旅行記
2009/04 会津駒ヶ岳
会津駒ヶ岳は、福島のはるか秘境にそびえる2,133mの山である。

日の出が綺麗に見えた。今日も良い天気になりそうだ。

桧枝岐(ひのえまた)村は人口密度日本最低の自治体である。
ここまでは東北道の西那須野ICから90km程度の一般道走行になり、
基本的に何も無い道路が続く。
これはこれだけでツーリングに面白そうである。

ネットで有名な、階段から始まる登山口。

途中にはなぜかNHKのアンテナがあった。

山頂近くはのっぺりとした感じになっており、縦横無尽にシュプールが刻まれている。
エキスパート・スキーヤー及びエキスパート・スノーボーダーが滑走した跡である。

上空を飛行機が通過する。
ここは、成田→日光NDB→ハバロフスク→シベリア上空ルート→欧州に至る航空路になっており、
国際線の旅客機が頻繁に通過する。
そのため、4発機の通過が多い。

雪はここ数日の高温でグチャドロになっており、
歩くと10cm以上沈むためにかなりエネルギーを消費させられてしまう。
エキスパート・スキーヤーは、スキーを履いているためにあまり雪に潜らない。
登山者よりも歩きやすようだ。
エキスパート・スノーボーダーは、ボードを背負っているために登山者よりも大変そう。
(スキーと違い、ボードは装着していると徒歩で登ることができない。)
そのため大半の人がスノーシューを履いているが、これはこれで荷物になって大変そうだ。

今回宿泊の「駒の小屋」
収容人数は30人となっているが、
部屋は15畳程度であり15人程度が適正人数とも言える。
費用は3000円と非常に安い。
宿泊者の2/3は登山者、残りはエキスパート・スキーヤーといったところだ。
スキーヤーは滑走して帰れば帰りは1時間も掛からないので、
小屋に泊まる意味があまりないからな。

部屋はこんな感じ。
布団は大量に用意しており、寒い夜を過ごすことにはならなさそう。

ある程度の補給物資も販売されており、
食事に困ることは無い。
ただし賞味期限切れのものもある(これらは100円引きになっている)。

時間もあるので山頂まで往復。当然嫁も持参。
会津駒ヶ岳(2133m)の山頂標識は3m近くある積雪によりかなり埋まっている。
今回は3人パーティだったが、残念ながら機長がバテバテになっているので小屋で休憩している。

遠くには小屋が見える。
結局頂上までは5時間半を要したことになる。コースタイムは4時間なのでかなり多く掛かった。

会津駒ヶ岳の頂上は、普段は樹木に覆われて展望がないが、
冬は積雪により3mほど高い場所から見渡せるので360度の展望が楽しめる。
なお、右に見える山は燧ケ岳(2356m)、東北地方最高峰。

赤外線で撮るとこんな感じ。

帰りは雪面を疾走する。
スキーが80km/h以上出るのに対してこっちは20km/hが限界、しかも疲れる。

で、夕食。
素泊まりの小屋なので、食事は各自で用意になる。

小屋には電気が来ておらず、アルコールランプによる照明となる。
20時以降の消灯後は真っ暗。

遠く、中ノ岳(2085m)山頂へ夕日が沈む。
中ノ岳は上越国境となる山で、ちょうど利根川の最源流部に位置する。

拡大するとこんな感じ。

グジュドロの雪も、帰りは逆にエネルギーを吸収してくれるために、
膝に優しく非常に歩きやすい。

小屋から1時間半程度で登山口まで帰還、
ここから更に20分ほど下り車へ到達。

帰りは桧枝岐温泉に入り、車で埼玉へ帰還。
帰る途中にずっとアニメを見ていたが意外と面白くて見入ってしまった。
で、埼玉でステーキを食べて解散。

(参考)
成田からシベリアルートへ至る航空機から撮影した福島県の奥深い山々。
上空を通過する航空機からはこんな感じに見えていたのだろうと思われる。
筆者撮影。
大半の写真は友人撮影、撮影機材NikonD80。多謝。