旅行記




2009/05 水上周辺

水上周辺の山々と、秘境駅を巡る






国道120号の冬季閉鎖がやっと解除されたので、
日光白根山に行くことにした。
国道120号は、国道292号渋峠(2172m)および国道299号麦草峠(2127m)に引き続き、
日本で標高3位の標高となる金精峠(1860m)を通過する国道である。
なお実際の金精峠はもっと標高は高いが、トンネルで通過するため道路はこの標高となる。




日光白根山は、関東地方の最高峰(2578m)である。
冬の間は雲に包まれて見えることが少ないが、晴れた日にはひときわ白い姿を現す。
それは東京からでも見ることができるが、
前衛の山に阻まれて、見えるのは山頂の一部分のみ。
その姿は、白いプリンのようだとよく言われる。

写真は、男体山から見た白根山。



標高1730m、金精峠のちょっと手前の登山口に車を停める。




夏とは違う冬道を登っていく。
ここは沢になっているようだ。



沢を登りきると視界が一気に開ける。




池はまだ解凍中のようだ。




ここから急斜面の登り。



暑いので上着を脱ぐ。
上着をザックに入れると、人形が入らなくなったのでザックの外にくくりつける。



風はないので、綺麗な景色の中を歩くのはなかなか楽しい。




だんだん勾配がきつくなってくる。
ピッケルなしではやや怖い。



菅沼と、その横のキャンプ場が見える。




すぐ近くには東北地方最高峰の燧ケ岳2356m、
顕著なピークが3つあるため、
どの角度から見ても少なくとも2つのピークが見える通称ネコミミ山である。




先月登った会津駒ヶ岳(2133m)はまだ真っ白だ。
その手前左に見える白い雪原は、鬼怒沼。
奥鬼怒温泉から3時間ほど登るとこの鬼怒沼に出ることができる。
その直下には(手前の山に遮られて見えないが)奥鬼怒温泉がある。




白いのは至仏山だろうか。
あの下には尾瀬ヶ原があるはずだ。





山頂に到着。




中禅寺湖がかなり綺麗。




標高点の標石だろうか?でも固定されていない。




頂上には昼飯を食べるハイカーが10人ほど。
結構賑わっていた。
ピッケル装備の人もいるが、この理由は下山時にわかる。




山頂でゆっくりしていく




青い空が綺麗。ダイナミックレンジ+2EV




山頂にある白根神社
(ダイナミックレンジ2倍)



山頂には水が溜まっている。




こういう山頂にある池はなかなか神秘的である。
単に雪解け水が溜まっただけのものだが。




ネットでは「100m滑落した」という報告もあった雪渓。
斜度は最急部分で70%ほど、ここもピッケルなしではやや怖いが那須岳のものよりはだいぶマシ。
ピッケルがあれば全く問題なく通過可能と思われる。



五色沼避難小屋。




調理用具も置いてある。
夏の土日だけも管理人が入れば面白いのに。



20名収容とあってなかなか快適そうなつくり。
「ネズミが出ます」と書いてある。



かなりの生活臭が漂う。




五色沼は完全凍結。
頂上の池は解けていたのにこっちは凍ってる。
頂上のは火山の地熱でもあるんだろうか。



クマの足跡。




帰りも落石危険地帯を通過して下る。
落石があるので気をつけつつ速やかに通過する。



無事に車まで戻ってきた。




国道120号は途中にスノーシェッドもあり豪雪地帯なのを伺わせる。



沼田ICへ向かう道の途中では、関越道の橋梁(延長1000m)が見えた。
実際走ってみると、夜なら橋であることに気付かないくらいなのだが、
こう見ると先人達の苦労が判る気もする。



ハラが減ったので食事はとんかつで。




有名な渋川伊香保IC付近の展望、夜だと満天の前橋の夜景が見えてなかなか綺麗である。




引き続き埼玉へ帰還を続ける。
以後、無事に帰還。

燃料消費量18.3L。総走行距離274.8km。















次は水上のすぐ近くにある武尊山である。「ほたか」と読む。
水上ICの近くからは上越国境の山々が見える。

谷川岳も良く見える。
土合駅から土樽駅まで、約10時間を要するが完全に徒歩で越えるのも面白そう。
土樽駅方面はやや踏み跡が薄く藪っぽいそうなので、
土樽駅から上がって、谷川岳の頂上を踏み、土合駅に行くのが一番面白そう。



登山口にある武尊神社。
(ダイナミックレンジ32倍)



(ダイナミックレンジ32倍)




(ダイナミックレンジ32倍)
1EVステップで5枚連写してるので、風に揺られている旗が何重にか写っている。



普段は2km先まで車で入れるはずだが通行止めになっている。
仕方が無いのであるいて進む。



途中にある雪渓の横断。
シュルンドが口を開いており、下にはみずがガンガン流れている。
おっこちたら悲惨な状況になりそう(死ぬほどではない)。



ときおりこういうものがある。




懺悔坂、と読むのだろう。
適当にそれっぽいニセ標識(適当な尾根に「山田尾根」とか)をくっつけたりしたら
こういう風にネットの山行記録に掲載されることもあるのだろうか・・・?



途中にある水場。水場・・?
斜面を滑りおちると必ず一番へっこんだ写真の場所に行くことになるので、
自動的に滝に飲み込まれるという結構ひどい仕様。




急斜面を登りきると稜線に出る。雪庇が発達しておりやや怖い。




ハイマツが続く稜線




なかなか良い天気。また日焼けしそう。




で、山頂に到着。
山頂標識には、「武尊山山頂 HOTAKASAN SANTYOU」とある。
SANTYOUとか書いた奴でてこい。



1等三角点。









恐怖の雪崩多発斜面の下降。
斜度は30度〜45度くらい、ピッケルを持っているのでそれほど恐怖には感じないが、
ピッケルを持たないパーティは引き返していた。
それよりも雪崩が怖い。



新緑が芽吹く。




上には100mくらいしか高さが無いのにどっからこんな大量の水が・・・?




林道に出ればあとは登山口まで歩くだけ。
しかし、これが林道なのか?藪が張り出して幅員1mくらいまで減ってるし、
林道なのに渡渉があるし。



登山口まで戻る。




土合駅。
列車の本数が極端に少なく、車で来るのが一番良い方法だ。

ダイナミックレンジ4倍。


ダイナミックレンジ4倍。




広い敷地が、過去には留置線などがあったことを伺わせる。
いまは全て線路が剥がされて1面1線のホームのみ。



今度は湯檜曽駅。




ダイナミックレンジ32倍。




ダイナミックレンジ32倍。





湯檜曽駅の下りホーム。




上の2枚はダイナミックレンジ64倍(+6EV)。
通常のデジカメが8EVほどなので、合計14EVほどのダイナミックレンジとなっている。
これは人間の目のダイナミックレンジと同じであるので、ほぼ見た目に近い写真である。




湯檜曽駅のぼりホーム。




上毛高原駅から、新幹線で埼玉へ帰還。




腹が減ったのでそばでも食べる。




気温は上毛高原駅で既に28℃、埼玉では真夏日になったようだ。
やっぱり暑い日は山に限るな。

以上、無事に帰還。


燃料消費量4.13L。総走行距離79km。