旅行記
ここは 秋葉原系のいろいろなページ の別館です。
2006/11/06-09 香港
1日目 | 自宅→成田空港→香港国際空港→ホテル |
2日目 | ホテル→VictoriaPeak→旧香港空港跡→免税店→ニセモノ市→ホテル |
3日目 | ホテル→香港国際空港→香港→深セン→香港→電気街→Victoria→ホテル |
4日目 | ホテル→香港国際空港→成田空港→自宅 |
旅行は3人。日中は1人行動。
自分のほかの2人は英語はそこそこできる。
自分は全く無理。
大学入試センター試験では、英語70点(200点満点) ちなみに4択問題。
勉強不足どころか 才 能 が 無 い 。
そのため(俺の話す)英語は文法などが全て無茶苦茶どころか、
単語の羅列だったが何とか意思の疎通ができた。
紙とペンを持っていったので、困ったときは漢字と英語と絵を書いて何とかできた。
香港ドラゴン航空
成田⇒香港は2965公里(2965KiloMeter)
行きの飛行機は通路側だったので景色は全く見えなかったが、
離陸は第二滑走路から行った模様。
第二滑走路は2180mと大型ジェット機が離陸できる限界に近い長さなので、
離陸は通常の方法とは異なる。
1.端に停止
2.ギヤ(車輪)にブレーキをかける
3.エンジンの出力を上昇
4.出力が上がってきたらブレーキ解除
5.エンジン出力最大(安全のため5分間しか使用できない出力)
の順らしい。
車で、アクセルとブレーキを同時に踏みながらブレーキを一気に離すと急発進するのと同じ原理。
ジェットエンジンは操作から推力上昇までにタイムラグがあるのでこの方式が採られる。
機内食
Plum Nodle
Beef Sukiyaki with Sukiyaki Sauce
Steamed Rice with Black Sesame Seed
Haagen-Dazs Ice Cream
Roll,Butter
Pacific Coffe
Fujian Oolong , Fujian Super Xian Pian
Tea-Ceylon,Japanese
らしい。
味は安いファミレスのマイナスαくらい。普通に食える。悪く無いと思う。
対地速度 779 km/h
高度 11887m
機外温度 -57℃
中国語は微妙に意味がわかる。
HongKong International Airport 香港國際機場 香港国際空港
かなり規模は大きく、空港のターミナル内に連絡用の地下鉄があるくらい。
地下鉄は2駅、1kmしかないが、3駅に拡張される予定がある。
空港から市内まではエアポートエクスプレス(AEL)が走っている。
写真の水色に光っている路線がAELで、左が空港、右が市街地。
距離35kmを24分で結ぶので、表定速度は90km/h弱か。
最高速度はどこにも書いてないので、
駅員のオバチャンに聞いてみた。
オレ「How much maxmium speed , AEL?」
オバチャン「???」(券売機はあっちだぜ、みたいに言いたげ)
オレ「maximum speed , example , kilometer per hour or mile per
hour」
(公里/小時 と書いた紙を見せる)
オバチャン「fgれんfrfれh6fsんm(←理解不能) One
three five kilometer per hour」
オレ「great! thank you!」
と言っていたので135km/hだろう。
日本の在来線特急程度しかない。
運賃は往復180HK$と高いので、もう少し頑張って欲しい。せめて200km/hくらいで。
ちなみに日本円からの変換レートは、15円≒1HK$(香港ドル)
空港方面の高速道路
4車線で制限速度は110km/h
だが、135km/hのAELから見てもゆっくり追い抜く程度なので、皆120〜130km/hで走っているようだ。
たまにベンツやBMWが超高速(160km/h以上?)で追い抜いていく。
追い越し車線を走っている車は少なく、日本の高速道路と違い、追越が完了したら左に戻る。
ちなみに日本と同じ左側通行。
市街地の道路は死ぬほど混んでるが、高速道路は空いている。
香港島の裏山(VictoriaPeak)から見た中心部(Central)。
香港島の北側、九龍半島から見た中心部。
ちなみに中央のビルは高さ416mの香港國際金融中心ビル
あまりに明るいため、雲に市街地の光が反射して空が明るい。
香港名物のパチモノ市。
各種の偽者が揃っており、非常に面白い。
ブランド物は正規価格の1割以下の値段だが、品質も低いので一発で偽者とバレる罠。
ブランド物には興味が無いので何も買ってない。
こういう系の場所は治安が悪く、スリなどに要注意。
警察官も巡回しており、20人程度が一斉突入するシーンも見たが、日常茶飯事のようだ。
香港の風俗街。
秋葉のごとく、露店で本を売っているオッチャンを見る。しかも結構各地にある。
本の種類は現地のものが多いが、日本の雑誌もある。
右にセブンイレブンが見える。売っているものは日本よりもバリエーションが少なく、かつ店は狭い。
水を買いだめしたが、物価は全体的に日本と同じでぜんぜん安く感じなかった。
ちなみに1.75Lのペットボトルの水で15HK$くらい。
なぜかコンドームが大量に並んでいる。3枚入で20HK$〜。
微妙に安いがここをケチるのは怖い気がするが…
鉄道の駅構内の雰囲気は日本とあまり変わらない。
通路は左側通行だが、エスカレーターは右側に立つ(大阪方式)
エスカレーターは日本は統一規格で1.8km/hの速度だが、香港はまちまち。
しかも日本より速いので意識しないで最初に乗ると少しびっくりする。
通勤電車の雰囲気も日本と似ているが、違う部分がいくつかある。
◆携帯電話は禁止ではないので話している人が結構多い。しかも地下でも電波が切れない。
◆飲食は禁止(罰金5000HK$)。だが、たまに食べている人を見る。
女子高生が食べているのも見たので確実にジモティー。必ずしも遵守されていないようだ。
ちなみに高校は少ないのか、女子高生よりも中学生のほうがよく見る。しかも平日の午前でも居る。
◆寝ている人は殆ど居ない
◆切符は再利用するので折り曲げたりしたら罰金
◆「八達通(オクトパス)」という、日本で言うとSuicaのようなものがある。タッチ式で9割くらいの人が使っている。
地下鉄(MTR)、郊外電車(KCR)、路面電車(トラム)、バス、コンビニ、売店などで使える。
利便性的には、「Suica+パスネット+バスカード+Edy」みたいな感じだと思えばいい。
これだけ利用範囲が広ければ9割の人が使うのも頷ける。
◆全駅にホームドアがある。このため、地下鉄の電車はかなり高速でホームに突っ込んでくる。
加速も良い。ただし最高速は遅い。
◆座席がステンレス製なので硬い上に、高加速のせいでケツが滑る。
◆駅間距離は1km以上と意外と長い。これはバスが短距離を補完しているため。
◆運賃は4〜24HK$と日本の半分程度の相場。
50HK$の1日乗り放題切符を買ったが、券売機で売ってなくてまたしても窓口へ。
オレ「 I want to buy "MTR 1day Pass" for adolt one」
オッチャン「オクトパスじゃなくて?これだと空港へは行けないけどいいの?」(←英語)
オレ「sorry , say again , more slowly please」
オッチャン「(さっきと同じ)」
オレ「OKok」
オッチャン「KCRとかバスには乗れないけど本当にいいのか?」(←英語)
オレ「OKOK, MTR only use」
オッチャン「わかった、OK、50ドルだぜ」(←英語)
ちなみにMTRが地下鉄で、KCRは東京で言うJRみたいなもの。
しつこく聞かれたので、1DAYパスで「KCRのれねーよ!!」みたいな観光客が多いのか?
まとめ
交通手段 | 略称 | 運賃(日本比) | 最高速度 | 表定速度 | 加速 | 駅間距離 |
エアポート エクスプレス |
AEL | 高 | 135km/h | 90km/h | 中 | 10km |
地下鉄 | MTR | 低 | 80km/h? | 35km/h | 高 | 1〜2km |
九広鉄路 | KCR | 低 | 100km/h? | 55km/h | 中 | 2.5km |
バス(巴士) | 低 | 高 | 0.3km | |||
タクシー(的士) | 低 | 高 | ||||
トラム | 低 | ? | 15km/h | 高 | 0.5km |
香港島の中心市街地。2階建てトラムから撮影。前の電車が見える。
車は、殆どがタクシー。タクシーは99%が日本のクラウンコンフォート。
自家用車は高級車もしくはバンが多い。
安い自家用車は殆ど見ない。パッソ、ヴィッツ、Fit、Bbあたりも稀に見る。
香港では庶民は公共交通で充分なため、車を持っているのは金持ちに限定される。
そのため自家用車は高級車が多い。ベンツ、BMW、ポルシェ、フェラーリ、レクサスなど。
貧富の差も激しいようだ。
ツアーの担当者は「私ラ香港庶民ノBMWハ、Bus,MTR,Walkingダヨ!ハハハ!」と言っていた。
3日目の夕飯。
このほかにも色々頼んだが、3人で800HK$(1人4000円くらい)
全体的に香港モノは油っぽいし、箸はどの店でもプラスチック製で滑り止めがないので非常によく滑る。
ちなみに1日目はマクドナルドでメシを食べた。
マックで働いているのではバイトのオネーチャンだが、英語は通じる。
もちろん「すいません、フォークもください」も基本。
身包みを剥がされた時用の緊急用装備。
・50HK$(中国から香港に帰還可能)
・2HK$コイン(電話用)
・大使館などの電話番号、クレカの番号、パスポート番号、ほか
これを財布と別のズボンの内ポケットに装備。
中国本土方面への列車。
普通の通勤電車だったりする。
5ドアで、最高速度は100km/h程度。隣の高速道路の車に抜かれる。
日本の湘南新宿ラインのように、通勤列車なのに1等車がある。料金は運賃と同額。
つまり、2等の2倍で1等に乗れることになる。
香港→中国国境までは、35.5kmで40分。料金は36.5HK$。
ちなみに日本のJRは同距離なら650円なので、やや安い。
1等車は、日本の近郊特急のように、乗っていると車掌が切符拝見にやってくる。
料金の支払いにはオクトパスが使用できるので、殆どの人がオクトパスを使っている。
券売機の札の認識が非常に厳しく、なかなか認識してくれないので窓口で買った。
英語で意思は通じるが、地名を英語で何度言っても判ってもらえない。
地名の発音は何か違うのか?
結局は紙に地名を書いて何とかなった。 「Here→羅湖站 頭等車 成人 one」みたいな感じ。
中国との国境付近(香港側)は、
幅2km程度に渡って立ち入り禁止エリアが設定されており、人が全く居ない。
当然ながら列車で通過する以外で立ち入り禁止エリアに入るとエライことになる。
Shenzhen(深セン)の町並み。
センの漢字はShift-JISでは表示できない。
ここは中国。香港との国境にあるため、中国国内から仕事を求めて人が集まってきており治安が非常に悪い。
正面左に見えるのがShenzhen駅(深セン站)
Shenzhen⇔香港の入出国管理所。
ここで検査を受けて香港に入国する。
香港は中国だが、事実上別の国に入るのと同じ検査を受ける。
むしろ成田などよりも厳しい。
パスポートも必要だし入国カードも書く。
中国語を離せなくても、英語がいければ何とかなる。
看板などは、英語に自信がなくても中国語の表記が理解を助けてくれるため意味は理解できる。
帰りの機内食。
Apple Wasabi with Mixed Vegetables Salad
Sauteed Beef eith White & Shiitake Mushrooms Steamed Rice
Haagen-Dazs Ice Cream
Roll,Butter
Pacific Coffe
Fujian Oolong , Fujian Super Xian Pian
Tea-Ceylon,Japanese
隣のおっさん(欧州人)はワインを飲みまくっていた。
ワサビサラダは流石に食べれないようで残していたが。
台湾の上空を通過中。右に見える都市は台北市内。
台北市は大阪市に相当する規模。さすがに市街地は相当に広がっている。ちなみに撮影時の高度は11277m
このあと、尖閣諸島のやや北、東シナ海ガス田のやや西を通過した。
どちらも微妙な地域で、かつ日本から海路で行くのは不可能なだけに見れるのは貴重な機会だと思われる。
ただしこちら側の席からは見えなかった。残念。
成田へのアプローチ中。
高度は5km程度だが、地形がはっきりとわかる。
地球が丸く見えるがこれはレンズの問題もあると思われる。
右手前に見える白い小魚みたいなのは船とその航跡。
高度11kmの巡航中にも大型の船なら発見できる。
でかいタンカーでも、葉っぱが浮いてるようにしか見えない。