旅行記
ここは 秋葉原系のいろいろなページ の別館です。
2008-02 広島
新年に友人が厳島神社に行った話しを聞いて、
僕も行ってみたいと思ったのでいってきました。
行きの便は機材故障のため欠航。
やや早いのANAの便か、次のJALの便を選べと言われたので、
とりあえず前方窓際が取れた次のJALの便を選んだ。
せっかく必死に窓際を予約したのにANAに振り替えられて窓際じゃなくなったら涙目だしな。
お詫びとして1000円の食事券を渡されたが、なんとも納得がいかない気分。
自機の飛行機雲の陰が見える
僕が乗った便はMD-90だった。
初めて乗ったのだが、窓がやや大きく3重窓の厚さが薄いため、
写真を撮るにも景色を眺めるにも良さそう。
行きは300km/hの向かい風を受けているとのことで、
570km/h(対地速度)という新幹線の2倍程度のゆっくりとした速度で飛行。
高度は30,000ft(9km)とやや低い。
さすがは路面電車王国広島!
広島市内は広島電鉄が網の目のように張り巡らされ、非常に便利。
だがバスと同じく遅いのが難点。
市内は均一運賃で150円と安く、運行頻度も多く前の電車が見えるほどなので、
利用客は非常に多い。
広島県庁
奥の高いビルは県警だし、県庁としては低層建築だな。
宮島への連絡線。
JR西日本が運行していて、普通列車扱い。青春18切符でも乗れる。
連絡線からでも厳島神社の大鳥居が見える。
意外とデカイ。距離1kmくらいだろうか。
厳島神社を象徴する大鳥居。
平均海面高くらいだったので、鳥居は水に漬かっていたが神社本体は漬かっていなかった。残念。
回廊
露出オーバー気味で撮影したほうが外の景色がホワイトアウトして良い感じかも。
回廊
厳島神社の回廊はこのように美しいが、
人が多くて非常に写真が撮りにくかった。
人が居ない僅かなタイミングを狙い、撮影したがかなりの時間を消費した。
本殿
デジカメの設定をISO80(最低値)にセットして、
人が居ないタイミングを計って必死に三脚で撮影。
満潮時には、回廊も水に漬かって水の都みたいな雰囲気になるのだが。
厳島神社に付帯するいくつかの神社
原爆ドーム
背景に何も写らない角度は少なく、正面から見ると背景のビルが激しく邪魔。
以降、恒例の夜景シリーズ。
ところで、広島の原爆の威力を以って、核兵器の怖さを語られることも多いが、
現在核兵器の主流は水爆で、こちらの威力は当時の原爆と桁外れである。
例えば、広島原爆の核出力はTNT爆薬換算で15kt(1.5万トン)であるが、
通常爆弾でも10トンのものも存在するため、その爆発力の差は1500倍であるが、
現在のところ最強の水爆はTNT換算50Mt(5000万トン)で、広島原爆の3400倍である。
そのため、通常爆弾<<<原爆<<<<水爆 くらいの威力の差があるわけで、
原爆を以って核兵器の怖さを語る時には、実戦で使用された事を強調しなければならないだろう。
時折燃やされる(?)折鶴。
その為か、1つのブロックを除いてカバーが掛けられており、
「今日はこのブースに折鶴を入れてください」とか書いてあった。
夜の平和記念公園はあまりに広い。火が灯っている台は24時間運転のようだ。
昼は非常に外国人が多い(特に白人系)。
2回ほど日本語で話しかけられた。
「中央公園はどこですか?」と「この電車は広島駅前まで行きますか?」
夜は電車の運転が一切なくなるため、長距離の移動はタクシーでした。
初乗り610円と首都圏よりやや安い。
道路を走る車の半分近くがタクシーではないかと思うほど、タクシーが溢れている。
宿泊は東横イン
20時就寝、2時起床
4時就寝、9時起床
睡眠時間11時間。
ここの一角だけ「広島の秋葉原」状態になっている。
人口比あたりのヲタショップ充実度は埼玉より高そう。
まぁ埼玉都民は秋葉まで出るからだろうが。
広島駅で新幹線の撮影大会。
0系とか久々に見たな。
ひかりレールスターは初めて見たがなかなか良さげな感じ。
多停車駅運転は全部これに任せて、のぞみは高速運転に徹しては?
ダイヤ上で見る限り、そして車内設備を見る限り、のぞみに魅力が薄い気がしてしょうがない。
徐々に東京駅から駆逐されていっている500系
駅から500m先のカーブを曲がって走り去っていく700系
帰りの便も、羽田が雪ということで、3時間20分遅れ。お詫びは同様に1000円の食事券。
JRならば2時間以上遅れると特急料金を払い戻しになるのだが、
1000円の食事券でお茶を濁されるのはなんとも納得がいかない気分に。
広島空港は標高がやや高く雪になっている。
帰りの飛行機は、31000ft(9500m)を1090km/hで巡航。
偏西風に乗り音速越え。拳銃弾より速い。
地平線が丸いのが分かる。