旅行記
2009/08 月山・五竜岳
お盆なので、山にいってきました。
せっかくなので長期縦走をしてみたいところであったが、
日 コミケ前定例ブリーフィング
月
火
水 コミケ直前現地調査
木 コミケ現地入り
金
土
日 コミケ3日目
月 コミケ翌日秋葉現地調査
とコミケ関連のスケジュールが詰まっているので、
空いた日で山に行くことにする。

山形新幹線で山形へ。

最近はもう400系は退役が進んでいる。

山形駅からは、レンタカーで移動。バスはない。

登山口の時点で曇りであった。上は雲の下か中か上か。

やっぱり曇っていた。

木道になっている。

あたり一面、ニッコウキスゲのお花畑になっている。

満開だ。

登山道はほぼ全線木道もしくは石畳で舗装済。
平坦な地形だが、迷う心配は全く無い。

お花畑になっている。

少年少女だけの3人パーティが居た。
これだけ平坦な地形であれば、冬でも問題なさそうであるな。
実際冬の入山者は多いようである。
しかし平坦とはいえ日本海側の風を直で受けるので毎日猛吹雪となる。

頂上直下10分のところには神社があるが、よくわからない。

ときおり雲が切れて青空が見えるが・・・

頂上の山小屋と、奥には頂上の月山神社。

雪渓の水を利用した風呂があることで有名。

中はこんな感じ。

眺めはかなり良さそうなので、泊まれば夕日と朝日が堪能できるであろう。

頂上の一番高くなっているところは神社になっている。

中は撮影禁止。

実は神社が最高地点ではなく、神社の北側に少し高い岩場があり、ここが1984m地点となる。
ただし頂上標識があるわけではなく、わかりにくい。

5mほど下った場所には三角点もある。

のっぺりとした地形、豪雪地帯特有の植生、信仰の山、などの条件は白山に似ているな。
白山は、登山口が1200m、森林限界が2000mなのに対して、
月山は、登山口が1500m、森林限界が1500mなので登山口から100%景観が楽しめる。
標高は白山のほうがかなり高いものの、月山もお手軽に大展望ということで、
山形県では鳥海山に続いて大人気の山である。

登山口に戻ってきた。

リフトを利用して登下降できるので非常にらくちん。リフトだけで300mくらい稼げる。

山形へ戻る。

総走行距離118.3km、使用燃料8L。

よく頑張ってくれた。

山形駅に隣接して役所のビルがあるので登ってみる。
約30階建てで眺めが非常に良い。しかも役所なので無料。

盆地だけあって山形市街は意外と小さくまとまっている印象。

線路は標準軌と狭軌が入り乱れている。一番→だけ標準軌である。

山形城址。しかし特に何かが残っているというわけではなさそうなので行かなかった。

月山方面は雲が掛かっている。

山形駅。
ダイナミックレンジ±1EV

ダイナミックレンジ±1EV

ダイナミックレンジ±1EV

ダイナミックレンジ±1EV

で、新幹線で埼玉へ戻ることにしよう。

航空機から撮影した月山。
平坦なのっぺりとした地形なのがよく分かる。

航空機から撮影した山形市街。
高度10km。
山形駅・ビル・城址公園がはっきりと識別できる。
五竜岳・唐松岳

新幹線で長野駅。
東京から白馬に行く場合、あずさよりも、新幹線で長野まで行ってそこからバスのほうが速い。

神城駅でバスを降りる。

駅はこんな感じ。

神城駅から五竜テレキャビンまでは徒歩20分と非常にアクセスが良い。
ロープウェイで上へ。
よく見るとパラグライダーが離陸滑走中である。

なんと上は雲の中であった。霧雨状態であり、カッパを着ている人多数。

暑いのでカッパを着ずにどんどん歩く。

途中からは霧雨はなくなった。
依然として樹林帯の尾根を登り続ける。

山で死んではいけない!
特に先が長いであろう若い人の死亡事例は悲惨なことになる。

とうとう雲の上に出た。上には青空が広がっている。やっぱり青空は最高であるな。

これから目指す五竜山荘が見えた。
こういうのは見えてからが遠いんだけどな。

既に秋の高山植物が咲いている(秋だそうだ、よくわからんが)

五竜岳。そのマッシブな山容は人気がある、
が、左の奥に見える鹿島槍ヶ岳の双耳峰のほうがカッコよく人気は高いとか。
両山を結ぶ縦走コースも定番コースだが、
途中の八峰キレットが難易度がやや高く、万人向けではない。
またコースが長く最低3日を要する。

五竜山荘に到着、多くのテントが設営されている。

とりあえずチェックインだけして場所を押さえて、
五竜岳山頂に手ぶらで頂上アタック。
こういう急斜面もあるのでそこそこ注意を要する。

航空機が通過する。

五竜岳山頂。三角点と頂上標識があるだけで特に何もない割とさびしい。
しかし当然ながら360度の大展望である。

右は鹿島槍ヶ岳の双耳峰である。これはかっこいい。次は鹿島槍にいこうかな。
南アルプス方面は盛大に雲が掛かっている。
これだけの大展望であれば富士山が見えるかと思ったが完全に雲の中である。

五竜山荘に戻ってくる。

部屋はこんな感じ、ちょっと散らかっているが、8畳部屋を7人で使用。
そこそこ快適だったが、雨の日が続いていたせいか布団がやや湿っぽい。
枕もそうなので、雨具を巻いて使うことにした。ゴアテックスだから安心である。
掛け布団は6枚しかないので、2人のパーティが1枚の布団で寝ていた。
ちなみに最盛期には20人近くが詰め込まれることになる。

1人1畳とはいえ混雑しているので廊下には物資が出されている。
部屋は人が多いせいか日当たりがよいのかやや暑い。
これは夜でも布団が不要なくらいであった。

夕食はこんな感じ。デザート以外おかわり自由。

食堂は一度に48人が食事可能な仕様だが、最盛期には6回、つまり約300人となるわけだ。
ちなみに今回は2回であった。

部屋の構成はこんな感じ。
1Fは2段構成の大部屋、2Fは大パーティには個室として供される。

もちろん無駄にノートPCを持参。
デジカメのデータを移すために使っていると奇異の目で見られる。
まぁ普通はノートPC持ってくるやつはいないわな。俺もみたことない。
レッツノートは、いつもザックの中に保護ケース無しで入れてるが、
ザックごと転んだり尻餅ついたりしても余裕で故障したことがない。
EeePCだったら毎回壊れてそうである。
次のノートPCは何にするかな。耐荷重性能はかなり重要だと思うのだが。

瞼の北側にある毛勝三山に日が沈む。

夕暮れだが、高度が高いと空全体が赤くなるわけではない。
奥には富山湾と能登半島が見える。
これにはかなり感動である。日本地図の上に立っている気分だ。

(C)microsoft
フライトシミュレータで見るとこんな感じである。
富山湾の奥に能登半島が見えている。
上の写真と比較して欲しい。

日が沈んでくると寝静まってくるテント組みも増えてきた。

若干ブレているが、第3回安曇野花火大会。距離20km。

「浅科どんどん祭り 納涼花火大会」距離80km。
当然だが花火の音は聞こえない。
花火の火薬量はどんなに多くても0.1トンくらいだろうか。
広島原爆は「100km離れてても爆音が聞こえた」という報告があったが、
そりゃこの花火の150,000倍(15KT)だからな。
せいぜい爆発音が聞こえるのは極めて静かな環境でも20kmくらいが限界だろうか。
それでも音が聞こえるのが1分後になってしまうが。

聖高原納涼花火大会。距離35km。
山の上から3箇所の花火大会を同時に見るとは、なんという贅沢!
これには他の人も感動していた。
他にもかなり遠距離で花火が上がっていたが、遠すぎて撮影できず。
飯山のあたりだったので千曲川河畔納涼花火大会だと思う。

花火大会を見物する人たち。

夜は雲海になっていた。雲海の下から下界の明かりが漏れてくる。幻想的な光景。
上空には月が輝く。

信濃大町の夜景。
左のほうが空がやや明るいのは軽井沢・佐久方面である。

翌朝起きると(目覚ましを日の出10分前にセットした)、もう日の出をまつ人で溢れていた。

空には月が残る。

日が出てきた。雲が赤い。

唐松岳へ向けて出発する。
鎖が無ければ恐ろしくて通過できないような斜面の登下降。

そんな場所にも高山植物が。

デンジャーな箇所を通過する。
山地図では、「危」マークはついていないが、両側が切れ落ちたやせ尾根であり油断できない。
子供は極めて身軽にスイスイ通過する。余裕でゲーム感覚だ。羨ましい。

唐松岳頂上山荘。
なんだか古い小学校のような作りである。

内部はこんな感じ。

頂上山荘から10分ほどで唐松岳の山頂へ至る。

頂上の三角点。

はるか遠くの谷底に祖母谷温泉が見える。
ここから徒歩7時間、黒部峡谷鉄道の欅平駅から徒歩1時間の秘湯である。
一般人から見れば徒歩1時間に至る温泉はかなりの秘湯であるが、
山ヤの感覚でいえばたいしたことはない。
白馬あたりの明るい雰囲気からは想像できないが、
ここから欅平に下山できるのだ。
ここは富山との国境なので当然なのだが、なんだか不思議な感覚である。

西側には瞼岳。登山者の姿はこの距離では確認できない。
恐ろしい切り立った地形で、よく登れるもんだと思う。
まぁ、元々W級のロッククライミングルートに鎖・梯子を設置して強引に登山道にしたのであるが。

こっちは立山。なだらかな地形。
中央の雪が沢山溜まっているカールは内蔵助カールで、有名な「万年氷河」がある。
夏になっても溶け残った万年雪は各地に存在するが、
これらは数年で中身が全部入れ替わるため、氷河とは言えない。
だが、日本で唯一、内蔵助カール内にある万年雪は、
1000年前のものが残っていることが確認されている。
これは氷化しているようで、これが流動さえすれば氷河ということになる。
この内蔵助カール内には、永久凍土も存在する。
永久凍土はここのほかには富士山、大雪山(北海道)にしか存在しないものである。

唐松岳頂上山荘。
/\/\/\/みたいに道がついているのは、祖母谷温泉へのルート(約8時間)兼テント場。
道沿いに路駐するかのごとくテントが設営されるので、
いくらでも設営できるが、テントが多くなっていくと山荘まで登り返すのが大変である。

五竜岳を望む。

遠くには槍ヶ岳。

立山遠望。

剣岳遠望。

唐松岳から下には巨大な雪渓が残る。

空が青い。

頂上山荘に戻ってきてしばし休憩する。

あたりには高山植物が咲く。

八方尾根を下山する。
のぼりに使った遠見尾根よりも見晴らしがよく、アップダウンが少なく、こっちのほうがだいぶ良い。

リフトを3つ乗り継いで下界に戻るが、かなりの列ができていた。
八方池まではトレッキングルートになっていて大量の観光客がいるため。

遠くには白馬駅が見える。28mm×20倍=560mm相当で撮影。

離着陸以外で人や物件に一定距離(条件により異なるが500ftとか)より近づくのは航空法違反ですぞ、
と思ったがパラグライダーは航空法の規定では航空機ではないようだ。
つまりどんな低空飛行もOKだし、
管制圏の10,000ft以下で250KTs以上出してもOKだし、
40,000ftまで上昇してもOKである。

帰りは同じく新幹線で。
以後、無事に帰還。