旅行記




2008/09 湯俣温泉


湯俣温泉とは、長野県の信濃大町の奥地に位置する温泉である。
徒歩でしかいけず、約3時間掛かるため、秘湯の1つとして数えられる。

今回は、高校時代に計画したものの、様々な面で挫折したことから、
そのリベンジを果たすために、高校時代の当時のメンツで、再びチャレンジすることとした。



高校時代と違い、車が使えるのが非常に大きい。
そのため、アクセスは非常に容易になった。



上空をグライダーが通過した。
どの滑空場から上がってきたのだろうか。
重量が軽いのか、向かい風なのか、何故かこちらのほうが速かった。
こっちが55KIASだが、グライダーの最適滑空比速度もそんなもんだろう。
セスナ172だって70KIASだし。



正面には八ヶ岳が見える。
この夏はあの頂上まで行ったんだな。我ながら頑張ったな。



再び小型機が通過。



途中、燃料を補給して山を目指す。

次に買出しだが、信濃大町のジャスコでやることを予定していたが、
結局もっと手前のアップルランドになった。
最近、長野に山登りにいくたびにアップルランドで買出ししてる気がするな・・・・。



だんだんと山道になってきた。
七倉ダムを越え、標高を稼いでいく。


駐車場に到着。
ここからはタクシーしか入れないためタクシーで先を目指す。


宴会の食材も入っているため装備が満タンである。
左のリュックは詰め込みすぎて裂けてしまった。



高瀬ダム。
日本一のロックフィルダムだそうで、遠目には岩を積み上げた壁のように見える。


ダム湖ってなんでこんな色なんだろうか。




ここから先は林道となり、徒歩で湯俣温泉を目指す。
湯俣温泉まではコースタイム2時間50分。
うち、1時間は林道歩きとなる。



林道区間を50分で歩き、その先は登山道になっている。
だが、2時間の登山道区間も、標高差は100mもなく、ほぼ平坦な道で非常に歩きやすい。
平坦ということは、体重による体力の差も出にくいということになる。



途中にあった「名無避難小屋」という名前の避難小屋。



紅葉が始まっている。



横にはずっと河原が続く。
河原には車両が通った跡があり、湯俣温泉のかなり近くまで車でいけるようだ。



遠くには槍ヶ岳(3180m)が見える。

「アルプス1万尺」の歌で、「♪小槍の上で〜」という部分があるが、
あの小槍というのは頂上のすぐ右に見えるかなり尖った岩である。
地図を見てみると道は無い。
ロッククライムするしかない。



そんなこんなで2時間半ほどで湯俣温泉に到着。
基本的に山小屋なので、設備には期待してはいけない。
しかし、風呂と個室があるのであれば基本的には民宿とそんなに変わらない。



部屋は4人で6畳の部屋、十分に広く快適だ。




山小屋なので大部屋もある。二段ベッドで蚕の寝床になっている。



やっぱり山小屋の雰囲気はよいな。




さて、湯俣温泉から徒歩15分ほどで、真の湯俣温泉に行ける。
この橋、というかこの辺の吊り橋は「1人ずつ渡ること」という注意書きがあるが、
ぱっと見そんなに弱い構造にも見えない。
4人一気に渡っても大丈夫だろう。
まぁ、ちゃんと1人ずつ渡るけどな。



河原から温泉が湧き出しており、適当に囲うと即席の温泉となる。




まるで噴火口のようだが、源泉が84℃の熱湯のため、激しく湯気が立っている。




これが温泉が湧き出す岩の本体



遥か山奥にこんなところがあるとは。
対岸にある噴湯岩まで渡りたかったが、ちょっと流れが速く怖い。
たぶん4人で流れに対して平行に隊列を組んで渡れば渡れないことはないだろうが・・・。



というわけで、露天風呂築造工事を始める。
山小屋からシャベル2本を借りて、石で壁を作ったりと結構な重労働である。
混合比を上手く調節しないと、フロ全体が均一な温度にならず難しい。

地面から80℃の熱湯が湧き出してくる一方、
0℃近い沢の水も入ってくる。
浴槽を2つ作り、上流側の浴槽で混合して40℃程度にしたあと、
下流側に流すのが良いという結論に達したが、なかなか難しく、調整は難航した。

だが、4人の叡智を結集して(?)快適なフロ作りに成功、
足湯ではなく全身浴を楽しむことができたようである。


結局、時間がかかり日が暮れてしまい、
ヘッドランプなしでは帰れないくらい暗くなってしまった。




露天風呂を満喫したところで山小屋に戻り、ぐだぐだと宴会タイムとなる。

4人で6畳の部屋なのでフルに布団を展開すると3人分しか敷けず、
僕はロイヤルシングル(=押入れ)で寝ることにした。



夜には満天の星空が広がっていた。
ISO800、90秒露光。なんという高画質。肉眼よりも暗い星が見えているのがびっくりである。
フォトショで16倍相当まで増感処理しているので、実質ISO12800といったところだ。


翌朝起きると、気温はマイナス1度であった。



朝7時半と、山小屋としてはかなり遅い時間に出発。
途中で撮影を楽しんだりしてゆっくりと戻ることにした。



林道区間は林道なので当然車も通る。
なんだかなといった感じだ。



車まで戻り、車に乗り帰路につく。

松本まで出て、焼肉食い放題で腹を一杯にし(どうみてもカロリー黒字)、
中央道の渋滞が始まらないうちに、東京まで帰ることとしたい。



また上空を小型機通過。なんか随分多いな。







中央道を快適に疾走して東京を目指す。



今度は陸上自衛隊のヘリであろう。どこからどこにいくのかは謎であるが。



残念、中央道の渋滞に捕まってしまった。

燃料消費量42L程度、総走行距離600km程度。
交通費はタクシーも含めて2.5万くらい掛かったが、4人で割れば激安である。
総旅費15kだったから、交通費よりもむしろ宿代が高かったことになる。
やっぱり皆で行くのは良いな。


車(三菱COLT)を出してくれた友人にも感謝、
撮影(NikonD80)係をやってくれた友人も感謝である。