旅行記


ここは 秋葉原系のいろいろなページ の別館です。


2007-07 エジプト(カイロ)

今回は空撮写真多め。



エジプトというと世界遺産がたくさんあり、国自体が観光名所・・・のように多くの外国人は思っているが、
エジプトは正真正銘、
             発 展 途 上 国

先進国とは違うものがあるに違いない。




カイロまでは2回乗り換え



ノーコメント




どこまでも続くステップ地帯

ちなみに400km先の地平線のあたりにはイラクとの国境が。


砂漠の空撮写真ってまるで火星の写真に似てませんか?




とりあえずエジプトに来たら絶対に抑えておきたいポイントはピラミッド。来た証拠に写真を。

砂漠の中に佇むように見えるピラミッドだが、実はこの写真の奥は超住宅街。
東京でたとえると、調布飛行場にピラミッドがあるようなものか。


気温41℃

ちなみにエジプトの内陸部は50℃くらいは普通だそうな。
乗り継いだドバイ(アラブ首長国連邦)は45℃だったし。

40℃くらいならば、湿度0%ということもあって、東京よりやや暑い程度。
だが強烈な日差しと、低い湿度のせいでどんどん水分が失われる。

ちなみにドバイの45℃は、湾岸ということもあって湿度は東京より高く、超絶蒸し暑かった。
お年寄りが外出したら命に関わる。


ぱっとみ砂漠の中に佇むスフィンクスだが・・・



スフィンクスの目線の先にはケンタッキーとビザハットが・・・
写真をごらんのように超住宅街。

これがピザハット内部からの写真。なかなかガッカリさせる構図でわろた。

ピザハットから出ると、子供の物売りがブワーッっと寄ってくる。やや怖い。
物売りは1ポンド程度の商品のことが多いが、そんなに売れてる様子はない。
この子らの1日の売り上げがいくらなのか。



ムハンマドが猫好きだったため、基本イスラム教徒は猫好き

たしかにあちこちに飼い猫か野良猫かワカラン猫が・・・。(これは飼い猫だろう)


タクシー(に限らずエジプト全体の車)はマジでグランツーリスモ。

車間5mで飛ばすのは基本、
高速道路は140kmh以上(メーターがぶっ壊れているため推測)で飛ばす、
車線を守らない(そもそも車線を示す白線がない)
歩行者も高速道路を余裕で横断、
何故か追い越し車線を自転車が走ってる、
路肩にはあちこちに壊れた車が停車(※治してる最中)、
バスは停留所でも減速するだけで停まらない(飛び乗る)
赤信号は守らない(停まると追突される)
シートベルトはしない(大抵壊れてる)
タクシーですらエアコンが無い為サウナ状態(もちろんバスも電車も無エアコン)

こんなカオスな状態だから、外務省のページに警告が載るわけだ。



一方、電車は割りと平和。

地下鉄全線(といっても2線しかないが)20円均一で激安。安くて速くて安全。ただし糞暑いのは変わらない。
(安全といっても夜に乗るのは推奨されないとの事)

カイロ首都圏の人口は1500万人程度。ほぼ日本の大阪に相当する。
その割には地下鉄は2線あるのみ。
人口100万の仙台でも地下鉄が2線あることを考えると激しく少ない。
実際、交通渋滞はかなり激しい。
少なくとも大阪並みには地下鉄網が欲しい。



基本アラブ語のみ。
(鉄道は一部英語表記あり。)

数字くらいは覚えないと買物できないし電車にも乗れないので、流石に覚えてしまったが。



市場

このカオス感がまたGOOD。
自爆テロが散発しているらしく、警察官が警備と検問をしていた。(外務省のページに警告あり)


あちこちに警察官が配置されているのは、
観光客を守ろうというエジプト政府の考えからであって、かなり評価は高い。



モスクの中は日陰で涼しいし、寝転べるので休憩には最適。

・土足厳禁(靴を床に置くのもアウト)
・ひざひじを出さない格好(+女性はスカーフ)
・飲食禁止
・騒がない

これさえ守れば異教徒でも全然オッケーなのであちこちのモスクで休憩をとった。
頻繁に休まないと日射病になる。

「おまえの宗教はなんだ?」と聞かれたときには全て「ブッティスト」で回避で問題なし。



カイロ郊外の市場もカオス感がなかなか。


まぁ本当にカオスな場所はデジカメを取り出すと子供が寄ってきて怖かったので撮れなかったのだが。




こういう風に売ってるジュースはおいしそうなのだが・・・ これで腹を壊す日本人が続出。

僕も壊して何度もトイレに駆け込んだ。




なんとネカフェもある!
日本語閲覧可(入力不可)
1時間100円と激安。



ホテルは日本の水準だとややぼろいが、エジプト水準からすればかなりGOOD。


泊まったホテルは1泊3000円程度のもの。
現地の物価ベースで考えれば、4泊で月収に相当する中級ホテルということに。

これだけ高いホテルのため、以下の点が普通の安宿と異なる。
・エアコンがある(超重要)
・シャワーはお湯がでる
・シーツは毎日交換され、虫(ダニや南京虫など)が少ない


ちなみにホテルに自動車が突っ込んで積んである爆弾が爆発するという事件が多い(外務省のサイトより)ため、
入り口は厳重な体制。警備員2名+金属探知機。


ほっとくとすぐに札束になってしまう。


エジプトポンド(以下EGP)の信頼性が問題のため、EGPから外貨への再両替は難しい。
国内でできるだけ使い切る必要がある。(外務省のサイトに警告あり)
この信頼性の問題のため、長距離列車・飛行機・ホテル等は外貨払いが要求され、
EGPは受け付けてくれない罠


同様の理由で、アメリカドル(USD)とユーロを持っていった。
ユーロを適宜EGPに両替して使用、外貨が必要なシーンではUSDを使用。

一気に大量に両替すると札束が来るのでヤバイ。




再両替できないとのことだが、
空港の出発ターミナルにはちゃんと銀行があり両替レートが掲示されている。
ところが、外貨に両替しようとした外国人が銀行から次々と追い返される。

ネット上の情報も総合すると、以下のように言われてあきらめる人が多いらしい。

・営業時間はX時から (空港なので2時間先の時間を言えば大抵飛行機に間に合わない)
・隣の窓口でやっている (隣は何故か空席)
・量が少なすぎるので両替できない
・いまは外貨の手持ちがない (到着ターミナルの銀行にはいくらでもありそうだが。)
・札が汚れているので両替できない (綺麗な札なんてない)
・1日30ドル相当以上使った証明がないと両替できない (証明すると別の理由で断られる)
・入国時の両替レシートがないと両替できない (持参すると別の理由で断られる)

これらの真偽は不明だが、どちらにしろ再両替は困難ということ。




以下砂漠の空撮写真。


エジプトの東方砂漠。



機外は地獄の様相

というかこのアングルで撮ると空が黒く見えてまさに宇宙。


41000ft(12.5km)

地平線が丸く見える。






まさに火星



数100km飛んでも、人が住んでる形跡が見られないのが怖い。

もし不時着したら助けはくるのか?


火星のあの「水が流れた形跡」の写真と同じに見える

まぁここも水が流れるのは年に数回。同じような地形になるのも当然なのか?


まさに火星



これだけ激しい侵食地形は図鑑に載るクラスだろう。




[エジプト]⇒サウジ⇒[ドバイ]⇒イラン⇒トルクメニスタン⇒ウズベキスタン⇒カザフスタン⇒中国⇒[韓国]⇒[日本]

の上空を通ってくる。着陸するのは[ ]で囲った国だけだが。

カザフの上空や中国西域はどちらも夜に通過したのが残念だった。
地上を見ることができれば、さぞ素晴らしい景色が見えただろう。




アシアナ航空の飛行機と並走!

こちらはB747-400で 39000ft 920kmh(対地速度887+向かい風33=対気速度920)
B747は他の機より巡航速度がやや高い(M0.86)が、この時はM0.89。ほぼ最高速度。

この高速のため、ゆっくりとアシアナ機を追い越す。

というか航空路って追い越しはアリなのか・・・。
普通にやってOKなのか、大韓航空のパイロットだから成し得た技なのか、どちらかは不明。



但馬空港

滑走路は短いように見えるが1300mある。


若狭湾 地図と同じ地形が見えると感動



中部国際空港


静岡を通過


富士山が見える




大島空港



以下、成田へ着陸に向けて電子機器使用禁止



特記事項

日本⇔カイロは、途中でソウル、ドバイで乗り継がなければならない。
飛行時間の合計は15時間。ほぼ1泊。
こんな調子なので、機内食は4回出る。
大韓航空の機内食はとてもおいしかった。

航空路は大圏コース(最短コース)ではなく、何度も曲がっている。
政情不安定な国(○スタンとか…)の上空を避けるためらしい。
ちなみに飛行時間の合計は15時間だが、
乗り継ぎ時間やアクセス時間を含めると、
自宅(埼玉県)⇒カイロのホテルまで28時間!
遠すぎワロタ
エジプトの平均所得(1人あたりGDP)は年間15万円程度。
いくら日本で貧乏でも確かに年15万は超えてるわな。
ちなみに日本人の平均所得は400万円程度。
1人あたりGDPは、子供老人などの非労働力人口もカウントしてしまうので、
実際には労働可能者だけで考えると、もう少し高いと思われる。
おそらく年20万円程度ではないだろうか。
飯は一食10円〜。
こんな調子なのに財布に数万円が入っているのだから、
スリ・置き引き・強盗などが多いのも当然と言える。



現地の人が言っていた事で興味深かったこと

「カイロは年間降水量30mmくらい、砂漠地帯だと数mmという場所もある。
 日本は雨が多いと聞いている。300mmくらいは降るのか?」
「いや、日本は1400mmくらい降る」
「信じられない!本当か?」

※本当です
「ギザのスフィンクス前まで連れてってくれ。いくらだ?」
「あー、OK、10ポンドな」
「10ポンド、OK、頼むわ」
↓(よくワカラン街中へ)
「ここだ」
「いやここ違うだろ!」
「あれここって聞いたはずだけど?」
「いやスフィンクスの前!おk!?」
「んじゃ更に15ポンド払え」
「あーーー、おk、わかったわかった」
↓(ピラミッド前のらくだ乗り場へ)注:観光客をらくだ乗り場で連れてくと運転手はマージンが貰える
「はいよ、到着」
「いやここは違うだろう。俺はらくだには乗らん!、スフィンクス前まで連れてってくれ」
「しょうがねーなぁ」

無事到着

カイロの街中は殆ど鉄道がなく、地理に不慣れだと、タクシーでいきなり降ろされたら、
自分が今何処にいるのか全く判らない。
道路の看板はほぼアラブ語のみ。(一応英語も多少はあるが)
そんなわけでしょーがなく要求を呑むしかない。
「料金は15ポンド、約束どおりな」
「はい20ポンド、だから5ポンド釣りをくれ。ちゃんと釣りをくれよ。」
「わかった」(といいつつ20ポンドをしまう)
「料金は15ポンド、残り5ポンドはバクシーシで」
「NO!バクシーシはやらん、かえせ!」
「日本人金持ちなんだからくれよ」
「おれは日本では貧乏だ」
「それでも日本人は金持ちだって」
「バクシーシはやらん!釣り!5ポンド!5ポンド!」

「しょうがねーな、はいよ」
「おk、サンクス」

バクシーシ・・・金持ちのイスラム教徒が貧乏なイスラム教徒にあげる寄付。
         所得の再分配みたいなもの。
         残念ながら僕はイスラム教徒ではないのだ。

「ハンハリーリまで連れてってくれ。いくらだ?」
「2!」
「2ポンドだな?」
「OKOK」
↓(到着)
「はいよ2ポンド」
「いや20ポンドだ。最初に10ポンド札を見せながら2!って言った」
「2ポンドって言ったらOKつっただろ!」
「いや20ポンドだ!」
  (以下不毛なやりとりが続く)
「くそ!しょーーがねぇなあああーーーー」(20ポンド払う)


やはり英語ができないとボられる可能性は上がるようだ