旅行記
ここは 秋葉原系のいろいろなページ の別館です。
2008/06 磐梯山ハイキング
白馬山荘行きへの自主練習として、近所の山に登った。
東北新幹線で郡山まで。
大宮⇔郡山まで無停車の臨時の「つばさ」に乗ったのだが、
E3系で275kmhの性能を持っているのにも関わらず、
ダイヤは臨時のためかなり寝ているようで、常時210kmhくらいを維持していた。
矢板SA付近と新白河駅付近で東北道と並走するが、
東北道の車をゆっくりと追い抜く。
アウトバーンなら逆に車に追い抜かれかねない。
ちなみに「4km1分⇒240kmh」ということを覚えておけば、
携帯電話のストップヲッチで簡単に速度を測ることができる。
磐越西線の快速列車からも山が見える。
猪苗代駅。
ゴンドラリフトを登ると、もう1190mに達するので頂上まで630m。
標高差300m/hが相場なので、2時間あれば楽勝だろう。
既にこの時点で巨大な猪苗代湖が一望できる。
ゴツゴツした岩場を登っていく。
登山者は少ない。
頂上直下には小屋がある。トイレはない。
頂上には小さな祠がある。
標高1819mの頂上にて。気圧825hPa。
っていうか高度計ならこっちのほうがしっくり来るのは僕だけか?
(写真は高度2600m)
人大杉!
のぼりの登山道ではほとんど人が居なかったのに頂上に来たとたんこの人数。
みんな違うルートから登ってきているようだ。
遠足の小学生がたくさん居るが、小学生の体力は本当に凄い。
1日の発生エネルギーは大人と大して変わらないのに、
体重は半分だから、マジ登山では最強だ。
山頂にて。
裏磐梯の桧原湖が見える。
やや曇っているのが残念。
(C)Microsoft
フライト・シミュレータで磐梯山を飛んだ。
上の写真とほぼ同じアングルだ。
6000ftにもなると地面効果外ホバリングが難しい。
ましてや現実は不安定な気流の山。
山岳救助隊のパイロットの皆様のスキルは相当に高いのではないかと思われる。
MAXパワーでホバリングを維持するもの、
ちょっと負荷を掛けるとすぐにN2が低下してLOWPRM警報が点灯してしまう。
そのまま無理に引き起こしを続けて、
穂高岳のヘリポート(9000ft)に着陸失敗した事故があったな、そういえば。
高度が高いと離着陸だけでも結構大変だ。
樹林帯を下っていく。
4合目(磐梯山はMAXで5合目まで。別に噴火で頂上が吹き飛んだわけではない)
4合目にある弘法清水小屋。
ここも頂上への最後の休憩地点として人がにぎわっていた。
水が湧き出している。
水量は少なく、1L/min程度。
中学生が40人くらい並んで次々とペットボトルに水を補給していた。
頂上に近く、これより上にはトイレはないので汚染の心配は少ない。
地下水であることからも、飲用は充分可能なようだ。
標高1600m。ちょっと空が下界より青いかな?
ってか中学生大杉。
草原を快適に下山する。
人が溜まっているところは黄金清水。
ここも弘法清水と同様水が湧き出しているが、
水量は10倍くらいあり、水温も低い。顔を洗って生き返る。
こっちのルートはだいぶ人が少ない。
猪苗代湖と猪苗代市街が見える。
無事に駅まで到達し、帰路につく。
快速あいづは、特急型車両を使っているので実に快適。
ってか首都圏の新特急とか踊り子と車両を交換してほしいくらいだ。
郡山駅。新幹線が下をするすると駆け抜けていく。
ちなみにこのビルは福島県最高峰だ。
そういえば飛行機からもこのビル見えたな。
参考
羽田→旭川便から見た磐梯山。
羽田→旭川便から見た桧原湖。
羽田→新千歳便から見た猪苗代湖。
このくらい晴れてれば綺麗に見えただろう。
今回の歩いたルートは上記のとおり。
コース
区間 番号 |
区間 | 標高差 m |
標準タイム (累積:分) |
実際タイム (累積:分) |
1 | 翁島登山口⇒山頂 | +630 | 90 | 90 |
2 | 山頂⇒弘法清水 | -200 | 110 | 120 |
3 | 弘法清水⇒表磐梯登山口 | -720 | 265 | 230 |
計 | +630 , -920 |
コースタイムどおりというのはちょっと厳しい。
白馬では、3人〜5人程度になると思われるので、
もう少し余裕をみたほうが良さそうだ。
登山口のまとめ
スタート標高 | コメント | |
八方台 | 1190 | 最も人が多いルート。 スタート標高が高く、危険箇所もないためほぼハイキング。 実際に遠足の小学生・中学生軍団はこちらから登ってきたようだ。 楽で安全だが、西側から登るので眺めは良くないらしい。 |
表磐梯 | 700 | 最も公共交通(JR)に近くアクセスが良いが、 標高が低いので登るのはきつい。 ただし眺めは良いとの評。 |
翁島 | 1190 | 時間が限定されるが、 ゴンドラリフトに乗ることで1190mまで達することができ、 一見ラクに見えるが、距離1.2kmで600mを登らなければならない。 岩場が多くかなりきついが、眺めは最高と言われている。 実際人は少なかった。 |
裏磐梯 | 800 | 裏磐梯へ抜けることができるルート。 あまり利用者はいないようだ。(ガラガラだった) |
渋谷 | 650 | 不明だが中級者向けルートのようだ。 |
川上 | 740 | 不明だが中級者向けルートのようだ。 |