なかったようだ。




ちなみにホテル千畳敷はこんな感じ。また泊まってみたい。



高遠城址公園。
日本3大桜の名所と言われるくらいであるから、さすがに凄いことになっている。
城址内には1500本の桜が咲いている。




城址との組み合わせもなかなか良い感じ。
HDRな撮影とあわせてまるでCG。
満開の桜なんて物凄いデータ量だろうし、
3DMark2011(仮称)には最適では。




だんだん暗くなってきた。



青色の空と含めれば良い色である。




三脚がないと全く話にならない。
HDRが大変良く似合う。
HDRは設定が難しく、よく調整すればかなりいい感じになりそう。
こういう風に、人と同じ写真ではなく一工夫するだけでだいぶ違うよな。




橋との組み合わせがかなりよい感じ。



カメラによってだいぶ色合いが違う。
こっち(僕のカメラ)のほうがホワイトバランスが低めに設定されているようだ(?)



池に一面の桜の葉が。



まさに3DMark2011だな。




暗い中のマクロ撮影はなかなか難しい。
とはいえ、被写界深度が深いので楽ではある。



なかなか満足したので帰る事にする。




諏訪湖SAで夕食とする。
相変わらず中央道は激しく渋滞しているそうなので、
時間をつぶして渋滞解消くらいのタイミングで行くことにしたい。

このレストランからは諏訪湖の夜景が見えてかなり良い感じ。



諏訪湖からのくだりは、進行方向に茅野や諏訪の街の明かりが煌き、
夜の高速道の醍醐味的な楽しみがある。
デジカメで撮影しようとするとこれが大変なんであるが。
(ISO1250、F2、1/15s)

以降、無事に帰還。
総走行距離1030km、燃料消費量60L。
(ただし航空機で消費した分を除く)
名古屋までは3人で割り勘で1人5000円!激安。
高速1000円のおかげでかなり安くなった。


以下 全て参考資料


フライトシミュレータXによるシミュレーション(C)Microsoft

ビルの屋上にあるヘリパッドに着陸する場合、
事前に国土交通大臣の承認を得ること!

ちなみに東京駅から来ると、新幹線だと1時間40分。
直線距離は260km程度なので、ヘリなら1時間半程度だと思われるが、
R22の場合、あまり高い高度に上昇できない。
そのため東京名古屋間にある富士山や南アルプスなどの、
高標高の山岳地帯を迂回しなければならないため、
実際には新幹線よりも時間が掛かりそうな感じがする。
地上を走るのにヘリよりも速い新幹線はよくよく考えれば、これは結構すごいぞ。




フライトシミュレータXによるシミュレーション(C)Microsoft

名古屋空港に70ktで降下するセスナ172。
ちなみに4人合計で760lbsあっても、
燃料搭載量を20ガロン以下に抑えれば一応大丈夫な計算ではある。
ただし荷物を積むと重心位置が後ろになりすぎてアウト。

あとちゃんとPAPIは「
●●●●」になるようにしましょうね。


フライトシミュレータXによるシミュレーション(C)Microsoft

中部国際空港直上を飛行するセスナ172とF-22。
どちらも110ktだが、
セスナ172はスロットル全開でフルパワー、
F-22は舵上げ一杯ストール寸前。
youtubeでF-22とP-51(第2次大戦時代のレシプロ戦闘機)が
並んで飛行している動画を見て思いついた。




フライトシミュレータXによるシミュレーション(C)Microsoft

名古屋空港をフライパスするF-14。
この場所・高度を200kt以上で飛ぶのは違反なので注意。
ちなみにここをまっすぐ進むとすぐに航空自衛隊岐阜基地に行く事ができる。



参考
航空機から撮影した名古屋圏広域。
碁盤の目状の道路が印象的。


多くの写真は友人撮影。多謝。
また往復1030kmをR2で安全確実に運行してくれた機長にも感謝である。