旅行記


ここは 秋葉原系のいろいろなページ の別館です。


2008/01 セスナでフライト




桶川飛行場は荒川の右岸にある。滑走路は600m。
この日も多くの小型機が離発着していた。



これから乗る飛行機。




なんという狭さ。旧規格の軽自動車より狭い。

後ろに友人2人、前の左席(機長席)に機長、前の右席(副操縦士席)に僕が座る。




メーターパネル。

「フライトシミュレータやってるんで多少意味は分かります」と言ったら色々解説してくれた。




フラップス10で、RWY32を離陸。
滑走路は600mしかなく、4人乗ってて最大離陸重量に近いが、400mほどで離陸した。

加速感はまるで電車のようで大して感じない。
ジェット旅客機の強烈な加速感とはまた違う感覚。

滑走路の平滑度はせいぜい高速道路と同じくらいのため、離陸滑走中も結構揺れた。




建設中の圏央道




高度2600FT(700m)を巡航する。

下のメーターは昇降計。現在、100FT/min(50cm/s)でゆっくりと上昇中。




速度は100ktIASを維持。

「新幹線とバトルになると、負けるときもありますが勝つこともありますね。」との機長の弁。
追い風があれば、対地速度は新幹線の240km/hを超えることもありそうだ。


125kt 安全に飛行できる上限速度
160kt 気流が安定しているときのみ許可される上限速度

110kt フラップス10の時の上限速度
85kt  フラップス30の時の上限速度

45kt フラップアップ時の失速速度(条件により変化あり)
30kt フラップス30の時の失速速度(条件により変化あり)


30ktといえば55km/hくらい。一般道の車の速度で飛べるんだから凄い。




(イメージ画像:3G機動中)

機長のサービスでバンク70度の水平旋回をしてくれた。
バンクを取りつつ操縦輪を引き起こし、昇降計をゼロにセットするように機動する。



(イメージ画像:3G機動中)


操縦席から見る景色は、地面が縦になってても重力が自分の下に掛かる不思議な感覚。
横を見ると地面が垂直に感じる。

3Gの強烈な荷重のため、僕の体重は一気に170kgに変化する。
写真を撮ろうと思ってデジカメを持った腕を上げようとしても、腕が重くて水平に保持できない。
なので写真が撮れなかった。残念。

ひざを上げようと思っても、重くてまともに上がらない。
全身の血液が足に集まり、立ちくらみのような感覚に襲われる。

一般的にブラックアウトは3.5〜4.5Gくらいから生じるが、
無訓練の一般人がいきなり3Gでは確かにきつい。





(イメージ画像:0G機動中)


(イメージ画像:0G機動中)


次は逆に0G(無重量状態)を体験。
高度2700FTで、エンジンをアイドルまで絞り、一気に操縦輪を押し上げる。

機内は無重力になったが、「無重力」というより「落っこちている」という感触が強く、
正面に地面が見えるため、恐怖を覚える。

遊園地のジェットコースターやフリーフォールでは体験できない絶叫マシンだ。
絶叫マシン好きにはマジでオススメ。




ピッチダウンしてから、その高度と速度を計算してみる。

計算上は、自由落下状態になってから、僅か2.5秒でピッチはマイナス45度になってしまう。
その後も自由落下を続けると、8秒強で超過禁止速度に達してしまう。





ゆらゆらと関東平野を散歩する

速度は100kt 高度2500FTを維持。



町並みがジオラマのように見える。




ゴフル場は上から見るとはっきりわかる。




桶川へ戻ってきた




600mの滑走路RWY14へ着陸。

横風が強いため、フラップス10で70ktIAS(130km/h)を維持し、やや速い速度で着陸。

ゲームで試してみると、
 ・滑走路手前に着地してしまい(以下略
 ・着地点が奥になりすぎ止まり切れずにオーバーラン
 ・着地時の降下率が大きすぎ足を破損
とかになってしまい、結構むずかしい。


0G無重量といい、3G高機動といい、機長の高い技量が無ければ体験できなかった。
マジ感謝。