旅行記
2008/11 京都

最初の便に乗ろうとすると、まだ羽田は真っ暗だ。

厳冬期の南アルプス。
太平洋側なのにいつのまにこんなに雪が積もるのか謎。

いつものように青い成層圏が上に広がる。
飛行高度が低いのか、普段よりは青くない。
なかなか日が昇ってこない。
西に飛んでいるためだ。
ちなみに高緯度だと、地球の自転よりも速く飛ぶこともできるため、
夕日が西から昇ってきたり、朝日が東に沈んだりする。
ヨーロッパに行く時に同じ状態になったことがある。

小牧。

こっちの機の高度が低い原因はこいつか!
ANA機だろうか。
ちょっと上の高度(たぶん600m上)をずっと飛んでいた。
速度はこちらのほうがやや速かった。

琵琶湖に架かる橋。

無事に神戸空港に着陸。
太陽の高さは羽田出発時よりちょっと高いくらい。
西に向かって飛んでいたためである。

JRで京都まで移動する。
三宮からは京都まで50分。新快速速杉わろた。

今回はバイクを導入したために、非常に効率よく各地を回ることができるはずだ。
道は混雑しているがバイクなので余裕余裕!
ただ京都の運転は荒く、ちょっとヒヤヒヤすることもあった。

平等院鳳凰堂。
10円玉に書いてあるアレだ。
HDR合成によりダイナミックレンジ4倍。
50倍とかになっちゃうと人間の目よりもリアルになってなんだか模型っぽく見えてしまうが、
4倍くらいなら割と自然な感じかも。
言われなければHDR写真と気付かないくらい。

紅葉が美しい。

宇治上神社

紅葉の絨毯になっている。

美しい庭園。

東寺の5重の塔。
京都駅からすぐにあり非常に便利な位置にある。

人大杉。

しかしこれだけ紅葉のベストシーズンなのに、
街がところどころでクリスマスの飾り付けなのは理解に苦しむ。
12月に門松が飾ってあるくらい不自然である。

嵐山高雄パークウェイは料金所以降は2輪車通行禁止になっており料金所で追い返された。
残念。

高山寺。
普通に撮影すると周辺が明るく、屋根の下が暗くて黒つぶれしてしまうので、
1/3秒、1.3秒、5秒、15秒でそれぞれ露光した写真を合成した。
ダイナミックレンジは通常の45倍。
人間の目よりもダイナミックレンジが広いのかのっぺりとした、模型のような写真になった。

高山寺の参道。
ダイナミックレンジは30倍。まるでCGのような美しい画になった。
今回の旅行のベストショットに認定したい。
なぜCGに見えるのかというと、
高ダイナミックレンジのために暗い影が無くなっているためと、
コンパクトデジカメによる撮影のために近くも遠くもピントが合っているためである。

参道の階段。
ダイナミックレンジ30倍。やはり模型かCGのようになった。
京都市広報ポスター風。

夜の清水寺。人大杉。
あまりに人が多いので、長時間露光で人を消そうと思っても限界がある。
デジカメに内蔵の減光フィルター(ND10)を任意で使えたら便利なんだがなぁ。
と思ったらこれの後継機種(パナソニックFX150)では、
マニュアルモードにするとND10のON/OFFが選択できるようになったようだ。

せっかくライトアップされた紅葉を撮ろうと思っても、
風が多少あり、長時間露光すると枝が揺れてなんだかボケボケな感じに。

風がやんだ、と思った一瞬を狙ってもなかなか難しい。
写真中央で光っているのは蛍ではなく反対側で撮影している人のフラッシュ。

ライトアップのビームが京都の街中へ向かっていく。

清水の舞台の上で光っているのは、カメラのフラッシュ。
夜景に向かってフラッシュしても、発光信号を送るくらいの意味しかない。
清水の舞台がマジで重さで崩壊するのではないかというほど人が密集している。
満員電車並みだと600kg/uくらいいくので、
本当にヤバイかもわからん。
当然ながら建築当時に積載荷重を計算して設計しているわけない。

なかなか綺麗。
清水寺に行くのも一苦労(超渋滞)だったが、帰るのも一苦労だった。
とはいえ、バイクだからまだマシなほうで、
車やバスは全く動いていないようだった。
多くの人は最寄り駅から40分以上歩いていた様子。

で、本日の宿に転がり込む。

比叡ケーブルカー。
山の上のほうは紅葉が終わっている。

大津VORだと思ったら単なるNTTの無線中継所だった。

比叡山延暦寺。
実は滋賀県にある。
ダイナミックレンジ16倍。
空がくすんで見えるのはダイナミックレンジが広いため。
延暦寺は京都からケーブルカーで登ってロープウェイに乗って、
山頂からすぐだろうと思ったら違った。
林道を2km歩かなければならず、結構遠いのである。
で、2kmを約15分のトレイルランになった。
ってそれはトレイルランじゃなくて単に時間無かったから走っただけだろうと。

ケーブルカーの終点駅からは、京都市街が一望できる。
午前10時ということもあり、そこそこ空気が澄んでいる。

はるか遠くには大阪の町並みも。
ちなみに大阪駅までは距離50km。
東京でも、新宿のビルから横浜や埼玉新都心が余裕で見えたりするので、
この位の視程は冬なら普通であろう。

できれば比叡山はバイクで行きたかった。
残念ながら比叡山へ至る有料道路(比叡山ドライブウェイ)は二輪通行禁止なのだ。

登山の時のクセでついつい地図がほしくなる。
まぁ、実際バイクで巡るにも地図は必須。
車と違ってすぐに確認するためにはポケットに入れておかなければならず、
文庫本サイズの地図が最適だ。

はやめに伊丹へ移動。
A滑走路への着陸機は、新大阪の直上をパスして進入してくる。
ターミナルビルからは、大阪の町並みがはっきり見え、距離が近いことを実感させる。
ちなみに距離は12km。
滑走路端から新大阪までは6km。
誘導に従い3度のパスで降下してくるとすれば、新大阪上空では高度300mしかなく、
東京タワーは建てられない。
実際、新大阪では航空法の制限により建築物の高さの上限があるため、
高いビルが建てられないとのこと。
それよりも大都市の直下が進入ルートになってるって安全性の面からどうなのよ。
距離6kmでは、300km/hで進入してくる航空機からすれば、
着陸1分前であり、事故率が高い「魔の11分」に該当してしまう。

やや曇り模様であったが、離陸してしまえば関係ない。

名古屋までくると空が晴れ上がって(地面が晴れ下がって?)きた。
名古屋駅のセントラルタワー、名古屋城、100m道路、名古屋高速がはっきりと確認できる。

建設中の第二東名の本線料金所だろうか?
SAならば上り線と下り線が同じ面積になるはず。

東海環状道路の橋だろうか。
だいぶ前に車で通った覚えがある。

廃止された東名高速の豊橋検札所。
ETCの普及に伴い意味を失ったことから廃止された。
両側の敷地がなんか勿体無い。
非常駐車帯か、簡易PAにすれば面白いのに。

東名高速を沿って東に進み、静岡上空に差し掛かる。
当然車を物凄い勢いで追い抜きまくるのは言うまでもない。

建設中の静岡空港。
滑走路の舗装が完成したようだ。
左側には滑走路を延長できそうなスペースもとってある。
天然ボケな有視界飛行のパイロットが間違って滑走路に下りないように×印がペイントしてある。

拡大するとSHIZUOKAの文字と、完成間近のターミナルビルも見える。

JAL機とすれ違う。
相対距離10km程度、相対速度Mach1.6程度?
かなり速い。

静岡、焼津の先には美しい富士山が見える。

静岡県の形がはっきりと認識できる。

伊豆半島に差し掛かる。
伊豆の山々はまだ雪化粧はしていないようだ。っていうかするのか?
水平飛行を継続していると、
まるで自分が飛んでいるのではなくて地面が動いているように思えてくる。

伊豆大島上空を通り、羽田にアプローチ。

東京湾を一望できる。
このあと、勝浦上空を通り、市原市上空、幕張メッセ沿海を経由して、A滑走路に着陸。
着陸寸前に見えたPAPIは4つ赤だった。
後ろの席だったので、操縦席からはちゃんと2つ白2つ赤に見えているはずだ。だぶん。
以上、秋葉に寄り無事に帰還。