旅行記
2008/12 雲取山
雲取山は、東京都の最高峰である。

始発電車に乗って奥多摩駅方面を目指す。

奥多摩駅。
到着の列車の乗客の9割はハイキングの連中でワロタ。

そこから先はバスで登山口へ。

登山口には微妙に駐車場もあるが、
ここから徒歩30分ほど登ったところにも駐車場があるので、
車利用ならその分だけ時間が節約できる。
ただし同じ場所に下りてこないといけないが。

一定のゆるやかなのぼりが続く。
地面の状態は非常に良好で、ネットでは「原チャで山頂直下まで行った」との報告もあるほど。
なるほど、確かにこれならば原チャで走り続けることができる。
他にも、自転車部がMTBで山頂直下まで行った報告があるなど、
雲取山まで車両で行くのは比較的メジャー(?)なようだ。
また、山小屋までの物資の搬入には実際に車両が使われている。

適度に山小屋があり、休憩には良い。
ここは素泊まりのみの小屋。

尾根の部分は木がないため爽快な山歩き。

見晴らしが良い稜線を歩く。
登山口から頂上までは標高差1500m近くあり、実は意外とキツイのである。
低い山だからといってナメてると結構疲れることになる。
標高差1500mということは、1時間300mの法則から言えば5時間程度で上がれるだろう。
実際には4時間半掛かっているが、妥当なところだ。

雲取山へリポート。
扱い上は場外離発着場。

奥多摩小屋。
同じく素泊まりのみ。

この辺から雪が現れる。
だが道は相変わらず平坦で、原チャで走れそう。

航空機も頻繁に上空を通過する。

頂上が見えてきた。
雪はあるがアイゼンは不要。

頂上から、登ってきた尾根を見渡す。
関東平野が見えるはずだが、曇っていて見えなかった。残念。

頂上直下1分の場所には避難小屋がある。

中は非常に綺麗。
寝袋と自炊用具さえ持ってくればここに十分泊まれそうだ。

頂上では記念撮影をして、山小屋に向かうことにしよう。
関東方面の展望が得られないので、明日の朝イチにまた頂上まで来てみよう。
きっと澄んだ朝の空気の中に、関東平野が見えるはずだ。
写真はレッツノートW2の広告ポスター風。
ってかノートPCは重かった。

で、山頂から20分ほど下ると今回の宿、「雲取山荘」
山頂からの降下は、北面の斜面と言うこともあり雪がガチガチに凍り付いており、
アイゼンが無いと通過は不可能と思われる。
写真は暗くなってから撮影したもの。
ダイナミックレンジ12倍。
見た目に近い雰囲気だが、模型かCGのような写真になった。

2時半にチェックインしたため、まだ客は少ない。
ここは、8畳部屋が基本なので、グループの客には個室対応をしてもらえる。
何人から個室対応になるかはその日の混雑によるが、
この日はおおむね3人以上のグループは個室になった模様。
コタツもあるし、仲間同士で貸しきればなかなか楽しい予感がする。
ちなみにコタツは電気ではなく、炭を使ったものなので翌日朝まで十分あったかい。

小屋の中はこんな感じ。
本が大量に陳列してある。
ダイナミックレンジ4倍。
周りの人たちの装備を見ていると、
アイゼンは、4本刃が4割、6本刃が5割、それ以上が1割くらい。
ピッケルの所持率は1割くらい。
雲取山自体にはピッケルは不要だが、それより奥に行く人たちなのであろう。

テン場は山荘から少し下った場所にある。
頂上の避難小屋が魅力的なのであまりここでテントを張る必要性は少なそうだが。

日が暮れてくると関東平野の夜景が綺麗。
だが、関東全域が見えるわけではない。
「関東全部が見えるのは頂上避難小屋だよ」と言われて涙目。
まさか夜に頂上まで往復50分を行く勇気もないし。

暗くなってくると雰囲気もいい感じに。
ダイナミックレンジ12倍。
なんだかやわらかい雰囲気の画像に。
しかし日没を過ぎて5時になるのにまだ到着する人がいるのにはびっくりする。
夏山では日没2時間前には到着、という原則からすれば、
今回は最低でも14時半には到着しておきたいところ。

暗くなると星と夜景が更に綺麗になってくる。
地球の自転で星が少し流れている。
重い三脚(といっても300gくらい)を持っていった甲斐があった。
露光60秒、F2.8(開放)、ISO200相当

夜になっても航空機は頻繁に飛んでいる。

月をMAXズームで撮影。

夕食はこんな感じ。
ご飯のお代わりは自由。
夕食は6時から、朝食は5時半から。
メシを食べ終わるとやることがないのでとっとと寝ることにする。
普段足りてない睡眠時間を山小屋で補給するのは毎度のことだ。

深夜に目が覚めたため、あたりをうろつくとみんな寝静まっていた。
常夜灯のみがうっすらと点灯されて非常に静か。

受付も無人で誰もいない。
ホワイトバランスがおかしいのか、全体的に赤くなっている。

外に出ると、都会の光が明るいものの満天の星空。

夜景もかなり綺麗。

で、翌朝の日の出を待つ。
7時半就寝、6時半起床。11時間睡眠。非常に良く寝れて満足。
ちなみに6時半に起きたら相部屋のメンツは既に全員出発済であった。

太陽が昇ってきた。
日の出を見たので、部屋に戻って出発準備を整えることにする。
7時半出発。雲1つない快晴なので、もう一度山頂へ行くことにしよう。

で、山頂からの眺め。
奥に光を受けて輝くのは東京湾。
方向を照らし合わせると横浜方面のようだ。

拡大すると、確かに横浜であることが分かる。
1棟の高いビルはランドマークタワー。
その右奥に見える東京湾に突き出した細い半島は富津岬。
房総半島の形がはっきり分かる。
横浜までは距離75km。

360度の展望で非常に満足。

東京のビル群は霞んで見える。
写真の右下に見えるのは、米軍横田基地だと思われる。

富士山は見るたびに雪が下がってきている。

避難小屋に宿泊していた人も結構居たようだ。

雪と青い空が綺麗。

雲取山は東京都の最高峰であるが、山頂看板には「SAITAMA PREF」と書いてあった。
さて、今回は奥多摩駅方面から上がってきたので、
反対方向の三峰神社へ下山することにしたい。
公共交通で行くと縦走ができるのが最大のメリット。
雲取山は、奥多摩の最奥部の山であると同時に、
奥秩父縦走路の起点でもある。
どちらかというと、埼玉県民には秩父の山というイメージが大きい。

途中の山でシカを発見した。
人間への警戒心はそれほどないようだ。
雪があるが、このへんまではずっとアイゼンを装着しながらの下降になったので、
どうしてもペースが制限されてしまう。

白岩小屋。
冬季は営業をしていないっぽい?

この辺からもう三峰神社を見ることができる。
到着地点を見るとだいたいの距離が感覚でわかるので精神的に良い。

特異な形をした両神山と、その奥には真っ白の浅間山が見える。

霧藻ヶ峰休憩所。
ここは冬でも営業している。

上を見ると小型機が何回も上空を通っている。
往復していることから航空写真でも撮影しているのだろうか。

三峰神社まで下山すると、
登山口の入り口が鳥居になっていた。

雲取山から三峰神社までは10.7km。
ただ平地を10.7km歩くだけなら楽勝だが、かなりアップダウンがあり、意外と苦労した。

三峰神社。
バスの時間まで50分あるので、三峰神社でも散策してヒマを潰すことにしよう。

ダイナミックレンジ25倍。
派手目な色の建物と相まって、まるでCGのよう。

ダイナミックレンジ4倍。
これ以上DR拡大すると、派手な色がくすんでしまう。

神社からは雲取山が見える。
頂上直下すぐに見える建物は雲取山荘。

バスで1時間で三峰口駅まで戻る。
ここからは秩父鉄道で帰ることにしよう。
| 標高 | 時間 | 標準 | 実際 | |
| 鴨沢 | 550 | 9:30 | 0:00 | 0:00 |
| 七ッ石小屋 | 1600 | 11:45 | 3:05 | 2:15 |
| 奥多摩小屋 | 1780 | 13:00 | 4:25 | 3:30 |
| 雲取山 | 2017 | 14:00 | 5:20 | 4:30 |
| 雲取山荘 | 1820 | 14:40 | 5:40 | 5:10 |
| 雲取山荘 | 1820 | 7:30 | 5:40 | 5:10 |
| 雲取山 | 2017 | 8:00 | 6:10 | 5:40 |
| 白岩小屋 | 1760 | 9:40 | 8:00 | 7:20 |
| 霧藻ヶ峰 | 1523 | 10:50 | 9:15 | 8:30 |
| 三峰神社 | 1100 | 11:55 | 10:25 | 9:35 |